『寄生虫博物館』 オススメ度:★★★★☆

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目黒駅にある、世界でただ1つの寄生虫博物館。
んまー、あらゆるメディアで紹介されてますから、東京で1番有名な珍スポットじゃないでしょうか。
博物館が所有している寄生虫の標本は、なんと45000点。その1部が展示されている。
では、詳細をご案内しましょう。
 

館内はカップルも多いよ

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「寄生虫の博物館?どうせ、ヤバイおっさんしかいないんでしょ。」なんてお思いだろう。
ノンノン。さすがは超有名珍スポット。
カップルや外人さんなどで、小さい館内は混みあっている。
場外馬券場だとか、10円ポーカーみたいな淀んだ雰囲気の場所だと思ってたのに、むしろ華やかだ。
この調子なら、寄生虫をテーマにしたトレンディードラマの制作も近いだろう。
きっと「小腸の中心で、寄生虫を育てる」ってな題名で、キセイチューって略されるに違いない。
そして、空港で倒れたヒロインのヘソから、サナダムシがひょこっと顔だして「助けてくださーい」とか叫ぶのだ。
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まあ、そんなことは良いとして、では、お待ちかね。
寄生虫をばんばん紹介していきましょー。




動物に寄生するやつ

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ムネアカウマバエの幼虫

馬の腸などに寄生するハエの幼虫。
芋虫のようで、ゴロリと太い。



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ウンモンフクロムシ

腹にある黄色いやつがソレ。
養分を吸うばかりか、カニの生殖行為を禁じるのだ。
まるで、生きる貞操帯。
こんなのに取りつかれたら何のために生きてるか分からん。



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メダマイカリムシ

魚の目玉付近に寄生する。
魚1匹に4~5匹ついてるのもザラだとか。
邪魔くさそう。



人間にも寄生するやつ

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アニサキスに寄生されたイルカの胃

お刺身を経由して、人間にも寄生するやつ。
胃壁を食い破ろうとするので、ものすごい激痛と吐き気に襲われるのだ。怖すぎる。
しかし、この胃、FFのボスみたいだな。
状態変化系の魔法を多用しそう。



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人の尻からでてきた8.8mの裂頭条虫

幼虫がいるマス寿司を食べたら、3ヶ月後、出てきたやつ。
なんと長さは8.8m。ビルの3階に相当する。長い。長すぎるよ。
こんなのが腸に収まってただなんて、お驚きの収納力でござんす。




創立者たちの勉強ノートがすごい

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博物館創立にも関与した、山口左仲博士の勉強ノート。
手書きで、この緻密さ。美しい。
しかも、このクオリティーで何冊もあるんだから、すごい。
熱意にひたすら敬服。

という具合です。
館内は小さいながらも、ココでしか見れない展示物で埋め尽くされてます。
まだ行ったこと無い方には、超オススメです。
現物の迫力は、写真の比じゃないですから。







「目黒寄生虫館」の情報
オススメ度:★★★★☆
アクセス:JR「目黒駅」から徒歩12分
住所:東京都目黒区下目黒4-1-1  地図
電話:03-3716-1264
営業時間:10:00~17:00
定休日:月(祝日なら翌日)、年末年始
予算:無料
関連URL:公式サイト