『ねこの博物館』 オススメ度:★★☆☆☆
伊豆高原にある、ねこの博物館。 50体以上の剥製が飾られてたり、30種ものネコと触れあえたり、ネコ好きにはたまらないスポットです。 基本的にはマジメな博物館なんだけど、伊豆を代表する珍スポ「怪しい少年少女博物館」「まぼろし博覧会」の系列店なので、あんのじょう、珍要素を隠しきれてません。 視線がうつろな人形、ネコと関係ねえツタンカーメンは、見逃せないポイントです。 |
静岡県の伊豆高原駅からバスで15分。
個人経営ミュージアムの密集エリアにあります。こないだ紹介した、伊豆アンモナイト美術館もすぐ近く。
入場料は大人1300円です。
開園直後の朝9時に行ったのですが、すでに3~4組、お客さんがいました。
駐車場には、名古屋ナンバーの車も。
このへんじゃあ名の知れた博物館だからか、はたまた、「ネコ」というコンテンツが持つ力か、けっこう流行ってます。
▲博物館のまわりには「動物を捨てないで!」の看板が。
博物館のまわりには、「動物を捨てないで!」の看板が、いくつも貼られています。
そんなに捨てられんのかー。
「きっと、ねこの博物館が面倒をみてくれる…」
養護施設の前に子どもを置き去りにする母みたいな心境なのかな。
▲ねこのしょんべん小僧
ねこのしょうべん小僧なんですが、僕が行ったさいは、放尿してませんでした。
しょうべんは脱臭トイレマットでと、しつけされたのでしょうか。
▲視線がイッてるネコ
ネコの受付嬢が、お客さんをお出迎え。
どこ見てんだ、お前。
瞳孔がひらいて、視線もうつろ。
真夏なのに、長袖のシャツというのも怪しい。
シャブをキメているのでは。
●ねこ科の剥製たちが、人間をにらみつける!
1階展示室にはトラ・ヒョウ・ジャガーなど、ネコ科の剥製が50体以上置かれてます。
剥製の匂いなのかな、カビくさい、すえた匂いがします。
ほとんどが、見る者を恫喝するような、はげしい表情をしています。
剥製にされた恨みでしょうか。
▲ジャガー「我々は」
▲ピューマ「人間を」
▲「許していない!」
▲マヌルネコ「ニャー!」
●みんな大好き、ウンコの化石もあるよ!
▲ライオンの糞
みんな大好き、糞の化石もあります。
ひと安心ですね。
これは、ライオンの糞。
糞とはおもえない、透き通るような白さです。
▲恐竜の糞
こちらは恐竜の糞。
ライオンのとはうってかわって、糞らしい色味をしています。
これはこれで、良い。
ひと安心ですね。
●「怪しい少年少女博物館」の系列店ならではの、カオスな展示も!
ねこグッズの展示スペース。
獅子舞・ドラえもん・ねこバスが、おんなじ棚にぎっしり詰めこまれています。
まあ、たしかに、どれもネコだけども。カオスな空間です。
「この破天荒な展示手法、どっかで見たことあるなー」とおもったら、ここ、『怪しい少年少女博物館』『まぼろし博覧会』の系列店でした。
「大麻大百科」「ハッカーの教科書」などイカした本ばっかり出してる、出版社データハウスの運営です。どうりで。
ねこ→怪しい→まぼろし、と出店しているのですが、順調にヤバくなってるので、4店目にも期待ができますね。
(参照:伊豆高原がカオスに!15mの聖徳太子が出現したぞ!「まぼろし博覧会」)
(参照:カオスな展示に混乱する「怪しい少年少女博物館」)
とつじょ現われたツタンカーメン。
もう、ネコ関係ねえし。
「まぼろし博覧会」には古代文明ゾーンがあったし、純粋に好きだから置いちゃったんでしょうね、ツタンカーメン。
また居ました。
シャブ中のネコ。
だから、どこ見てんだって。
だから、おまえら、揃いも揃って、どこ見てんだよ
●ふれあいゾーンで、真顔のネコを触ろう!
2階は、ネコちゃんとのふれあいゾーン。
ケージの前に、首輪で結ばれたネコちゃんが何匹もいて、ふにふに撫でられます。
剥製たちは怒りの表情でしたが、生きネコたちは真顔。
真顔で、我々を見つめてきます。
▲真顔
▲真顔です
▲感情が読みとれません
▲寝転がっても、真顔
▲現場監督か
■「ねこの博物館」の情報■
オススメ度 | ★★☆☆☆ |
アクセス | 伊豆急線「伊豆高原駅」からバスで10分。「大室高原7丁目」下車。 |
住所 | 静岡県伊東市大室高原7-600 |
電話番号 | 0557-51-5133 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
定休日 | なし |
予算 | 大人1300円 |
関連サイト | 公式サイト |