『伊豆オルゴール館』 オススメ度:★★☆☆☆


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静岡県伊東市にある、オルゴールの博物館。

古今東西の珍しいオルゴールを見られます。
「椅子に埋めこまれてて、座ると音楽が流れる」なんていうブーブークッション方式のまでありまっせ。
1時間おきにオルゴール演奏会も開かれるので、じっさいの音色も聞けるのです。
思った以上に本格的でね、腹に響くんです。
やったね。



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伊豆急行「伊豆高原駅」から徒歩5分。
そうです、ここんとこ集中投下してる、個人ミュージアム密集地帯ですわ。
からくり時計博物館ねこの博物館アンモナイト博物館なんかのすぐ近く。
入場料は800円。




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オルゴールを中心に、自動演奏ピアノや蓄音機などを展示してます。
ほとんどが見るだけなんだけど、オルゴールって造形がキレイだからね。見ごたえ有り。






●珍しいオルゴールがいっぱいあるよ!

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200年前、懐中時計の一機能として作られたのが、オルゴールのはじまりだとか。
その後、進化を続け、上記写真のようなディスク式の物があらわれます。
まあ、レコードみたいなもんですね。
ディスク交換すれば、さまざまな曲を楽しめると。
4000枚も作られたんですって、ディスク。
当時は、バーやカフェで流されてたそうですよ。




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▲ミュージックチェア

座ると音楽がながれる、ミュージックチェア。
ブーブークッションに比べれば、だいぶおしとやかなトラップです。
東京女学館あたりのお嬢さま学校では、こんなやりとりがあるんじゃないかな。

「あたくし、椅子にでも座ろうかし…あら、ヤダ、ミュージックが流れた」
「うふふ」
「貴女のイタズラね」
「うふふ、チャイコフスキー交響曲第6番ロ短調『悲愴』よ」
「ま、チャイコフ」
「ええ、チャイコフ」
「それでは、ごきげんよう」
「それでは、ごきげんよう」

みたいなね。




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紙のディスクを利用した、手まわしオルゴール。
一般のオルゴールと比べても、まるで遜色ない音色です。




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ビクターのトレードマークでおなじみ、蓄音機(と犬)です。
蓄音機の普及で、オルゴール業界は衰退したんだとか。
歌声まで録音できちゃうからなー、こいつ。




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チョウチョみたいなカワイイ自動演奏器。
オルガン、ピアノ、バイオリン、ハープ、ハーモニカなどの楽器を、自動で演奏します。
教会、サーカス、ダンスホールとさまざまな場所で使われてたそうですよ。

当時、これ、自宅に買って
「うちにカワイイ演奏器あるから、聴きにおいでよ」
とか誘って、スケベなことするチャラ男とかいたんだろうなあ。
ちくしょう、チャラ男め!






●自作オルゴールも作れるよ

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オルゴールを手作りする、体験コースもあります。
といっても、ケースと曲を選んで、はめこむだけなんでね。
テトリス。テトリス感覚ですわ。
曲は120曲、ケースは20種類から選べて、お値段は2000円~。





●オルゴール演奏会、すげえ本格的!腹に響くぜ!

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1時間おきに開催されるオルゴールコンサート。
やっぱ、見るだけじゃね。聴いてみないと、はじまらないっしょ。
休日でしたが混みあうこともなく、お客さんは10人くらい。




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進行役のおばちゃんが、ちょいとオルゴールの仕組みなんかを説明し、実演です。
高さ50cm程度の手回しオルゴールですが、びっくりするほどデカイ音。
部屋中に響きわたります。
こりゃ、意外。
山椒は小粒でピリリと辛い。




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お次は、自動演奏ピアノ。
演奏ロールをセットして、スイッチを入れたら、オートマチックに演奏がはじまりました。
あー、学校の七不思議でよくある「だれもいない音楽室からピアノの音が…」って、これか。
自動演奏ピアノだったのか。
なんだ。




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ラストは自動演奏器。
高さ2m×幅3mはある大物です。
スイッチを入れたら、んまー、音のデカイこと。
腹に響く、響く。Zepp Tokyoかと思いました。







「伊豆オルゴール館」の情報
オススメ度  ★★☆☆☆ 
アクセス  伊豆急行線「伊豆高原駅」から徒歩5分 
住所  静岡県伊東市八幡野1191-1
電話番号  0557-53-0900 
営業時間  9:00~16:30
定休日  なし 
予算  大人800円 
関連サイト  公式サイト