『アカシウス寄宿舎学園』 オススメ度:★★★☆☆

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池袋にあるロールプレイングカフェです。
お客さんは「お忍びの王子」や「賢者」などから好きな職業を選択し、その役を演じ切ります。
メイドカフェの派生系の一種ですね。
では、詳細をご案内しましょう。
 



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店内は撮影禁止です。まあ、メイドカフェ系は禁止が基本ですね。
男性1時間1800円、女性1時間1200円。ソフトドリンク飲み放題です。
テーブル席8個にカウンター4席ってな規模で、7割埋まっていました。グループで来ている人もいますが、大半は1人客です。女性客もけっこういます。


制服を着たアカシウス学園の生徒さん(という設定の女性スタッフ)がシステムを説明してくれます。
初めてのお客さんは、まず、自分の職業を選ぶそうです。
選べる職業は以下の4つ。

●旅人
●兄、姉
●近隣の学生さん
●お忍びの王子、姫

です。
性別は問わず、どれにしても良いとのことなので、僕は姉を選んでみました。
次回からは「お姉さま」と呼ばれるそうなので、楽しんごやさかな君の挙動を研究しておかなければいけません。
なお、500円ごとに溜まるポイントを利用すれば、ジョブチェンジも可能です。
神父なら200ポイント、騎士なら600ポイント、大賢者なら1200ポイントです。つまり大賢者になるためには60万円必要なわけで、これは東京大学1年間の学費に相当します。現実でも、ファンタジーの世界でも、賢くなるためにはお金がいるんですね。

職業を選べば、もう、その世界の住人。
飲み放題のソフトドリンクを頼んだり、店員さんと話しをしたりして過ごします。入れ代わり立ち代り4名の店員さんが接客をしてくれました。セクシーなタイプから可愛いタイプまで、さまざまなタイプのスタッフさんがいますが、総じてみなさん気さくで柔らかい雰囲気です。
スタッフはスタッフで設定があるようで、砂漠の精霊だったり、錬金術師の孫だったりするとのこと。もともと花だったというスタッフは「住所はプランターです。」と教えてくれました。合コンなどでプライベート情報を執拗に聞かれた際の対処にも使えそうな返しです。

ただ、ロールプレイングカフェとはいっても、設定はかなりユルいです。
スタッフルームから私服で出てきて「お疲れさまでしたー」ってバイトをあがったり、お客さんと「こないだ、巣鴨に行ってきてねー」などとファンタジーとは正反対の町の話しをしていたりします。あの小倉優子でさえ、こりん星キャラを辞めて焼肉屋経営をするぐらいですから、キャラクターを貫き通すのは並大抵の労力ではないのでしょう。
お客さんサイドも役割にそれほど縛られることもなく、気楽に過ごせます。気楽でリラックス出来るためか、1人客のほとんどが常連さんで2~3時間ほど滞在するようです。



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初来店ということでクリアファイルをプレゼントしてくれました。中には「お友達招待券」や「アンケート」が入っており、営業的にも抜かりがありません。
こちらの店はアンケートからのフィードバックにかなり力を入れていて、「本日はどの生徒にどのような対応をされましたか?」「もう1度来てみたいと思うには、どんな所が改善されていたら良いものでしょうか?」と質問項目に本気度が現れています。入れ替わりの激しい業界で4周年をむかえられたのは、夢や魔法の力ではなく、店長の経営手腕によるものだったようです。

といった具合です。
スタッフさんが「萌え系というよりお笑い系になってきてるんですよー」と自ら言ってただけに、ほんとウィットにとんだ方が多いです。がっつり会話がしたいな、って方にオススメです。







「アカシウス寄宿舎学園」の情報
オススメ度:★★★☆☆
アクセス:「池袋駅」から徒歩6分
住所:東京都豊島区東池袋1-23-7 ルネサンス東池袋2F
電話:03-6412-9071
営業時間:16:00~22:30(平日)/11:00~22:30(土日祝)
定休日:特になし
予算:男性1時間1800円、女性1時間1200円
関連URL:公式サイト