『プラネターリアム銀河座』 オススメ度:★★★★☆
立石駅にあるプラネタリウム。
日本で唯一、お寺に設置されたプラネタリウムでございます。
結論から言えば、ココはかなりオススメ。
住職と解説員のかけ合いが、はちゃめちゃで、もはやコントの領域なんだな。
そのゆるい空気感は、おぎやはぎのコントに近い。
では、詳細をご案内しましょう。
■狛犬がライオンとトリケラトプス
境内に入ると、ライオンの狛犬がお出迎えしてくれる。
古代インドでライオンの像を置いたことが、狛犬の起源とも言われているので、これはこれで有りなのだろう。
口をあんぐり開けて、すこしマヌケな表情。
横の小人はエサなんだろうか。
で、反対側にいるのは、まさかのトリケラトプス。
こいつぁ、思い切ったね。
寺と恐竜の取り合わせが新鮮だ。
狛犬の役割が、仏を守ることならば、あんがい合理的な人選なのかも。
住職の春日さんは、歌手やマジシャンとしても活動をしてる方。
なもんで、お寺の装飾も、既存の枠組みにおさまってない。
プラネタリウムの建物には、なぜかクジラが描かれている。
トリケラトプスといい、クジラといい、とにかくデカい物が好きなんだなー。
プラネタリウム館内は、いたって素朴な和の作り。
こんな落ち着くとこで、星空が堪能できるなんて夢のようだ。
落ち着きすぎて、眠っちゃって、ほんとに夢の世界へいっちゃう可能性も高い。
参加者は、まず応接室に通され、お茶がふるまわれる。
場所が場所だけに、法事に来たみたい。
時間になったら、こちらの投影室に通される。
席数は25席とこじんまり。リクライニングシートに床暖房まで完備されている。
「あー、極楽極楽、ビバノノン」と温泉気分で座っていると、女性スタッフと住職の春日さんが、槍と盾を持って登場した。
「何するんだ?」と思うやいなや、なんと、スローテンポのチャンバラを始めたのだ。
いったい、これは、なんなんだ。
あっけに取られている隙に、部屋はじょじょに暗くなり、星空の投影が始まった。
「おい!今のチャンバラ、何だよ!?」という大いなる疑問を抱えたまま、会は進行してゆく。
この世界観が、終わりまでずっと続くんだな。
まず、前半15分は星座の話し。
普通のプラネタリウムなら、双子座の名前はうんちゃらとうんちゃらで、うんちゃらな神話があってうんちゃらうんちゃらなどとクソ眠たい話しが続くんだけど、銀河座はまるで違う。
女性解説員が説明しようとすると、住職が妨害をするのだ。
とつじょ、税金が高いと論じたり、星座の発音に異常にこだわったりして、話しをせき止める。
そのたびに、解説員が冷たくスルーしたり、優しく諭したりして、何とかするのだ。
この掛け合いがまんまコントで、面白い。
爆笑するようなネタじゃないけど、おぎやはぎのコントみたいにジワジワくる。
結局なんだか分からないまま、星座の話しは終わった。
お次の15分は、特集コーナー。
今回はアミノ酸の構造について説明をしてくれた。
プラネタリウムで、なぜアミノ酸の説明をするんだ?
そんな観客の根本的な疑問などお構いなしに、住職は熱弁はをふるう。
アミノ酸とプラネタリウムの関係性は分からずじまいだったが、アミノ酸が左巻きなのだということだけは分かった。
そして、最後15分は惑星の話し。
もうここまで来ると、住職もテンションがあがってきたのだろう。
わざと機械操作を間違えたり、再び発音にこだわったりとやりたい放題。暴れん坊住職である。
シュール過ぎるぜ、と混乱していたら、あっという間に45分終了。
うーん、こんなプラネタリウム、他に無いわー。
ってな具合です。
公営にありがちな「台本読まされてる感まるだしの解説」とは、180度異なる解説が楽しめる。
営業日が月2回と少ないですけど、ぜひ1度行ってみてください。
間違いなくオススメです!
■「プラネターリアム銀河座」の情報■
オススメ度:★★★★☆
アクセス:京成電鉄「立石駅」から徒歩6分
住所:東京都葛飾区立石7-11-30 地図
電話:03-3696-1170
営業時間:第一、第三土曜の15:00~16:00
定休日:
予算:800円
関連URL:公式サイト
立石駅にあるプラネタリウム。
日本で唯一、お寺に設置されたプラネタリウムでございます。
結論から言えば、ココはかなりオススメ。
住職と解説員のかけ合いが、はちゃめちゃで、もはやコントの領域なんだな。
そのゆるい空気感は、おぎやはぎのコントに近い。
では、詳細をご案内しましょう。
■狛犬がライオンとトリケラトプス
境内に入ると、ライオンの狛犬がお出迎えしてくれる。
古代インドでライオンの像を置いたことが、狛犬の起源とも言われているので、これはこれで有りなのだろう。
口をあんぐり開けて、すこしマヌケな表情。
横の小人はエサなんだろうか。
で、反対側にいるのは、まさかのトリケラトプス。
こいつぁ、思い切ったね。
寺と恐竜の取り合わせが新鮮だ。
狛犬の役割が、仏を守ることならば、あんがい合理的な人選なのかも。
住職の春日さんは、歌手やマジシャンとしても活動をしてる方。
なもんで、お寺の装飾も、既存の枠組みにおさまってない。
プラネタリウムの建物には、なぜかクジラが描かれている。
トリケラトプスといい、クジラといい、とにかくデカい物が好きなんだなー。
プラネタリウム館内は、いたって素朴な和の作り。
こんな落ち着くとこで、星空が堪能できるなんて夢のようだ。
落ち着きすぎて、眠っちゃって、ほんとに夢の世界へいっちゃう可能性も高い。
参加者は、まず応接室に通され、お茶がふるまわれる。
場所が場所だけに、法事に来たみたい。
時間になったら、こちらの投影室に通される。
席数は25席とこじんまり。リクライニングシートに床暖房まで完備されている。
「あー、極楽極楽、ビバノノン」と温泉気分で座っていると、女性スタッフと住職の春日さんが、槍と盾を持って登場した。
「何するんだ?」と思うやいなや、なんと、スローテンポのチャンバラを始めたのだ。
いったい、これは、なんなんだ。
あっけに取られている隙に、部屋はじょじょに暗くなり、星空の投影が始まった。
「おい!今のチャンバラ、何だよ!?」という大いなる疑問を抱えたまま、会は進行してゆく。
この世界観が、終わりまでずっと続くんだな。
まず、前半15分は星座の話し。
普通のプラネタリウムなら、双子座の名前はうんちゃらとうんちゃらで、うんちゃらな神話があってうんちゃらうんちゃらなどとクソ眠たい話しが続くんだけど、銀河座はまるで違う。
女性解説員が説明しようとすると、住職が妨害をするのだ。
とつじょ、税金が高いと論じたり、星座の発音に異常にこだわったりして、話しをせき止める。
そのたびに、解説員が冷たくスルーしたり、優しく諭したりして、何とかするのだ。
この掛け合いがまんまコントで、面白い。
爆笑するようなネタじゃないけど、おぎやはぎのコントみたいにジワジワくる。
結局なんだか分からないまま、星座の話しは終わった。
お次の15分は、特集コーナー。
今回はアミノ酸の構造について説明をしてくれた。
プラネタリウムで、なぜアミノ酸の説明をするんだ?
そんな観客の根本的な疑問などお構いなしに、住職は熱弁はをふるう。
アミノ酸とプラネタリウムの関係性は分からずじまいだったが、アミノ酸が左巻きなのだということだけは分かった。
そして、最後15分は惑星の話し。
もうここまで来ると、住職もテンションがあがってきたのだろう。
わざと機械操作を間違えたり、再び発音にこだわったりとやりたい放題。暴れん坊住職である。
シュール過ぎるぜ、と混乱していたら、あっという間に45分終了。
うーん、こんなプラネタリウム、他に無いわー。
ってな具合です。
公営にありがちな「台本読まされてる感まるだしの解説」とは、180度異なる解説が楽しめる。
営業日が月2回と少ないですけど、ぜひ1度行ってみてください。
間違いなくオススメです!
■「プラネターリアム銀河座」の情報■
オススメ度:★★★★☆
アクセス:京成電鉄「立石駅」から徒歩6分
住所:東京都葛飾区立石7-11-30 地図
電話:03-3696-1170
営業時間:第一、第三土曜の15:00~16:00
定休日:
予算:800円
関連URL:公式サイト
ございます~~!
楽しく科学する独特のプラネタリウムです。
また、お待ちしていま~~す。7月で15周年を迎えます。
銀河座事務・佐藤