いやはや、あと20時間で2011年終わりですってね。早い。マジで早い。珍スポ行って、大喜利やってたら、終わりました。こんな終わり方ってありかよ。
週末は3~4個珍スポをはしごするのが、すっかり習慣になりました。習慣というのは恐ろしいもので、1つも珍スポットに行かない週は、なぜだか罪悪感を感じ、俺はなんのために生きているのだろうか、などと思春期的な厭世観を抱く始末。このまま順調に病状が悪化すれば、珍スポぬきでは生きてゆけない体になれそうです。
と、まぁ、そんなこんなで今年4月から本格的に「東京別視点ガイド」を書き始め、現在98個の珍スポットをご紹介しております。
せっかく年の瀬なんで、98個の中から「これは!」というベスト10を選出してみました。楽しい作業でございました。
ではでは、2011年度ベスト10を発表いたします!!
次点
プラネタリアーム銀河座
【場所】立石 【ジャンル】プラネタリウム レポートへ
ベスト10とかぬかしといて、いきなし次点の発表です。ええ。絞りきれなかったんです。
プラネタリウム界の異端児。好き放題に暴れる住職は必見。
次点
亜呂摩
【場所】お花茶屋 【ジャンル】喫茶店 レポートへ
もう一個、次点ね。
店長のコーヒーラーメンにかける情熱に惚れた。
ほんとに旨いんだって自信をもっているのがスゲえ!
第10位
パワーブレンド
【場所】南千住 【ジャンル】たこ焼き屋 レポートへ
気のパワーで、風車が回った!これにゃあ、ガチで驚いた!
すっげえ真剣な顔で「ロシアの核兵器に、爆発を禁じる気を送ってる」とか言いだすし。
単なるパフォーマンスではない異様な執念を感じた。
第9位
立石バーガー
【場所】堀切菖蒲園 【ジャンル】ハンバーガー屋 レポートへ
「手動販売機」という発想にアイデア賞をあげたい!
奇抜な店なのに、店長は謙虚で恥ずかしがりやさんなのも最高!
お店の外観も、なんかギリギリって感じで、たまらなくソソる。
第8位
菊や
【場所】北千住 【ジャンル】ラーメン屋 レポートへ
珍ラーメンの数が抜群に多いし、それぞれアプローチが違うから飽きない。
悪ふざけも何十年と続ければ、美しく光る!
第7位
まぼろし博覧会
【場所】静岡県の伊豆高原 【ジャンル】博物館 レポートへ
「怪しい少年少女博物館」からの進歩がスゴイ!
よくぞここまで、意図的にB級感を作ったもんだ!
狙ったズレと本物の狂気、その瀬戸際にある。
第6位
百穴温泉
【場所】埼玉県吉見市 【ジャンル】混浴温泉
こんな世界があるとはね。異世界。
(※レポは「大人の東京別視点ガイド」で検索してね)
第5位
命と性のミュージアム
【場所】群馬県吉岡町 【ジャンル】秘宝館
他の秘宝館とは違って、マジメ路線。
なんだけど、そのマジメのベクトルが微妙に、だが確実にズレている。
狂気を感じた。素晴らしい。
(※レポは「大人の東京別視点ガイド」で検索してね)
第4位
がま洞窟
【場所】茨城県つくば市 【ジャンル】遊園地 レポートへ
僕が珍スポにどっぷりハマる原因となったとこ。
ドギツイ色彩、増設に増設を重ねてわけ分かんないことになってる案内看板。
まったく客がいないので、そういう外観の派手さが、かえって切なさを煽って最高!
第3位
珍宝館
【場所】群馬県吉岡町 【ジャンル】秘宝館
ちん子さんの磨きこまれた解説芸は、まさに職人の領域。
場を支配するパワーが半端じゃない。彼女の存在に敬意を払ってやまない。
(※レポは「大人の東京別視点ガイド」で検索してね)
第2位
風雲文庫
【場所】静岡県熱海市 【ジャンル】博物館 レポートへ
来客を拒んでいるかのような立地、濃すぎる展示品。
扇情的なスローガン、謎を秘めた管理人。
その全てが魅力的。珍スポットの魅力を全て詰め込んだようなところだね。
第1位
かがや
【場所】新橋 【ジャンル】居酒屋 レポートへ
2011年度のナンバー1はココ!かがや!文句なしの第1位。
客のリアクションなんて意に介さず、真顔でヘンテコパフォーマンスをしつづける店長にカリスマを感じた。
脳がちぎれるんじゃないかってぐらい笑った。
以上!2011年のランキングでございました!
どれもこれも自信を持ってオススメできるスポットなんで、お好きなとこにぜひぜひ行ってみてくださいませ!ヤバい珍スポって、レポートでは伝えきれない独特な空気感を帯びてますんで。それを体験するのが、んもぅ、たまらないんです、ヤミツキになるんです。
ほんじょあ、まあ、来年もなにとぞごひいきに!良きお年を。