『桃太郎神社』 オススメ度:★★★★☆
名鉄犬山線「犬山遊園駅」から徒歩35分。
川沿いの坂道を、かなりイカつい距離歩かされるので、車で行くのがベターかも。
平日の昼間におとずれたので、お客さんは家族連れが1組だけ。
静寂感にあふれ、田舎らしい、気持ちいい神社ですね。
大鳥居の下に、さっそくコンクリート人形がお出むかえしてくれてます。
さてさて、どんなツラしてっかな…
怖っ!!
目つき、ヤベえ!!
こいつの持ってきたきび団子なんて、恐ろしくて食えねえよ。十中八九、毒入りだろ。
解毒剤と引き換えに、仲間の情報とか引き出されそう。
サルに比べると、実直そうな犬とキジ。
あー、キジってくちばしで攻撃すんのかと思ってたけど、剣持ってるのね。
…なら家来にすんの、人間で良くね?
犬、汚ねー!
キジはわりと鮮やかなペインティングだけど、犬はぼろぼろ…。
鬼との戦いの激しさを物語ってますね。
こんな身なりしてたら、保健所連れてかれちゃうよ。
境内のあちこちに、桃太郎のハタが立ってます。
桃で大事な部分は隠れてますね。
まあね、ちっちゃなお子さんもくる神社ですから、そういう配慮が必要なんでしょう。
ドカーン!!
桃太郎、爆誕!!
超ハイテンションに、主役のおでましです。
生まれたそばからデカすぎやしねえか!桃に収まりきるかなー!?
「いえーい、爆誕!」
とでも叫びそうなアゲアゲな表情。
生まれたばかりなのに、中間管理職みてえな髪型をしてます。根っからのリーダー気質なのでしょう。
ハイテンションの桃太郎にくらべて、敗戦者の鬼どもはこの有様。
藪のなかに追いやられ、体中にコケだらけ。
これが敗戦国の現実です。
●まだまだあるよ、桃太郎のコンクリ人形!
ボコられて青鬼が泣きべそかいてます。
ちなみにコンクリ人形たちの作者は、浅野祥雲さん。
このブログでは、五色園や熱海城でも出てきた名前ですね。
珍スポ好きなら、避けて通れないビッグネーム。多くのファンを抱える、コンクリ人形作家です。
▲赤鬼をつきとばす桃太郎
▲わき水が、鬼をつたい、涙を流しているように見える
▲背中にのれる、やさしい鬼
もうね、鬼の扱いが、完全にザコキャラ。
やさしい鬼とか言ってるけど、こいつ、ただのどMっぽいな。
背中に乗っかったら、トローンとした目つきで、勝手に気持ちよくなりそうだから、お前には乗らない!
▲宝物を持ち帰る桃太郎たち
宝物を運ぶ桃太郎一行。
サルの顔をよく見てみると…
・
・
・
・
・
怖っ!
サルだけ、目つきヤバすぎなんだって!
絶対、敵にまわしちゃいけないタイプだよ。
凶のおみくじは、サルが食べてくれます。
もぅ、怖い!
だから、なんでサルだけこんな怖いのー!!
漫☆画太郎先生のイラストっぽい造形ですな。「く、くせえええぇ」とか叫んで、ゲロ吐きそう。
桃形の鳥居もあります。
「桃太郎神社の桃鳥居をくぐれば、悪は去る(猿)、病いは去ぬ(犬)、災いは来じ(雉)」
だそうです。
ラッキー!ラッキー&ハッピー!
●桃太郎は犬山うまれだよ!証拠物品もあるよ!
■証拠1 地名
桃太郎がうまれた場所といえば、一般的には岡山市や高松市がおなじみ。
桃鉄でも桃太郎ランドがあるのは岡山駅だしね。
でも、この神社では「犬山こそが桃太郎生誕の地なんだ!証拠の品もたくさんあるぜ!」と主張しています。
まずは、地名。
神社近辺には、桃太郎がらみの地名がわんさかあるんです。
『大桃』『桃山』『犬山』『雉が棚』『猿洞』『鬼が島』『鬼がくれ』などなど。
うーん、たしかにこんだけあるって事は、偶然とはおもえない。
■証拠2 鬼のミイラ
出たっ、ミイラもの!
平成8年のボヤで実物は燃えちゃったので、現在は写真での展示。
ぐそー、残念。本物見たかったなあ!
■証拠3 おばあさんの足跡がついてる洗濯岩
手前の岩が、証拠物品。『洗濯岩』です。
くる日もくる日も、川で洗濯をしていたら、おばあさんの足跡がついてしまったって岩。
足跡…かな?…、凹みがあるにはありましたけど…
どんだけ足腰ふんばって、洗濯をしてたんでしょうか、おばあさん。
■証拠4 鬼が島の岩
はい、お次は『鬼が島の岩』
2度と住まないようにと、焼き払われたので、黒い色をしているそうです。
う、うん。…そっか。
■証拠5 鬼の化石
▲犬が噛み切ったとされるもの
う…うん。
それっぽい形の岩にしか見えませんけど…。
僕は信じます。信じ続けます。
■証拠6 桃太郎が生まれた伝説の桃
こ、これが桃太郎がうまれたという、あの桃なのか!!根拠!根拠はー!
うおー、胡散臭さが突きぬけてて、逆に爽快。
高田純二みたいなスポットだなあ。最高!
■「桃太郎神社」の情報■
愛知県犬山市にある神社。 「桃太郎が生まれたのは、岡山でも高松でもねえ!犬山市だぜ!」と主張し、桃太郎にかんするコンクリート人形が、20体ほど設置されてます。 どの人形も、ちょうどいい案配に古びてて、見ごたえ充分。 『桃太郎がうまれた伝説の桃』『鬼が島の岩』など胡散臭すぎるお宝もあるってんだから、たまらないぜー! |
名鉄犬山線「犬山遊園駅」から徒歩35分。
川沿いの坂道を、かなりイカつい距離歩かされるので、車で行くのがベターかも。
平日の昼間におとずれたので、お客さんは家族連れが1組だけ。
静寂感にあふれ、田舎らしい、気持ちいい神社ですね。
大鳥居の下に、さっそくコンクリート人形がお出むかえしてくれてます。
さてさて、どんなツラしてっかな…
怖っ!!
目つき、ヤベえ!!
こいつの持ってきたきび団子なんて、恐ろしくて食えねえよ。十中八九、毒入りだろ。
解毒剤と引き換えに、仲間の情報とか引き出されそう。
サルに比べると、実直そうな犬とキジ。
あー、キジってくちばしで攻撃すんのかと思ってたけど、剣持ってるのね。
…なら家来にすんの、人間で良くね?
犬、汚ねー!
キジはわりと鮮やかなペインティングだけど、犬はぼろぼろ…。
鬼との戦いの激しさを物語ってますね。
こんな身なりしてたら、保健所連れてかれちゃうよ。
境内のあちこちに、桃太郎のハタが立ってます。
桃で大事な部分は隠れてますね。
まあね、ちっちゃなお子さんもくる神社ですから、そういう配慮が必要なんでしょう。
ドカーン!!
桃太郎、爆誕!!
超ハイテンションに、主役のおでましです。
生まれたそばからデカすぎやしねえか!桃に収まりきるかなー!?
「いえーい、爆誕!」
とでも叫びそうなアゲアゲな表情。
生まれたばかりなのに、中間管理職みてえな髪型をしてます。根っからのリーダー気質なのでしょう。
ハイテンションの桃太郎にくらべて、敗戦者の鬼どもはこの有様。
藪のなかに追いやられ、体中にコケだらけ。
これが敗戦国の現実です。
●まだまだあるよ、桃太郎のコンクリ人形!
ボコられて青鬼が泣きべそかいてます。
ちなみにコンクリ人形たちの作者は、浅野祥雲さん。
このブログでは、五色園や熱海城でも出てきた名前ですね。
珍スポ好きなら、避けて通れないビッグネーム。多くのファンを抱える、コンクリ人形作家です。
▲赤鬼をつきとばす桃太郎
▲わき水が、鬼をつたい、涙を流しているように見える
▲背中にのれる、やさしい鬼
もうね、鬼の扱いが、完全にザコキャラ。
やさしい鬼とか言ってるけど、こいつ、ただのどMっぽいな。
背中に乗っかったら、トローンとした目つきで、勝手に気持ちよくなりそうだから、お前には乗らない!
▲宝物を持ち帰る桃太郎たち
宝物を運ぶ桃太郎一行。
サルの顔をよく見てみると…
・
・
・
・
・
怖っ!
サルだけ、目つきヤバすぎなんだって!
絶対、敵にまわしちゃいけないタイプだよ。
凶のおみくじは、サルが食べてくれます。
もぅ、怖い!
だから、なんでサルだけこんな怖いのー!!
漫☆画太郎先生のイラストっぽい造形ですな。「く、くせえええぇ」とか叫んで、ゲロ吐きそう。
桃形の鳥居もあります。
「桃太郎神社の桃鳥居をくぐれば、悪は去る(猿)、病いは去ぬ(犬)、災いは来じ(雉)」
だそうです。
ラッキー!ラッキー&ハッピー!
●桃太郎は犬山うまれだよ!証拠物品もあるよ!
■証拠1 地名
桃太郎がうまれた場所といえば、一般的には岡山市や高松市がおなじみ。
桃鉄でも桃太郎ランドがあるのは岡山駅だしね。
でも、この神社では「犬山こそが桃太郎生誕の地なんだ!証拠の品もたくさんあるぜ!」と主張しています。
まずは、地名。
神社近辺には、桃太郎がらみの地名がわんさかあるんです。
『大桃』『桃山』『犬山』『雉が棚』『猿洞』『鬼が島』『鬼がくれ』などなど。
うーん、たしかにこんだけあるって事は、偶然とはおもえない。
■証拠2 鬼のミイラ
出たっ、ミイラもの!
平成8年のボヤで実物は燃えちゃったので、現在は写真での展示。
ぐそー、残念。本物見たかったなあ!
■証拠3 おばあさんの足跡がついてる洗濯岩
手前の岩が、証拠物品。『洗濯岩』です。
くる日もくる日も、川で洗濯をしていたら、おばあさんの足跡がついてしまったって岩。
足跡…かな?…、凹みがあるにはありましたけど…
どんだけ足腰ふんばって、洗濯をしてたんでしょうか、おばあさん。
■証拠4 鬼が島の岩
はい、お次は『鬼が島の岩』
2度と住まないようにと、焼き払われたので、黒い色をしているそうです。
う、うん。…そっか。
■証拠5 鬼の化石
▲犬が噛み切ったとされるもの
う…うん。
それっぽい形の岩にしか見えませんけど…。
僕は信じます。信じ続けます。
■証拠6 桃太郎が生まれた伝説の桃
こ、これが桃太郎がうまれたという、あの桃なのか!!根拠!根拠はー!
うおー、胡散臭さが突きぬけてて、逆に爽快。
高田純二みたいなスポットだなあ。最高!
■「桃太郎神社」の情報■
オススメ度 | ★★★★☆ |
アクセス | 名鉄犬山線「犬山遊園駅」から徒歩30分 |
住所 | 愛知県犬山市来栖古屋敷35 |
電話番号 | 0568-61-1586 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
定休日 | なし |
予算 | 宝物庫への入館200円 |
関連サイト | 公式サイト |
「桃太郎神社」のコンクリート像は、10月に修復されます。
詳しくはこちらを。
http://www.days.ne.jp/chinmeisho/event/index.php#sixthevent
私も参加予定です。
松澤さんも、ご都合がよろしければ、是非とも参加願います。