
自動販売機ならぬ「手動販売機」でおなじみの珍スポット、立石バーガー。
店頭に備えつけられた販売機にお金を入れると、マスターが手動でハンバーガーを落っことしてくれるのだ。IT時代を逆行する、素晴らしきアナログマシーン。詳しくはこちらのレポートをどうぞ。
そんなアイデア満点の立石バーガーが、2月頭からなんとネーミングライツの販売を開始しているそうです。ネーミングライツといえば、野球のドームに名前をつける権利として有名になりましたけどね、こちら立石バーガーではハンバーガーに好きな名前を命名できるそうです。
さっそく、命名権を買ってきたんで詳細をどうぞ。
17時ごろ着いたら、店内は完全なる闇。真っ暗。
「あれ、もしかして今日、お休み?」とドアを開けたところ、普通に営業してました。営業中でも電気を全くつけないのが、立石バーガーなりの節電への解答なのだ。
ありました。命名権。 レジの上にPOPがついてます。
2週間前に販売を開始した、ピチピチの新商品でございます。
命名権あります。
一ヶ月500円であなたの名を冠にしたバーガーが作れます。
詳しくは店長迄。
まー!1ヶ月たった500円だなんて!お安い!
渋谷CCレモンホールなんかだと、1ヶ月命名するのに700万円かかるってのに、立石バーガーは利益度外視の500円ぽっきり。買うっきゃない。

物は売り切れてましたけど、こんな感じで、年期とヒビが入った商品ケースに並べてくれます。このケースに入れるだけで、できたてホカホカのバーガーでも、骨董品的オーラをまとえます。チキンママレード味のハンバーガーに名前をつけてくれるみたい。値段は150円。
現在は『生主・きゅあバーガー』が売られていました。ニコニコ動画の生主さんでしょうか、販売開始2週間なのに、耳が早い。
さっそく店長さんに「命名権1つください」と注文すると、商品名を書く値札をくれます。僕が3番目のお客さんだとか。
なんて名前にするか。候補は沢山考えてあります。
各店の人気メニューをコラボさせた「ダブルマックモスチーズワッパー」、なんか気持ちよくなれそう「溶かして静脈に注射するバーガー」、性欲と食欲を同時に満たす「30歳人妻のあたしなんかとしてくれる人いますか 090-8888-88バーガー」などなど。どれもこれも捨てがたいのですが、やっぱり、ブログの宣伝はしておきたい。

というわけで『東京別視点ガイド丼』にしてみました。
バーガーにして丼。一瞬の混乱とカオスを楽しんでもらおうという遊び心の詰まったネーミングです。
「店長さん、これでお願いします!」と渡したところ
「あ、あぁ~、ハンバーガーだからね、最後はバーガーにしてもらっても良いかな、んー」
と申し訳なさそうに新しい値札をくれました。そりゃ、そうですよね。
「あ、ですよね。すんません、描き直しになっちゃって…」と謝ったら
「いやいやいや、500円払ったんだからね、100枚までなら描きなおして良いんですよ」
と店長。100枚まで描きなおしていいのか!
値札の原価で500円飛んじゃうよ。なんという寛大さ。まるで神。よっ、神さま。日本ハンバーガー業界の神さま、藤田田。よっ。

んま、そういうわけで『東京別視点ガイドバーガー』とネーミングをつけさせていただきました。
3月21日~4月20日までの1ヶ月間、店頭に並びます。
気になる方は京成線「堀切菖蒲園駅」から徒歩5分、立石バーガーでゲットだぜ!
今日立石バーガーに行き、4番目のネーミングライツ取得したDJYSKです。4月21日〜5月20日でした。
よろしくお願いします。