昨日、「相田みつを美術館」に行った。
いらない言葉を削ったり、シンプルな言葉におきかえたり。
煮つめて、煮詰めて、たいてい、あたりまえな言葉になっていた。
「毎日少しずつ それができないんだなあ」
とかね。
みつをさんが、この形式で、書を描きはじめたのは31才。
本として出版し、ブレイクしだすのが、60才。
実に29年のあいだ、ほぼ無名ながら、こつこつと作品を作ってい
ここんとこの説得力が、一見、当たり前にみえる言葉に、力を与えているのでしょう
とすれば、いまから30年。
当たり前のことを、1日1つ、書にしたためていけば、いつか認め
「ラーメンには、醤油味があって、塩味もあるなあ」
「メガネをすると、よく見えるなあ」
「コンビニ徒歩1分の物件。でも、ポプラかあ。」
「サイゼリアでワイン飲んでる女の子は、誰とでも寝そうだなあ」
とかね。
これ、30年やったら、勝手に深読みしてくれそう。
でも、毎日少しずつ、それができないんだなあ。
■「相田みつを美術館」の情報■
アクセス | JR「有楽町駅」徒歩3分 |
住所 | 東京国際フォーラムB1F |
電話番号 | 03-6212-3200 |
営業時間 | 10:00~17:30 |
定休日 | 月曜日(祝日は開館) |
予算 | 大人800円 |
関連サイト | 公式サイト |