『消防博物館』 オススメ度:★★☆☆☆


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四ツ谷三丁目駅にある博物館。

消火ヘリコプターに乗れたり、ベンツ製の消防車があったり、消火衣装を着れたりします。
かなりしっかりした博物館なんでね、珍スポ的じゃないですけど。
お子さんを連れていくには良いんじゃないでしょうか、タダだし。 



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丸の内線「四ツ谷三丁目駅」から徒歩1分。ものすげえ立派なビルです。
地下1階から6階までが博物館で、2階には四ツ谷消防署が入ってます。
入場料は無料。
平日の昼間に行ったんですけど、子ども連れでけっこうにぎわってました。
しっかりした博物館なんで、消防の歴史をがっちり学べますね。 





●消防の歴史を学べます

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▲まとい

多種多様な「まとい」。
「まとい」は地域ごとに決まってて、江戸時代、火消しをするさいの目印に使ってました。
家の上でまといを振れば「この家までで、延焼を食い止めるぞー!」という合図。
隊長の指示がなければ降りれないから、まといをふるのは、命がけだったんだって。
時代劇で見るたびに「あれ、なんだよ、お祭り騒ぎかよ」って思ってたんだけど、長年の疑問が氷解しました。




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▲大さすまた

デカい。5m以上ある。
こいつで、家の柱とか壁をぶっ壊します。




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▲武家火消し装束

武家が火消しにあたるさいの衣装。
実際に火を消すというより、指示や警備をするための礼服だとか。
「なんか見たことあんなー、この服」と思ったら、赤穂浪士の討ち入り衣装ですね。
一説によると、徒党をくんで歩いても怪しまれないように、武家火消し装束に似せて、討ち入り衣装を作ったそうです。




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▲馬で引く消防車

初期のころは、消防タンクを馬で引いてました。
なんだか優雅。




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▲地震感知用なまず

「地震がきたら感知してくれる」ということで、なまずも飼われてました。
口ポカーンとあけて、ずっと直立不動してました。
もっとリラックスして、良いよ。




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▲消防年表

消防の歴史が書かれて年表。
下に、その年にはやった歌も書かれてるんですが…




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平成20年、海雪。
なんかもっとあったでしょうに。






●実機がどっさり置かれてまっせ!

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▲ベンツ製の消防車

実機がどっさり置かれてるのが、この博物館の特徴。
消防署が運営してる強みですねー。
上の写真は、なんとベンツ製の消防車。
1955年ごろ、丸の内消防署で使われてたんだって。
どうせ火事にあうなら、こいつに消してほしい。豪勢だぜ。




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▲二輪消防車

1969年~76年まで使われてた、バイク型消防車。
交通渋滞に対応するためらしい。
消防車って言ったって、荷台に2本消火器を積んでるだけだからね。役に立ったのかな、これ。




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▲消防ヘリコプター「かもめ」




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▲救急車

ケガすりゃ後ろは乗れるけどね、運転席に乗れる機会なんて、そうありません。
にこやかに手を振ってみました。




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▲消防衣装も着れる

消防衣装を着て、コスプレ撮影もできます。
衣装に着られてるなー。






●お土産は「とび口」で決まり!

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▲とび口 7500円

お土産コーナーには、とび口が売ってましたよ。
とび口ってのは、江戸時代につかわれてた消火具で、延焼を防ぐため、燃えてる建物をぶっ壊す道具ですね。
お土産で買う代物かねえ、家ぶっ壊す道具。





●10回行けば、記念品がもらえるよ。

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博物館としては珍しく、スタンプカードもあります。
10回行くと記念品が貰えるんだって。
10回か…、ハードル高いぜ!








「消防博物館」の情報
オススメ度  ★★☆☆☆ 
アクセス  丸の内線「四谷三丁目駅」から徒歩1分 
住所  東京都新宿区四谷3-10
電話番号  03-3353-9119 
営業時間  9:30~17:00
定休日  月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始
予算  無料 
関連サイト  公式サイト