「養老渓谷」 オススメ度:★★☆☆☆
千葉県夷隅郡にある、渓谷。 自然ゆたかな美しい渓谷で、落差30m・全長100mの養老の滝はなかなかの見ごたえ。 じゃあ、なにが珍なのかっていうと、入り口ね。 渓谷入り口に、ゆるーい手彫り仏がたくさん飾られてるんです。 鮮やかな彩色で、アウトサイダーアートな匂いがぷんぷんしてますよ。 |



はい。というわけで、養老渓谷。
小湊鉄道線「養老渓谷駅」から、徒歩30分ほど。
渓谷美で知られるスポットです。
お盆に行ったんだけど、観光客はそれほどいませんでした。
家族やカップルが何組か水遊びしてるぐらいで、のどかなもんです。

▲養老の滝、入口
なにが珍スポかというと、入り口。
養老の滝への入口に、ゆるーい手彫り仏が、モリモリ飾られてるんです。
珍スポ本のクラシック「珍日本紀行」でも、取りあげられてます。

▲養老の滝につづく門

門に近寄ってみると、手彫りの仏がちらほら。
鮮やかな彩色、独特な造形がアウトサイダーアートしてます。
ファミリーが水遊びする、ほのぼのスポットとは思えません。
ぶきみな違和感をはなってますね。



モチーフは、観音菩薩に閻魔大王などの仏教もの。
滝見仙人という方の作品らしく、名前が彫ってあります。
「自然と人間の融合」「貧しい国に子供たちに愛の募金を」などと、アグネスチャンが大喜びしそうなキャッチフレーズが書かれてるのも、見逃せないポイント。

おなじく、滝見仙人の作品なのかな。
コケが生え、いい塩梅に朽ち果ててる石像も。

わりとメジャーなスポットとはいえ、観光客離れはまぬがれないのでしょう。
滝のすぐ近くには、コテージがいくつかあるのですが、すべて崩壊してました。
もう機能してないのかな、廃墟そのもの。
仮に泊まれたとしても、恐ろしくって寝れませんけど。
■「養老渓谷」の情報■
オススメ度 | ★★☆☆☆ |
アクセス | 小湊鉄道線「養老渓谷駅」から徒歩30分 |
住所 | 千葉県夷隅郡大多喜町粟又 |
電話番号 | - |
営業時間 | - |
定休日 | なし |
予算 | なし |
関連サイト | 養老渓谷観光協会 |