『太鼓館』 オススメ度:★★★☆☆

浅草にある太鼓博物館。
1861年からつづく太鼓メーカー「宮本卯之助商店」が世界中から収集した太鼓を展示してます。なかには清王朝ラストエンペラーが所有してたのなんちゅう、歴史的に重要なものまであるんです。
で、この博物館のなにがスゴイって、ほぼすべて叩いてOKってこと。
ヘンテコな形状の太鼓ばっかりなんで、実際に叩けるのは嬉しいし、楽しいし、大好きって感じです。
では、詳細をご案内しましょう。
■今回のレポートは特別編成でお届けします

博物館は、宮本卯之助商店の本社ビル4階に入ってます。
1~3階は販売店として営業していて、太鼓や関連グッズを売っています。

たとえば、こちらはバチを販売してるコーナー。
いやあ、太鼓のバチだけでこんなに種類があるんですね。
木の種類、長さ、太さなどで細かく分類されてました。
こんな具合にずらりと並ぶ商品を横目に、そそくさと4階へ。
博物館入口で、学芸員の方が出てきて、以下の説明をしてくれました。
「赤いシールが貼られたの以外は、ご自由に叩いてください。
あと、この中で撮れる写真は1人につき1枚までです。そのさいは、私がお撮りしますのでお呼び下さい」
ぐ、ぐぐぐ。
写真の枚数制限を課されてしまった。
友人と行ったので、2人合わせて、わずか2枚。
写真でお見せしたい変わった太鼓がいっぱいあるのに…。これは厳しい…。
というわけで、今回のレポートは特別編成。
僕のイラストを駆使して、変わった太鼓の数々をご紹介します。頑張って描きました。
「そんなのイヤ、イヤ!写真付きのレポートが読みたいよ!なんで気づいてくれないの!早く来てよ!抱きしめてよ!」という方は、デイリーポータルZに『世界中の太鼓が集まる博物館』って記事がありますので、そちらと併せてご覧下さいませ。写真満載で、とっても楽しい記事ですよ。
■こちらが館内で撮れた貴重な2枚です

とにかく2枚しか撮れないですからね、1枚1枚が勝負です。
で、まず1枚目はコレ。
雰囲気を伝えるため、なるべくたくさん太鼓がうつるポジションで撮影しました。
全部で900点以上の太鼓を保有してるそうですが、スペースの都合上、展示できるのは1度に150個くらい。
なもんで、3ヶ月に1回は展示替えしてるとか。
1つ1つの太鼓にストーリーやバックグラウンドがあって、学芸員の上品なご婦人が、丁寧に説明をしてくれました。
この学芸員さんが、またすっごい太鼓愛に充ちた方でして。
「ほんとに太鼓が好きなんだなー」と情熱が伝わり、こっちまで楽しくなってきましたね。
ご来館の際は、ぜひ生解説を味わってみてください。

そして、これが2枚目。
「ガラムート」というパプワニューギニアの太鼓です。
木をくりぬいて作られたもので、ハンマーを叩きつけて音を鳴らします。
日本の太鼓とはまるで形状が違うでしょ。
説明受けないと、どうやって叩くのかすら分かりません。
この博物館、こんなんばっかりですから。
ではでは、写真は2枚撮り終えてしまったので、ここからはイラストでご紹介します。
特に気に入った太鼓を、以下に5点描いてみました。
■ここからはイラストでお楽しみ下さい

『クイーカ』
中の棒をこすると音が鳴ります。
叩くのでなく、こする。
それがクイーカの特徴です。

『ささら』
南京玉すだれみたいに、木の板がつらなっています。
両端を持ち、木を波打たせて音を鳴らします。
動きがあって、見た目にも楽しい。

『チャクチャ』
なんと、ヤギの爪を楽器にしたもの。
ヒモを手首につけて踊ると、爪がこすれて音が鳴ります。

『ンテンガ』
とにかくデカイ。
直径2mくらいある太鼓です。
という具合です。
まあ、僕の写実的なイラストによって、だいたいどんな太鼓があるのかは理解いただけたと思います。
ただ、現場では実際に叩けるのでね。
浅草観光のさいにでも立ち寄って、音まで体験してくださいなー。
◎◎◎◎◎◎◎◎
kindle本「浅草別視点ガイド」発売してるよ!!

▲浅草別視点ガイド
kindle本「浅草別視点ガイド」もございます!
別視点ガイドにのっけてる記事10個を再編集したものです。
お値段250円。浅草旅行するさいに一気読みしやすいですよ~。
■「太鼓館」の情報■
オススメ度:★★★☆☆
アクセス:銀座線「浅草駅」から徒歩6分
住所:東京都台東区西浅草2-1-1
電話:03-3842-5622
営業時間:10:00~17:00
定休日:月、火(ただし、月曜が祝日なら開館)
予算:入館料500円
関連URL:公式サイト

浅草にある太鼓博物館。
1861年からつづく太鼓メーカー「宮本卯之助商店」が世界中から収集した太鼓を展示してます。なかには清王朝ラストエンペラーが所有してたのなんちゅう、歴史的に重要なものまであるんです。
で、この博物館のなにがスゴイって、ほぼすべて叩いてOKってこと。
ヘンテコな形状の太鼓ばっかりなんで、実際に叩けるのは嬉しいし、楽しいし、大好きって感じです。
では、詳細をご案内しましょう。
■今回のレポートは特別編成でお届けします

博物館は、宮本卯之助商店の本社ビル4階に入ってます。
1~3階は販売店として営業していて、太鼓や関連グッズを売っています。

たとえば、こちらはバチを販売してるコーナー。
いやあ、太鼓のバチだけでこんなに種類があるんですね。
木の種類、長さ、太さなどで細かく分類されてました。
こんな具合にずらりと並ぶ商品を横目に、そそくさと4階へ。
博物館入口で、学芸員の方が出てきて、以下の説明をしてくれました。
「赤いシールが貼られたの以外は、ご自由に叩いてください。
あと、この中で撮れる写真は1人につき1枚までです。そのさいは、私がお撮りしますのでお呼び下さい」
ぐ、ぐぐぐ。
写真の枚数制限を課されてしまった。
友人と行ったので、2人合わせて、わずか2枚。
写真でお見せしたい変わった太鼓がいっぱいあるのに…。これは厳しい…。
というわけで、今回のレポートは特別編成。
僕のイラストを駆使して、変わった太鼓の数々をご紹介します。頑張って描きました。
「そんなのイヤ、イヤ!写真付きのレポートが読みたいよ!なんで気づいてくれないの!早く来てよ!抱きしめてよ!」という方は、デイリーポータルZに『世界中の太鼓が集まる博物館』って記事がありますので、そちらと併せてご覧下さいませ。写真満載で、とっても楽しい記事ですよ。
■こちらが館内で撮れた貴重な2枚です

とにかく2枚しか撮れないですからね、1枚1枚が勝負です。
で、まず1枚目はコレ。
雰囲気を伝えるため、なるべくたくさん太鼓がうつるポジションで撮影しました。
全部で900点以上の太鼓を保有してるそうですが、スペースの都合上、展示できるのは1度に150個くらい。
なもんで、3ヶ月に1回は展示替えしてるとか。
1つ1つの太鼓にストーリーやバックグラウンドがあって、学芸員の上品なご婦人が、丁寧に説明をしてくれました。
この学芸員さんが、またすっごい太鼓愛に充ちた方でして。
「ほんとに太鼓が好きなんだなー」と情熱が伝わり、こっちまで楽しくなってきましたね。
ご来館の際は、ぜひ生解説を味わってみてください。

そして、これが2枚目。
「ガラムート」というパプワニューギニアの太鼓です。
木をくりぬいて作られたもので、ハンマーを叩きつけて音を鳴らします。
日本の太鼓とはまるで形状が違うでしょ。
説明受けないと、どうやって叩くのかすら分かりません。
この博物館、こんなんばっかりですから。
ではでは、写真は2枚撮り終えてしまったので、ここからはイラストでご紹介します。
特に気に入った太鼓を、以下に5点描いてみました。
■ここからはイラストでお楽しみ下さい

『クイーカ』
中の棒をこすると音が鳴ります。
叩くのでなく、こする。
それがクイーカの特徴です。

『ささら』
南京玉すだれみたいに、木の板がつらなっています。
両端を持ち、木を波打たせて音を鳴らします。
動きがあって、見た目にも楽しい。

『チャクチャ』
なんと、ヤギの爪を楽器にしたもの。
ヒモを手首につけて踊ると、爪がこすれて音が鳴ります。

『ンテンガ』
とにかくデカイ。
直径2mくらいある太鼓です。
という具合です。
まあ、僕の写実的なイラストによって、だいたいどんな太鼓があるのかは理解いただけたと思います。
ただ、現場では実際に叩けるのでね。
浅草観光のさいにでも立ち寄って、音まで体験してくださいなー。
◎◎◎◎◎◎◎◎
kindle本「浅草別視点ガイド」発売してるよ!!

▲浅草別視点ガイド
kindle本「浅草別視点ガイド」もございます!
別視点ガイドにのっけてる記事10個を再編集したものです。
お値段250円。浅草旅行するさいに一気読みしやすいですよ~。
■「太鼓館」の情報■
オススメ度:★★★☆☆
アクセス:銀座線「浅草駅」から徒歩6分
住所:東京都台東区西浅草2-1-1
電話:03-3842-5622
営業時間:10:00~17:00
定休日:月、火(ただし、月曜が祝日なら開館)
予算:入館料500円
関連URL:公式サイト