珍スポット巡りでウロウロしてると、「ん?」っと心にひっかかる光景がある。
そんな街角の写真を、解説とともに14個ご紹介いたしましょう。
 

1:顔がサインペンで描かれたお地蔵さん

向島の道端にいたお地蔵さん。



よく見ると

顔がサインペンか何かで描かれているのだ。
お供えものもあいまって、地域住民のお地蔵さんへの愛を感じますね。




2:トイレに貼られたちっちゃな青空

堀切菖蒲園のトイレに貼られていた、青空のカッティングシート。


少しでもすがすがしい気分で用をたして欲しい、っていう心遣いは買うけどね。
貼るなら貼るで、もう少し大きく貼った方が良いんじゃないだろうか。
心の迷いが、幅に出た。




3:説得力が半端ない求人広告

両国駅近くに貼ってあった求人広告


仕事内容:ポスターデザインなどの作成
だって。説得力あるなー。
そら、必要だわ。




4:福笑いみたいなマスコットキャラ

鷹の台駅に掲示されてた看板


タカ要素と耳鼻科要素をむりやり同居させたため、マスコットキャラがエラい事になってる。
もう、造形めちゃくちゃ。
特に、鼻の不自然さたるや無い。
くちばしを開閉した際、この鼻どうなっちまうんだ。




5:天使の生首が置かれたマッサージ屋

二子玉川駅近くにあるマッサージ屋のオブジェが、独特のセンスで素晴らしい。


一体、なんの動物がモチーフなんだ。
皮膚のゴツゴツ感も不気味さをかもし出してる。
まるで気が抜けねえ生き物。



 

もう1体いるんだな。正体不明の生き物。
こいつには、耳すら無い。
しかも、右下には、天使の生首が転がっているという。
不穏な空気がびんびん漂うぜ。




6:室外機のある光景
 





何学部の校舎かは分からないけど、上野にある東京大学の後ろがわ。
この尋常じゃない室外機の数。圧巻。




7:憲法を利用して落書きをたしなめる

ものすげー仰々しい落書き禁止の貼り紙。
新橋駅のトイレにありました。


「差別を助長する」
「日本国憲法の基本的人権の尊重に反する」
という大上段からのロジックで、落書きをたしなめている。




8:世にも珍しきカプチーノ

巣鴨とげぬき地蔵通りに置いてあった、喫茶店の屋外広告


「いちどは飲んでみたい いちどは飲ませてみたい カプチーノ」
カプチーノを珍しいもの扱いしてる感覚が、とっても巣鴨的。




9:ビルに貼られた眼球と顔面

渋谷の宇田川町ビルに貼られた、巨大な眼球と顔面。



該当部分をアップにしてみよう。


眼球は、フリーメイソンのマーク(六芒星の中央に目)に酷似している。
で、顔の方は、真顔。めちゃくちゃこっち見てる。
場所柄を考慮すれば、おそらく、一種のアート作品なのだろう。




10:ひらがな1文字の落書き

巣鴨で見つけた、ひらがな1文字の落書き。


ひらがなで1文字「す」
反逆心も、思想性も感じない。
単語を書く途中でやめたのだろうか?
もし、他の場所で「ぬ」だの「せ」だのひらがな1文字落書きが見つかれば、なにかしらの暗号なのかも知れない。




11:ハイボールの看板に書かれた謎のセリフ

両国駅で撮影した「トリスハイボール」の屋上看板


中央左にご注目。
ウハハハハ クゥー ハハハハという笑い声の後ろに「泣くー」と書かれている。
これが「泣けるー」とか「泣かせるねー」とかなら整合性のあるストーリーを連想できる。
だけど、「泣くー」は明らかに不自然だ。
合いの手で、「泣くー」とは言わない。
桜の後ろで、何が行われているのだろうか。




12:交差点に掲示された言霊

御徒町にあった謎の屋外広告。
写真中央の看板にご注目ください。




アップしてみましょう。

「言霊」って署名とともに、やや宗教っぽいポエムが書かれてます。

屋外看板は、通常、数十万のコストがかかります。
このような広告効果が見込めない看板を掲示するメリットは、どこにあるのでしょうか。
きっと広告主は、資金をたっぷり有した団体か、あるいはこのビルの所有者なのかもしれません。




13:顔がぐちゃぐちゃに潰れたお地蔵さん

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飛鳥山公園近くの道端にいたお地蔵さん。 


そう、顔がぐちゃぐちゃに潰れているのだ。
まるで握りつぶした粘土のよう。
はじめからこの状態なのか?
それとも、最初は顔があったけど、後からコンクリで加工したのか?
台座のゴタゴタ感と連動させてるようにも思える。 
いずれせよ、意図が不明。怖い。




14:何かをガードするトタン

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王子駅近くの歩道橋にて、発見。
写真のように、なぜか2箇所だけ小さなトタンでガードしています。
上部に何かあるわけでもなく、その部分が欠けてるわけでもない。
いったい何から手すりを守っているのでしょう。