『日本列島公園』 オススメ度:★★★☆☆
東海道線「愛知御津駅」から徒歩35分。まあ、歩いていけないこともないけど、車で行くのがベターでしょ。
国道沿いを走っていると、なんの説明もなく「↑日本列島」の看板があらわれます。
そっちに日本列島があるんなら、俺が今いるココはどこなんだ。
橋をわたると「日本列島」とかかげられた門。
関門海峡をモチーフにしてるそうです。
う、うん…。
橋だということは分かるけど…
関門海峡なんだ…。
言ったもん勝ちですね。
まあ、基本的には、殺風景でひとけの少ない公園です。
平日の昼間だったせいもあるだろうけど、僕のほかには、半裸のおじさんが1人いただけでした。
半裸のおじさんがベンチで「ふんふん、ふんふんふん」と言ってただけでした。
どこの地域にも1人はいる、ヘンテコおじさんの類でしょう。
▲入り口にある説明書き
入り口にある説明書きには
「日本列島のミニチュアを表現。地形、植物、風俗など特色のあるものを全国各所に配置しました」
とありますが、このポール自体がやたらエスニックで、中南米といったオーラ。
さっそく日本ですらありません。
●県によって、待遇がえらい違うよ!
日本列島の目玉は、こちらミニチュア富士山。
頂上に謎の筒がある、ちょっとした丘ですね。
以前は、富士山に登れたんだけど、現在は閉鎖中。
子供たちが斜面をダンボールで滑って、遊んでたんだって。
なんか事故でもあったのかな。
▲山形県天童市の名産物「将棋のコマ」をかたどったベンチ。
▲青森の特産品「リンゴ」をかたどったベンチ
▲愛媛の名産品「みかん」をかたどったベンチ
なにが珍なのかって言いますと、県によって待遇がえらい違うこと。
まあ、上記の4県は良いんですよ。
並の富士塚より、富士山だってしっかり作られてるし、ミカンやリンゴのベンチもけっこうじゃないですか。
県名から思い浮かぶイメージにも沿ってるし。
でも、他がねえ…。
▲つまようじのオブジェ
大阪府でピックアップされてるのは、なぜか河内長野市のつまようじ。
いや、たしかに、河内長野市のつまようじ生産量は日本一だよ。
でもねー、大阪でしょ、大阪。
通天閣に、たこ焼きに、阪神タイガース。もっといくらでもあるでしょうに、題材!
▲高知の「はりまや橋」をかたどったベンチ
これが、はりまや橋って!
そりゃあ、はりまや橋自体が、がっかり名所としておなじみだけど、こんなウンコみてえなのくっつけてないでしょ。
▲本物のはりまや橋
うーん。
ま、どっちもどっちか。
▲新潟県の親不知
▲福井県の東尋坊
おなじ!
色違いで、おなじ!
スライムとスライムべスの違いでしかない!
▲東京のビル群
東京を代表するものは、ビル群ということで、直方体の大理石が建ってるだけ。
ここまでくると、逆にシニカルなメッセージを感じる。
大阪といい、東京都といい、制作者は都市部になにか恨みでもあるのだろうか。
いちおう信濃川と名づけられてるだけで、もう、完全にふつうの歩道。
信濃川要素はゼロ。
とまあ、オブジェなりベンチなりを作ってもらえてる県は、まだ優遇されてるほう。
ほとんどの県は、地面に貼られた「県花タイル」でおしまい。
群馬県の花は、れんげつつじってか。
ほーう、なるほど、なるほど…。
って、だから、どうした!
■「日本列島公園」の情報■
愛知県豊川市にある公園。 「日本列島のミニチュアを作りました」ってな公園です。 小さな富士山があったり、観光名所をモチーフにしたオブジェがあったり、コンセプト的には東武ワールドスクエアに近いんですが、クオリティーはゆっるゆる。 意図的なのかは知らないけど、県によって、待遇もすげー違うしね。 |
東海道線「愛知御津駅」から徒歩35分。まあ、歩いていけないこともないけど、車で行くのがベターでしょ。
国道沿いを走っていると、なんの説明もなく「↑日本列島」の看板があらわれます。
そっちに日本列島があるんなら、俺が今いるココはどこなんだ。
橋をわたると「日本列島」とかかげられた門。
関門海峡をモチーフにしてるそうです。
う、うん…。
橋だということは分かるけど…
関門海峡なんだ…。
言ったもん勝ちですね。
まあ、基本的には、殺風景でひとけの少ない公園です。
平日の昼間だったせいもあるだろうけど、僕のほかには、半裸のおじさんが1人いただけでした。
半裸のおじさんがベンチで「ふんふん、ふんふんふん」と言ってただけでした。
どこの地域にも1人はいる、ヘンテコおじさんの類でしょう。
▲入り口にある説明書き
入り口にある説明書きには
「日本列島のミニチュアを表現。地形、植物、風俗など特色のあるものを全国各所に配置しました」
とありますが、このポール自体がやたらエスニックで、中南米といったオーラ。
さっそく日本ですらありません。
●県によって、待遇がえらい違うよ!
日本列島の目玉は、こちらミニチュア富士山。
頂上に謎の筒がある、ちょっとした丘ですね。
以前は、富士山に登れたんだけど、現在は閉鎖中。
子供たちが斜面をダンボールで滑って、遊んでたんだって。
なんか事故でもあったのかな。
▲山形県天童市の名産物「将棋のコマ」をかたどったベンチ。
▲青森の特産品「リンゴ」をかたどったベンチ
▲愛媛の名産品「みかん」をかたどったベンチ
なにが珍なのかって言いますと、県によって待遇がえらい違うこと。
まあ、上記の4県は良いんですよ。
並の富士塚より、富士山だってしっかり作られてるし、ミカンやリンゴのベンチもけっこうじゃないですか。
県名から思い浮かぶイメージにも沿ってるし。
でも、他がねえ…。
▲つまようじのオブジェ
大阪府でピックアップされてるのは、なぜか河内長野市のつまようじ。
いや、たしかに、河内長野市のつまようじ生産量は日本一だよ。
でもねー、大阪でしょ、大阪。
通天閣に、たこ焼きに、阪神タイガース。もっといくらでもあるでしょうに、題材!
▲高知の「はりまや橋」をかたどったベンチ
これが、はりまや橋って!
そりゃあ、はりまや橋自体が、がっかり名所としておなじみだけど、こんなウンコみてえなのくっつけてないでしょ。
▲本物のはりまや橋
うーん。
ま、どっちもどっちか。
▲新潟県の親不知
▲福井県の東尋坊
おなじ!
色違いで、おなじ!
スライムとスライムべスの違いでしかない!
▲東京のビル群
東京を代表するものは、ビル群ということで、直方体の大理石が建ってるだけ。
ここまでくると、逆にシニカルなメッセージを感じる。
大阪といい、東京都といい、制作者は都市部になにか恨みでもあるのだろうか。
いちおう信濃川と名づけられてるだけで、もう、完全にふつうの歩道。
信濃川要素はゼロ。
とまあ、オブジェなりベンチなりを作ってもらえてる県は、まだ優遇されてるほう。
ほとんどの県は、地面に貼られた「県花タイル」でおしまい。
群馬県の花は、れんげつつじってか。
ほーう、なるほど、なるほど…。
って、だから、どうした!
■「日本列島公園」の情報■
オススメ度 | ★★★☆☆ |
アクセス | 東海道本線「愛知御津駅」から徒歩35分 。車で行ってね。 |
住所 | 愛知県豊川市御津町安礼の崎 |
電話番号 | - |
営業時間 | なし |
定休日 | なし |
予算 | 無料 |
関連サイト | 公式サイト |
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