『あらかわ遊園』 オススメ度:★☆☆☆☆



都内で唯一の公営遊園地、それが「あらかわ遊園」
公営の娯楽施設って、たいていアレな空気出しますからね。
ましてや娯楽の頂点、遊園地ですから。大丈夫なのか。
こりゃあ、期待大です。
では、詳細をご案内しましょう。
 

これぞ、下町

1両編成のチンチン電車「都電荒川線」に乗って、荒川遊園地駅まで。
駅を降りたら、遊園地までゆらゆら歩く。
道すがらの店々が、どれもユルくって、良い雰囲気なんだな。

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現役なのかな?
理容コーナーって、これ以上ないシンプルな店名。
昭和してるねえ。



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もんじゃ焼きが作れる駄菓子屋さん。
こんなん、こち亀でしか見たことないよ。



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甘納豆専門店みずの。
店名のフォントが今時っぽくてオシャレ。
チンチン電車しかり、町にただよう下町情緒しかり。
あらかわ遊園は、そこに至るまでのアプローチが懐かしくって、気持ち良い。




都内で唯一の公営遊園地、その実力やいかに

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小ぶりながらも、キレイで整備された園内。
もうちょっとサビついた印象を持ってたんですけどね。意外。
デパート屋上にある遊園地のデカいバージョン、って感じ。



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バッテリーカー200円



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ファンタジックサーカス 100円

有給取って、平日に行ったので園内はガラガラ。
本来は賑わってるべきなのに静かな場所って、なんだか切なくって、大好きなんですよね。
この切ない空気感を味わえるだけでも、充分行く価値あります。
ただし、休日は親子連れで繁盛してるそうで。
ほとんどの遊具が100円~200円で遊べますから。
節約にもなりますしね。



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ミニ動物園や釣掘まで併設されてます。
動物園は無料で、釣掘は1時間350円。
こどもなら1日中、楽しめますね。娯楽の百貨店や。




ほのかに香る公営臭

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ファミリーコースター 200円
芋虫状のジェットコースターなんですけど。
柵にくくりつけられた火災警報器の横断幕に、公営の臭いをかいだ。



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アクアブラスタ 100円

水鉄砲で的に当てるゲーム。
オリジナル製作じゃなさそうだけど、こんな玩具初めて見たなー。



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よく見ると。
人形が、若い頃の志村けんの顔。
志村けんって、こんな顔してましたよね。



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身長制限を説明する看板は、チューチュートレイン状態。
それぞれの高さを横じゃなく、あえて縦に並べるという冒険心が新しい。



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救護所のプレハブ具合が、すごい。
事務所に1室設ければ、それで済むのに。
カラーリングの見本は歌舞伎揚げ。



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なんて不思議な配置。
園内に設置されてる机とベンチは、ほぼ全てこの配置。
2つの机を近づけすぎたせいで、2辺、無駄になってます。

という具合です。
ここはオススメ度が★1つですが、周辺の町を含めての評価ということで。
チンチン電車にごとごと揺られ、町を散策するだけでも、ノスタルジックで楽しいですよ。







「あらかわ遊園」の情報
オススメ度:★☆☆☆☆ 
アクセス:都電荒川線「荒川遊園地前」から徒歩4分 地図
住所:東京都荒川区西尾久六丁目35番11号
電話:03-3893-6003
営業時間:9:00~17:00
定休日:火、年末年始
予算:入園200円、乗り物100~200円
関連URL:公式サイト