『柴又のおもちゃ博物館』 オススメ度:★★★☆☆ 


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柴又駅にある博物館。

いや、博物館とは言えないか。小さな小さな昭和風味のテーマパークですね。 
ビカーッ!っと目が光るロボットがいたり、意味不明の言語をしゃべる宇宙人がいます。もちろん手作り。
1階は昔ながらの駄菓子屋さん。 



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柴又駅から徒歩3分。寅さんでおなじみ帝釈天の並びにあります。
柴又近辺って、有名なおもちゃメーカーがたくさんあるんですよね。モンチッチの「セキグチ」とか、チョロQ・リカちゃん人形の「タカラトミー」とか。
こういった下町のオモチャ文化を伝えたい!という理念のもとに、作られた博物館だそうです。


 

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入り口で、ロボット自販機がお出迎え。
腹に蓄えているジュースが、ちょうど股間にあたる部分から放出されるという、人間の内臓系に即した作りです。




●1階部分は昔ながらの駄菓子屋さん

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▲ようかいけむり 32円

1階部分は、昔ながらの駄菓子やさん。
ようかいけむり、あったなー。
白くてネバついた物体を指につけ、こすり合わせると、煙が出る。





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▲国盗り合戦 1PLAY20円

国盗み合戦もあるよ。
子どものころ、思う存分出来なかったっていうリビドーが溜まってるから、今やると燃えるんだよなあ。
あ、板橋本町には、駄菓子屋ゲームを専門にあつかった博物館があるのでよろしければ、行ってみて。

往年の駄菓子屋をにぎわせたゲームが40台以上勢ぞろい!「駄菓子屋ゲーム博物館」【板橋本町】




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▲スーパーマリオブラザーズ 1PLAY100円

珍しいスーパーマリオの筐体機。
ちなみに、ここ、ゲームセンターCX「たまにいくならこんなゲーセン」で有野課長が訪れてます。
マリオやったのかな。




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辰ちゃん漬を売ってるわけでもないのに、なぜか梅宮辰夫がいます。
ピンボールの順番待ちでしょうか。






●2階部分がおもちゃ博物館

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2階部分がおもちゃ博物館。入場料は200円です。
といっても、それほど広くないんで、10分もあればサクッと回れちゃいます。
昭和初期のおもちゃ屋さん、駄菓子屋さんを再現してます。




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冷蔵庫の中で冷やされてるピンクの電話。
たいそう貴重品だったでしょうから、当時は、冷蔵庫にいれて保管してたに違いありません。




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ハイカラ劇場と名づけられたコーナー。
「20米の巨人!フランケンシュタイン」「不死身の魔人」など、めちゃくちゃハイカラな映画を、ダイジェスト版で上映してます。
バブでも混ざってんのかってくらい、画像は真緑です。




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いかにも昭和な書体とカラーリングがそそるポスター。
今なお現役の女優・俳優の名もちらほらあります。
岩下志麻とか、加賀まりことか。




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ポスターの下に貼られていた、ヤバいラクガキ。
どうみてもイカレてる角刈り男が、糞をすすって「うまっ!」とか言ってます。




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コカコーラのケースに座って、ファミコンもできます。ソフトは、星のカーヴィ。
開館してすぐの来店だったんですが、もう、4面まで進んでました。店員にカーヴィ好きがいる模様。




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おそらくメインパビリオンとおぼしき、近未来をイメージした展示。
ボタンを押すと火星人が「ベボボボボボベボボボ」と、濁音だけで構成された言語をしゃべります。なにを言ってるのか、さっぱり聞き取れません。




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ロボットの前のボタンを押してみましょう。




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目が光ります。




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もう1度、押してみましょう。




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そうです。目が光るのです。







「柴又のおもちゃ博物館」の情報
オススメ度  ★★★☆☆ 
アクセス  京成線「柴又駅」から徒歩2分 
住所  東京都葛飾区柴又7-3-12
電話番号  03-3673-9627 
営業時間  10:00~19:00
定休日  土日祝のみ開館 
予算  大人200円 
関連サイト  公式サイト