昨日、ムサビの卒業制作展に行ってまいりました。
日本を代表する美術大学の生徒たちが、魂こめて作った作品が１０００点以上展示されているんでね。そりゃあ、もう文句なしに面白い。熱量が半端ない。
で、作品がすごいのはもちろんなんですが、なにげなく描かれていたラクガキがこれまたすごいんです。
卒業制作展とは、その名の通り、卒業をひかえた４年生たちの学生生活最後の作品を飾る展示です。まあ、普通の大学でいうところの、卒論みたいなもんですね。
広ーい武蔵野美術大学のキャンパス全体が展示ルームになっているので、とてもじゃないですけど１日じゃ回りきれません。
車の廃材を用いてつくられた恐竜
一見ただの美しい花の写真。だが、すべて墓地の枯れた献花なんです。
電気コードで描かれた肉感的な男たち
一筆書きの要領で、すべて線が繋がっています。
手づくりの彼氏だそうです。しばらくの交際期間をへて、最近結婚したとか。
グアムへ新婚旅行にいった際の写真を展示していました
とまあ、こういう塩梅で作品が面白いのは言わずもがな。
学内を案内してくれていたムサビの友人が
「ちょっとラクガキ見てみるー？」
と廊下に置かれているホワイトボードを裏返してみると…。
さすが美大生のラクガキ！これがまたすごいんです。
黒板に似顔絵がぎっしり描きこまれている
みんなで、なんとなくラクガキしてたら、こうなったとか。
劇画調のものから、アニメちっくなものまでタッチはさまざま
こんなん一瞬でサササーッと描いちゃうんだからさすがです。
ムサビ校舎を俯瞰で描いたラクガキ
ちょ、ちょっと！特にこれ！ラクガキってレベルじゃねえぞ！
ムサビの校舎が俯瞰で描かれています。
僕らみたいなラクガキ素人にこの立体感は出せません！
「みんなで通りの名前を考えよう！」と提案している。
シャンゼリゼ通り、青春通り、2号館前自動車道などと名づけられていました。
とまあ、こんな感じです。いやあ、すごいわ、美大！
『武蔵野美術大学 卒業制作展』の会期は本日１月２２日（日）まで。場所は鷹の台キャンパス。もしご興味ありましたら、あいにくの天気ですが足を運んでみてくださいまし！すっごい熱気です。
