『かまぼこ博物館』 おすすめ度:★★☆☆☆


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神奈川県小田原市にある博物館。

かまぼこメーカー「鈴廣」が運営してます。
かまぼこの歴史、かまぼこの科学、かまぼこの製法を知れる、すり身フェチにはたまらない博物館です。
で、なにが良いって、「かまぼこ板絵コンクール」の受賞作品ね。
かまぼこ板にイラストを描くって企画なんだけど、子どもたちの想像力が爆発してて、見ごたえ充分なのです。
 



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箱根登山鉄道「風祭駅」から徒歩5分。
「なんだ、その駅、知らねえや」という声が聞こえてきそうですが、小田原駅のすぐ近くです。
かまぼこメーカー『鈴廣』が運営してる博物館で、入場無料。
夏休みだったこともあってか、子ども連れでにぎわってました。




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▲かまぼこの素材となるお魚

魚の肉をすり身にして、形をととのえ、焼きあげれば、かまぼこの完成。
タイやキスなど、色んな魚が使われてるんですねー。




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▲「第40回全国蒲鉾品評会」で栄誉大賞をえたカマボコ

わが鈴廣のカマボコは、全国蒲鉾品評会で栄誉大賞を得ております!ありがとうございます!
鮮やかな色ですが、着色料は使ってません。
たとえば、黄色はタマゴの黄身。赤は、エンジムシっちゅう小虫が分泌する成分です。




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工場の一部がガラス張りになってて、カマボコ製造の現場を見られます。さくっと気軽に、工場見学。
職人さんが緊張しちゃうから、作業中は撮影禁止なんだって。
かわいい女性職人がいたら「ほーら、見てるよ。こんなとこまで見てるよ」とかなんとか言いながら、緊張させたいものですね。




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▲かまぼこ手作り体験は1575円です。

1575円で、かまぼこ手作り体験もできます。
けっこう人気らしいので、休日にやりたい場合は、予約しといたほうがいいかも。
焼きたてのかまぼこをもらえるのは、羨ましいですな。




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食べたくて我慢できなくなったら、博物館内でいただけます。
製造工程で出てくる、ホクホクのすり身見てると、食欲刺激されんだよなー。 
かまぼこ3切れと日本酒で、350円です。






●「かまぼこ板絵コンクール」の受賞作品がイカしてる!

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2階には「かまぼこ板絵コンクール」の受賞作品が並んでます。
「かまぼこ板絵コンクール」ってのは、 年1回、鈴廣が主催してるアートコンクール。
かまぼこの板をキャンバスにして、アートを仕上げようってな企画です。
毎回1万点ちかくの作品が応募されてるんだけど、受賞作がけっこう面白いんです。子どもの想像力が爆発してます。
いくつか紹介しますね。
 



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▲『MY RABBIT』  9歳(男子)

さっそく、かまぼこ板、関係ねー!すべて覆われちゃっとる!
でも、ウサギ、かわゆいね。




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▲『おとうさんのかお』  3歳(女子)

頭の上の緑色の、なにー!?
お父さん、キャベツ乗っけて、生活してるの!?




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▲『板パチンコ』  6歳(男子)

なんか、怖ぇー!
バットマンの敵役として出てきそう。




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▲『花火』  4歳(女子)

4歳にして、はやくも抽象画に目覚めている。




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▲『くりぼう』  7歳(男子)

くりぼうって誰!?
やっぱ、子供の描くイラストは最高だなあ。永遠、見てられる。楽し。




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『お笑いマンガ道場』でおなじみ、鈴木義司さんのかまぼこ板絵も。
著名人の招待作品も、いくつか展示されてます。
小さいころ、番組でよく見てたなあ、このイラスト。
あのころは、富永一郎は土管に入ってたし、川島なお美の血はまだワインじゃなかったなあ。




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藤子不二雄Aによる笑ゥセールスマンまであります。
思いのほか、豪華だなー。



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ちばてつや氏の作品。
コンクールの存在自体をゆるがす発言だが、これはもう言わざるをえまい。
「こんなに継ぎ足すなら、キャンバスに描けば良いじゃん」
と。







「かまぼこ博物館」の情報
オススメ度  ★★☆☆☆ 
アクセス  箱根登山鉄道「風祭駅」から徒歩3分 
住所  神奈川県小田原市風祭245
電話番号  0465-24ー6262 
営業時間  10:00~17:00
定休日  なし 
予算  無料 
関連サイト  公式サイト