春!春だよ!この温かさ、まごうことなき春!
そして、春といえば、読書!ぽかぽかした陽気のなか、土手で本を読むのって最高ですよね。
僕も「クイック・ジャパン ももいろクローバー100ページ全力特集」や「ももいろクローバーZ 試練の十番勝負」「ももいろクローバー公式ビジュアルブック」などなど、教養を深めるべく、日々読書にいそしんでおります。
そんな珍スポ大好きの僕が、4つの珍スポ関連本をオススメします。はい、では、詳細をどうぞー。
たまに「いったい全体、なんでそんなに珍スポ知ってるの?」と聞かれるんですよ。
ひと月に10個以上紹介しててオカしいだろ、裏でいかがわしい組織と繋がってるんじゃないか、いや、ひょっとしてお前フリーメイソンのメンバーなんじゃないのか、助けてください、知らなかったことにしますので殺さないでくださいって。
今こそ、その謎を解き明かしましょう!!
答え:調べてるから
正解は調べているからでしたー。フリーメイソンメンバーではありませんでしたー!ラッキー!
というわけで、珍スポに関係ありそうな書籍を、ブックオフで片っ端から乱読しているのです。清水邦明の集中力削減MCにも負けず、あのねのねの集中力削減BGMにも負けず。「おやおや~、これは」というスポットをリストアップし、実際に行くという繰り返しでございます。
というわけで、春の読書ウィークと銘打って、乱読してきた珍スポ関連本の中から、全力でおすすめしたいのを4つご紹介します。どれもこれも最強に面白いので、興味がわきましたら、リンクからアマゾンで購入してみてください。アフィリエイトで購入料金の3%が僕のふところに入ってくるシステムになってますのでね。ばんざい!アフィリエイト万歳!!
■1つめ「超芸術トマソン」
『超芸術トマソン』 ¥1155
著:赤瀬川原平 / ちくま文庫
でたー、トマソン!
厳密にいえば、珍スポットってわけじゃあないですけど、珍スポット的精神とでも言うんですか、珍スポットを楽しむ視点を提示してくれる最強の1冊。この本と出会わなければ、こんなに珍スポにはまることもありませんでしたねー。
たとえば、街角を歩いてて、こういう光景みたことありません?
▲高所ドア
なんかやたら高い位置にあって、出入り出来ないだろって、ドア。
これこれ、こういうのをトマソンって言います。なにがしかの理由があって、誰かが無意識に作ってしまった、実用性のないアート的な物体。それを超芸術トマソンと呼ぶわけです。
●登った先に何もない。ただ上り下りするだけの「純粋階段」
●セメントでふさがれて出入りできない「無用門」
などなど、10種類以上のトマソンを、これでもかってくらい丁寧な解説をしつつ紹介してくれます。純粋に爆笑しながら読めますし、なにより、物事を見る目が変わりますよ。
■2つめ「ディズニーリゾート便利帖」
『ディズニーリゾート便利帖』 1000円
著:堀井憲一郎 / 新潮社
まず、断っておきますと、僕、ディズニーランド、大大大好きです。こうやって珍スポばっかり巡ってると、さぞかしひねくれてて、王道のディズニーなんて忌み嫌ってるんでしょ、と勘違いされがちですが、とってもとってもとっても大好きよで、MAJIで年間パスポート買う5秒前です。
んで、この本よ。マジで頭おかしいですよ、この著者。偏執狂。
まあ、ようするに、ディズニーランド&ディズニーシーの攻略本なんですけど、その情報量が半端ではない。シーズンごとの各アトラクションの平均待ち時間、パーク内にある全トイレの混み具合、パレードの進行経路および運行ダイヤ、デート相手別のアトラクション巡りフローチャート、などなど。あげくの果てには「ある1日の各アトラクションの待ち時間経緯」なんかも載せていて、これを調べるために、1日中、待ち時間を表示する掲示板の前にいたそうですよ。
ディズニーマニアじゃないけれど、こなし仕事ってわけでもない、そんな著者とディズニーランドとの適度な冷めた距離感も、魅力的。読み物としても面白いし、ガイドとしても実用的なので、最高の1冊です。
■3つめ「お金をかけず東京珍スポット見物!無銭ひとり散歩」
『お金をかけず東京珍スポット見物! 無銭ひとり散歩』 1200円
著:辛酸なめ子 / コアマガジン
いわずと知れたコラムニスト、辛酸なめ子さんの著作。
お金のかからないスポットを、なめ子氏が散歩して、レポートしています。行ってる場所だって「板橋区のRound1」とか「ラフォーレ原宿」だとか、なんの変哲もない場所が多いんだけど、これがまあ、なめ子氏の手にかかると立派な珍スポットになっちゃうんですよね。
たとえば、ラウンドワンではこんな表記が
●駐車場も完備の巨大スポーツ施設に若者が次々吸い込まれていきました。全く窓がない密閉された空間です。
●休憩スペースでくつろぐファミリー。紫外線も浴びず、暗い空間でピクニック。
うーん、アイロニカル!
その場に漂う珍妙さを、うまーく拾い上げて、的確なツッコミを入れる。高度な気づき力がなけりゃ、出来ない所業で、さすがの一言。フザけてんだか、真剣なんだか、楽しんでるんだか、バカにしてんだか、本心が掴みきれない文体も絶妙です。憧れ!
■4つめ「誰も行けない温泉 命からがら」
『誰も行けない温泉 命からがら』 733円
著:大原利雄 / 小学館文庫
温泉にとりつかれたカメラマン、大原利雄氏がとんでもない場所にある温泉に、ひたすら浸かりまくる1冊です。
いやね、温泉のある場所のヤバさが、ガチすぎるんだよね。
単行本の表紙が全てを物語ってるので、大きい画像で見てもらいましょう。
ガスマスクしてますから。
火山のふもとだったり、硫化水素ガスが発生してる場所だったりで、ガスマスクしなきゃくたばっちまうのね。誰もいけない温泉。題名に偽りなし。
あ、そうそう、あとね、何度だって言うよ、4月は
『珍スポが好きすぎてヤバいライブ ~東京の珍スポットを120分で徹底攻略する!~』
をお台場カルチャーカルチャーでやるので、ぜひお越しくださいましー!!
ライブならではの、さまざまなギミックをこらしてますんで、絶対楽しいですよー。珍スポットが好きで好きで仕方なくなること受けあいです!
チケット販売をイープラスにて開始いたしました!
ファミリーマート店頭で予約なしで24時間直接その場で買えます。ネット予約の場合はセブンイレブン、ファミリーマートで支払い受け取りすれば手数料無料です!!
【日時】4月22日(日) open 12:30 Start 13:00 End 15:00 (予定)
【値段】前売券¥1,500・当日券¥2,000(飲食代別途必要)
【場所】ゆりかもめ青海駅から徒歩5分『東京カルチャーカルチャー』
【詳細】東京カルチャーカルチャーイベントスケジュール
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