サイタマノラッパー3を観て「あいやー、いい映画だったのう、豊作豊作」とホクホクした心持ちで帰宅する途中、両国駅で恐ろしいもん見つけて、一転、心の底から冷えました。いやあ、ゾッとした。なんだろうか、これは。
では、詳細をご案内します。
ついさきほど、両国駅から家に帰る途中です。
まあ、人気のない橋があるんですわ。薄暗いね。
その橋の柱に、見慣れない貼り紙がしてあったんですよ。写真でいうと、赤い矢印のとこです。
「ん?なんだろ?」と思って近づいてみると…
こんな感じで貼られてます。貼り方も雑で、細いガムテープでちょんちょんっとくっつけた程度。がっちり止めようという意志は感じられません。強い風が吹けば、飛んでいってしまいそうなほど、弱々しい固定具合。
もっと近づいてみましょう。
これです。
左上には『東北』と書かれ、右には学生とおぼしき写真。写真の下にはフルネームが書かれています(便宜上、黒く塗りつぶしておきましたけど)
詩のようなものも書かれているのですが、その内容は
「三百余年名君の
薫伝ふる青葉城
はるかに向ふ小松島
我等の校舎立つ処」
とあります。
ちなみに青葉城というのは、宮城県仙台市にあるお城です。
この貼り紙がなにかは分かりません。なにかは分かりませんけれど、矢印の指が、お葬式の看板なんかでよく見かけるものと似ているからか、とにかく、不気味な雰囲気がします。
もしかしてと『会場こちら』の矢印の方向へ向かってみました。
すると…
歩いて2分ぐらいの電信柱に同じような貼り紙がしてありました。
ただし、写真の主が違います。目線にもガムテープが張られていますし、天地がさかさまです。矢印の方向をアチコチ探しましたが、類似するものはありませんでした。
天地がさかさまということを考慮して、謎解き的に、反対側を示しているのかもと、逆方向も一帯をぐるっと探索しましたが、やっぱり無し。
ここで情報は途絶えました。
いったい、これはなんなんでしょうか。