『ロボットレストラン』 オススメ度:★★★★★
新宿駅から徒歩8分。歌舞伎町のど真ん中にあります。
外装からして、ド派手そのもの。えげつないほどネオンがまたたき、カラーリングもひっちゃかめっちゃか。
ロボットレストランが入ってるビルの名前は「ロボットビル」。ビル名から、ロボに特化させるという本気っぷりなのだ。
こいつあ、期待できそうだ!超ド級の珍スポオーラをギュンギュン感じるぜ!!
マンガ喫茶「マンボー」や個室ビデオ「金太郎」も同じビルに入ってたんだけど、系列店なんでしょうかね。
言われてみれば、色使いのセンスとか、宣伝カーで町をねり歩く手法とか、共通してますしね。
ビルにはデカデカと「女戦」と書かれてます。
え、女戦?
なんだか意味は分からねえけど、胸踊る響きだぜ。
▲受付
まずは、受付で入場料5000円(フード、ドリンク込み)を支払います。
って、なんだ、この受付はよおおお!!
受けつけするだけなんだから、こんなに光、必要ねえだろうがよおお!!
壁中が電球で埋めつくされ、ビッカビカに光輝いてます。
▲待合室
支払いをすますと、待合室に通されます。
開場は20:10、ショーの開始は20:30。1日3~4公演してるから、詳しくは公式サイトを見てね。
もちろん、待合室だって光りまくり。
に、日本とは思えねえ…
バンコクだのマカオだの、アジアの繁華街って感じだ。
光りかがやく突起物をよく見ると、またしても「女」「戦」の文字が…。
なんだ、なんだ、女戦ってよー。オラ、ワクワクしてきたぞ。
▲エレベーターホール
お時間がきたら、会場のある地下2階へ。
あ、これ、エレベーターホールね。壁が液晶画面になってて、女の子が動く、動く。
▲エレベーター
エレベーターもこの有様。光りまくり。
あー、凄い、凄すぎるよ。
まだ会場にすらたどり着いてないのに、俺は、すでに圧倒されている!
バカバカしさに、一切の妥協がねえ!
▲レストラン会場
はい。
で、こちらがロボットレストランの会場。
ぜーんぜん、レストランじゃない!!
奥と手前にステージがあって、通路をはさむ形で、イスが並んでます。15席が4列。
ずらっとお客さんが座った姿は、クイズ番組のパネラーみたい。
▲黄金のイス。お客さんが座ります。
で、これがフードとドリンクです。
あれ?ここって、飛行機でしたっけ??機内食ですよね、これ??
はい。
できあいのお弁当ですね。
ま、食事なんてどうでもいいんです。どうせ、ショーはじまったら食う暇ないから。
開始までの20分で、ササッとかっこんじゃってください。
●ショーが始まった!!第1幕は、太鼓を叩きまくり!!
8時30分。
暗転とともに、勇ましい音楽が鳴りひびく。
ショーの開始だ!
スタイル抜群の女性たちが、舞台袖からぞくぞくと飛びだし、太鼓を叩き、歌をうたう。
10人以上のダンサーが、通路で、舞台で、踊りまくり。
誰1人、タラタラした人はいなく、むちゃくちゃマジだ。
かなりの練習量を想像させる動き。
コンセプトはバカバカしいのに、締めるとこはきっちり締めてる。いいぞ、こいつあ、いいぞー。
最後に、竜のだしものが登場して、第1幕はおしまい。
およそ10分、思った以上にガチなダンスだった。
●第2幕 妖艶なマーチングバンド、現る!!
息つく暇もなく、第2幕スタート。
マーチングバンドをモチーフにしているようだ。
●ここからが本番だ!!!ロボット出陣の第3幕!!
2幕が終わると、サイリウムを渡されます。
音楽が切り替わり、謎のアイドルソングに…。
さあ、第3幕のスタートだ。
出るか?
出るか!?
出ちゃうのか?
・
・
・
・
・
・
で、出たー!!!
巨大女ロボ!!!!
ビキニ姿の女の子2人が操縦して、ノシノシと歩いてるーー!!
しかも、2体来たーーー!!!
足、ビッカビカに光っとるやないかー!
これには、お客さんたちも満面の笑み。写真をばしゃばしゃ撮りまくってます。
動くのは、手足だけじゃない。
顔も動くんです。
ウインクしたり、口をパクパクしたり、表情豊か!
こりゃあ、100億かかるでー!!
あっという間に、ロボットタイム終了。
持ち場へ戻っていく、巨大女ロボ。
感動をありがとう。
●ギラギラ光る戦車に爆撃機!!祭りだ!祭りだ!!
さー、いよいよ、お次が最終幕。
セガの名作ゲーム「サクラ大戦」のテーマソングが、爆音でかかります。
ま、まさか、「檄!帝国華撃団」でラストを締めるのか!?
・
・
・
・
「切り裂いた、闇が吠え♪」
の歌詞にのせ、電飾ビカビカのマメタンク、始動!!
アーミービキニを着たダンサーたちが、爆撃機にぶらさがって、こちらにやってきます。
▲豆タンク
▲爆撃機
うをー、わけ分かんねえけど、盛り上がってきたー!!
そして、大量のレーザービームを放出しながら、戦車登場だー!!
大砲にまたがるダンサーが
「おらおら!!ガンガン行くぜー!!」
「まだまだ、やるぞ!!オラぁあ!!」
などと、観客をアジる、アジる!
この雰囲気…
祭り?
祭りだ!!
戦車に、爆撃機に、マメタンク、こいつら全部、山車なんだ!!
祭りじゃ、祭りじゃあああ!!!
ほわほわほわほわ!!
戦車が通路を走りまわり…
舞台上では、マメタンクが暴れ…
頭上では、爆撃機にのったビキニの女が手をふり…
そして、踊りまくる!!!
ほわほわ、いえーーーーい!!!
祭りだ、祭りだーーーー!!!
ほわっほわっほわほわ!!!!
見ろーーーー、これが日本の底力じゃああああああ!!!
夢のような祭りにも、終わりはくる…。
笑顔の女の子たちをつれて、爆撃機は舞台に戻っていった。
「帝国華撃団」のテーマ曲も終わり、これにて、ショーは終了。
最後にダンサーのみなさんが「イエーイ!」と言いながら、お客さんたちとハイタッチ。
ああぁ、なんという濃密な1時間。なんという高揚感。
これぞ珍スポ!
バカバカしさを突き詰めると、ここまでやれるのか。
わけの分からない感動に、ラスト、ちょっと涙出そうになった。
なに、この感情、恐い。
ふらふらする頭のまま、会場をあとにする。
あー、スゴかった…。
いままで出会ってきた珍スポ経営者の人たちって、大量の金があったら、こういうことがやりたいんじゃないかな、なんて思ったりもして。
大量の資金と、稀有なセンス、そしてなにより熱い熱い情熱がなければ、こんな場所は出来上がらない!
奇跡だわ、ロボットレストラン。
レポートじゃ、ここのマジさ、ヤバさは伝えきれないよ。お手上げ。現場の空気を吸ってください。
正直いつまであるか分からないスポットなので、1人でも多くの人に、すぐにでも行ってほしい。ほんと、今夜にでも。
大丈夫、このブログ読むような方なら、絶対に、絶対に、好きだから!5千円以上の価値、ばっりばりあるから!!
最後に、巨大ロボにまたがり、記念撮影。
このあと、一緒にいった友人たちと、2時間以上ロボットレストランの魅力について語り合ってしまった。
ゲーテは死のまぎわ
「もっと光を…」
と言ったそうです。
この遺言の解釈については諸説ありますけど、俺、分かったね。
ゲーテさ、ロボットレストランが見たかったんだよ。超光ってるもん、ココ。
ああ、凄かった。また行こ。
▲第5幕の動画があがってました
■「ロボットレストラン」の情報■
「総工費が100億かかった」「へんてこロボが町中をねり歩き、宣伝してた」などと話題をふりまき、2012年7月末にオープン以降、ネットでえらい騒ぎになってますよね。 行ったよ。行った。 いやあ…いやあああああ、半端ねえ!!!想像をはるかに絶するバカバカしさ!! ギッラギラに光る戦車だとか、ガシガシ動く巨大ロボットだとかに、ビキニの女がまたがって、歌えや踊れやの1時間。 祭りじゃあ!祭りじゃああああ!! さっそくだけど、結論。 今夜行けっ!! |
新宿駅から徒歩8分。歌舞伎町のど真ん中にあります。
外装からして、ド派手そのもの。えげつないほどネオンがまたたき、カラーリングもひっちゃかめっちゃか。
ロボットレストランが入ってるビルの名前は「ロボットビル」。ビル名から、ロボに特化させるという本気っぷりなのだ。
こいつあ、期待できそうだ!超ド級の珍スポオーラをギュンギュン感じるぜ!!
マンガ喫茶「マンボー」や個室ビデオ「金太郎」も同じビルに入ってたんだけど、系列店なんでしょうかね。
言われてみれば、色使いのセンスとか、宣伝カーで町をねり歩く手法とか、共通してますしね。
ビルにはデカデカと「女戦」と書かれてます。
え、女戦?
なんだか意味は分からねえけど、胸踊る響きだぜ。
▲受付
まずは、受付で入場料5000円(フード、ドリンク込み)を支払います。
って、なんだ、この受付はよおおお!!
受けつけするだけなんだから、こんなに光、必要ねえだろうがよおお!!
壁中が電球で埋めつくされ、ビッカビカに光輝いてます。
▲待合室
支払いをすますと、待合室に通されます。
開場は20:10、ショーの開始は20:30。1日3~4公演してるから、詳しくは公式サイトを見てね。
もちろん、待合室だって光りまくり。
に、日本とは思えねえ…
バンコクだのマカオだの、アジアの繁華街って感じだ。
光りかがやく突起物をよく見ると、またしても「女」「戦」の文字が…。
なんだ、なんだ、女戦ってよー。オラ、ワクワクしてきたぞ。
▲エレベーターホール
お時間がきたら、会場のある地下2階へ。
あ、これ、エレベーターホールね。壁が液晶画面になってて、女の子が動く、動く。
▲エレベーター
エレベーターもこの有様。光りまくり。
あー、凄い、凄すぎるよ。
まだ会場にすらたどり着いてないのに、俺は、すでに圧倒されている!
バカバカしさに、一切の妥協がねえ!
▲レストラン会場
はい。
で、こちらがロボットレストランの会場。
ぜーんぜん、レストランじゃない!!
奥と手前にステージがあって、通路をはさむ形で、イスが並んでます。15席が4列。
ずらっとお客さんが座った姿は、クイズ番組のパネラーみたい。
▲黄金のイス。お客さんが座ります。
で、これがフードとドリンクです。
あれ?ここって、飛行機でしたっけ??機内食ですよね、これ??
はい。
できあいのお弁当ですね。
ま、食事なんてどうでもいいんです。どうせ、ショーはじまったら食う暇ないから。
開始までの20分で、ササッとかっこんじゃってください。
●ショーが始まった!!第1幕は、太鼓を叩きまくり!!
8時30分。
暗転とともに、勇ましい音楽が鳴りひびく。
ショーの開始だ!
スタイル抜群の女性たちが、舞台袖からぞくぞくと飛びだし、太鼓を叩き、歌をうたう。
10人以上のダンサーが、通路で、舞台で、踊りまくり。
誰1人、タラタラした人はいなく、むちゃくちゃマジだ。
かなりの練習量を想像させる動き。
コンセプトはバカバカしいのに、締めるとこはきっちり締めてる。いいぞ、こいつあ、いいぞー。
最後に、竜のだしものが登場して、第1幕はおしまい。
およそ10分、思った以上にガチなダンスだった。
●第2幕 妖艶なマーチングバンド、現る!!
息つく暇もなく、第2幕スタート。
マーチングバンドをモチーフにしているようだ。
●ここからが本番だ!!!ロボット出陣の第3幕!!
2幕が終わると、サイリウムを渡されます。
ここからが本気モードみたいですね。
黒子がセットを用意しているあいだ、ジブリ映画のテーマ曲が流れてます。
「怒涛の展開がはじまるから、ちょっとほのぼのしときなさい」という配慮でしょうか。アンバランス。音楽が切り替わり、謎のアイドルソングに…。
さあ、第3幕のスタートだ。
出るか?
出るか!?
出ちゃうのか?
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・
で、出たー!!!
巨大女ロボ!!!!
ビキニ姿の女の子2人が操縦して、ノシノシと歩いてるーー!!
しかも、2体来たーーー!!!
足、ビッカビカに光っとるやないかー!
これには、お客さんたちも満面の笑み。写真をばしゃばしゃ撮りまくってます。
動くのは、手足だけじゃない。
顔も動くんです。
ウインクしたり、口をパクパクしたり、表情豊か!
こりゃあ、100億かかるでー!!
デカすぎて、2体はすれ違うこともできません。
なので、半径3mくらいをあっち行ったり、こっち行ったりするだけ。
こいつらをもっと広い大地で、自由に動かしてあげたい!
あっという間に、ロボットタイム終了。
持ち場へ戻っていく、巨大女ロボ。
感動をありがとう。
●ギラギラ光る戦車に爆撃機!!祭りだ!祭りだ!!
さー、いよいよ、お次が最終幕。
セガの名作ゲーム「サクラ大戦」のテーマソングが、爆音でかかります。
ま、まさか、「檄!帝国華撃団」でラストを締めるのか!?
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「切り裂いた、闇が吠え♪」
の歌詞にのせ、電飾ビカビカのマメタンク、始動!!
アーミービキニを着たダンサーたちが、爆撃機にぶらさがって、こちらにやってきます。
▲豆タンク
▲爆撃機
うをー、わけ分かんねえけど、盛り上がってきたー!!
そして、大量のレーザービームを放出しながら、戦車登場だー!!
大砲にまたがるダンサーが
「おらおら!!ガンガン行くぜー!!」
「まだまだ、やるぞ!!オラぁあ!!」
などと、観客をアジる、アジる!
この雰囲気…
祭り?
祭りだ!!
戦車に、爆撃機に、マメタンク、こいつら全部、山車なんだ!!
祭りじゃ、祭りじゃあああ!!!
ほわほわほわほわ!!
戦車が通路を走りまわり…
舞台上では、マメタンクが暴れ…
頭上では、爆撃機にのったビキニの女が手をふり…
そして、踊りまくる!!!
ほわほわ、いえーーーーい!!!
祭りだ、祭りだーーーー!!!
ほわっほわっほわほわ!!!!
見ろーーーー、これが日本の底力じゃああああああ!!!
夢のような祭りにも、終わりはくる…。
笑顔の女の子たちをつれて、爆撃機は舞台に戻っていった。
「帝国華撃団」のテーマ曲も終わり、これにて、ショーは終了。
最後にダンサーのみなさんが「イエーイ!」と言いながら、お客さんたちとハイタッチ。
ああぁ、なんという濃密な1時間。なんという高揚感。
これぞ珍スポ!
バカバカしさを突き詰めると、ここまでやれるのか。
わけの分からない感動に、ラスト、ちょっと涙出そうになった。
なに、この感情、恐い。
ふらふらする頭のまま、会場をあとにする。
あー、スゴかった…。
いままで出会ってきた珍スポ経営者の人たちって、大量の金があったら、こういうことがやりたいんじゃないかな、なんて思ったりもして。
大量の資金と、稀有なセンス、そしてなにより熱い熱い情熱がなければ、こんな場所は出来上がらない!
奇跡だわ、ロボットレストラン。
レポートじゃ、ここのマジさ、ヤバさは伝えきれないよ。お手上げ。現場の空気を吸ってください。
正直いつまであるか分からないスポットなので、1人でも多くの人に、すぐにでも行ってほしい。ほんと、今夜にでも。
大丈夫、このブログ読むような方なら、絶対に、絶対に、好きだから!5千円以上の価値、ばっりばりあるから!!
最後に、巨大ロボにまたがり、記念撮影。
このあと、一緒にいった友人たちと、2時間以上ロボットレストランの魅力について語り合ってしまった。
ゲーテは死のまぎわ
「もっと光を…」
と言ったそうです。
この遺言の解釈については諸説ありますけど、俺、分かったね。
ゲーテさ、ロボットレストランが見たかったんだよ。超光ってるもん、ココ。
ああ、凄かった。また行こ。
▲第5幕の動画があがってました
■「ロボットレストラン」の情報■
オススメ度 | ★★★★★ |
アクセス | JR「新宿駅」から徒歩8分 |
住所 | 東京都新宿区歌舞伎町1-7-1 |
電話番号 | 03-3200-5500 |
営業時間 | 18:00~23:00 |
定休日 | 日曜日 |
予算 | 5000円 |
関連サイト | 公式サイト |
日本ではダンサーが仕事をする場が少ないので、こういった場所は
雇用先としてかなり、貴重なんだとおもいます。
ショーパブの夜のショーでも、本格的な
シルクドソレイユのパフォーマーが出てるのを観たことがあります。