
愛知へママチャリ旅行をしてる途中。
浜名湖のあたりで、ぶきみな張り紙をみつけた…。
浜名湖近くの田舎道。
民家はほとんどなく、森と田んぼだけが広がる道に、ポツンと昔ながらの雑貨屋さんが立っていた。
1日に1人か2人、お客さんがくるかこないか、といった古びたお店。
のどが渇いてたので、わきの自販機で水を買い、小休止した。
なんとなく、お店の窓に目をむけると、なにやら張り紙がしてある。
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「拾得物を当方で保管しています。ご存知の方は当店に連絡をお願いいたします。」
といったもの。
ほーっ、落し物を預かっててくれるなんて地方の人は優しいな、なんて思ったが、どうも気にかかる。オカシイ。
添えられている写真をよく見てみると…

???
この人が落とし主?
それにしても、なんだ、この写真は?
ブログ上では、いちおう目線をいれてるが、実物はもちろん目線なし。
防犯カメラの映像のよう。
こんな田舎道に防犯カメラというのも、おかしな話しだ。
暗くてはっきり見えないが、チェーンのかかった空き地のまえでカバンのようなものを差し出している。
落としたというより「意図的に捨てようとしている」ように見える。
推測だが、もしかして、お店近くに捨てられたゴミを「拾得物預かってます」って、皮肉でポスター化したのだろうか。
格好からして、捨てた人も、近隣の人っぽい。
うだるような真夏の昼下がりに、スーッと涼しくなった。詳細不明のブキミな逸品だ。