『松戸市立博物館』 オススメ度:★★☆☆☆

京成線「八柱駅」から徒歩15分。
「21世紀の森と広場」っちゅう大きな公園の中にあります。
オフ会でもあったのか、赤やピンクの髪をしたコスプレイヤーがわんさかいましたが、普段は静かなもんでしょう。
入場料は300円。家族連れがポツポツと数組入ってました。

▲入り口の看板
入り口に掲げられている看板には
「人類の登場から常盤平団地の誕生まで ~松戸3万年の歴史~」
と謳われてます。
生まれ出た人類の、行き着く先が団地って。
スケールがデカいんだか、小さいんだか分かりません。
●まずは、人類の誕生を学ぼう!

縄文時代の松戸を再現したもの。
いかにも「市立の博物館でござい」といった、淡白な出し物ですね。
ブナラ、イヌシデなどが生えてたそうです。へえ。

貝塚や古墳から掘りおこされた土器たち。
博物館としては珍しく、ガラスで仕切られてません。

▲石棒
はいはい、ご安心ください。
皆さん大好き、石棒もございます。
もう1本ございます。
古代系の博物館では、やっぱり、探しちゃいますよね。
土器だの土偶だの、無機質で地味な展示のなかに、1本あるだけでパーッと華やぎます。
あると嬉しい逸品です。
いちおう解説しときますと、石棒は、男性器をかたどった磨製石器の一種。
呪術やお祭りに使われてたんだって。

古墳から見つかった人骨を、木彫り人形で再現したもの。

時代は飛んで、江戸時代の庚申料理。
特別な日に食べるごちそうです。

さー、さらに飛ぶよ、時代は大正~昭和。
軍事体制化でつかわれていた教科書などが飾られてます。
●いよいよ、団地の登場だー!

人類誕生から6500万年。
とうとう、団地の登場です!
わざわざ博物館にするほどですから、常盤平団地は、規模や古さなど、なんかしら日本1位なのかと調べましたが、そんなことはありません。
いたって普通の団地です。
千葉県内でさえ、規模において、柏市の光が丘団地に負けています。

しかし、再現度はかなりのもの。
3階の団地がドカンと作られてます。
建物のなかに、さらに建物。マトリューシカ人形のような博物館です。

階段を登って…

玄関をはいると…

団地です。
家具も昭和初期のものをそろえており、古きよき団地生活そのものです。

▲キッチン

▲棚におかれている調味料も、昔ながらのデザインです。

▲木製の浴室

▲寝室
筒型の掃除機が、また、レトロ。
現代の感覚からすれば貧乏っちい、古臭いと感じちゃうインテリアだけど、お客さんの老夫婦が「そうそう、こういう生活が憧れだったのよね、あの頃」なんて話してました。
時代によって、オシャレの基準って変わるもんですね。
このまんま生活できちゃいます、松戸市立博物館。
■「松戸市立博物館」の情報■
●オススメの記事
千葉県松戸市にある博物館。 松戸市の歴史を紹介してる、なんてこたない博物館なんだけど、1つだけオリジナルな展示があるんです。 団地。 3階建ての団地を作っちゃってるんです、館内に。 |

京成線「八柱駅」から徒歩15分。
「21世紀の森と広場」っちゅう大きな公園の中にあります。
オフ会でもあったのか、赤やピンクの髪をしたコスプレイヤーがわんさかいましたが、普段は静かなもんでしょう。
入場料は300円。家族連れがポツポツと数組入ってました。

▲入り口の看板
入り口に掲げられている看板には
「人類の登場から常盤平団地の誕生まで ~松戸3万年の歴史~」
と謳われてます。
生まれ出た人類の、行き着く先が団地って。
スケールがデカいんだか、小さいんだか分かりません。
●まずは、人類の誕生を学ぼう!

縄文時代の松戸を再現したもの。
いかにも「市立の博物館でござい」といった、淡白な出し物ですね。
ブナラ、イヌシデなどが生えてたそうです。へえ。

貝塚や古墳から掘りおこされた土器たち。
博物館としては珍しく、ガラスで仕切られてません。

▲石棒
はいはい、ご安心ください。
皆さん大好き、石棒もございます。

もう1本ございます。
古代系の博物館では、やっぱり、探しちゃいますよね。
土器だの土偶だの、無機質で地味な展示のなかに、1本あるだけでパーッと華やぎます。
あると嬉しい逸品です。
いちおう解説しときますと、石棒は、男性器をかたどった磨製石器の一種。
呪術やお祭りに使われてたんだって。

古墳から見つかった人骨を、木彫り人形で再現したもの。

時代は飛んで、江戸時代の庚申料理。
特別な日に食べるごちそうです。

さー、さらに飛ぶよ、時代は大正~昭和。
軍事体制化でつかわれていた教科書などが飾られてます。
●いよいよ、団地の登場だー!

人類誕生から6500万年。
とうとう、団地の登場です!
わざわざ博物館にするほどですから、常盤平団地は、規模や古さなど、なんかしら日本1位なのかと調べましたが、そんなことはありません。
いたって普通の団地です。
千葉県内でさえ、規模において、柏市の光が丘団地に負けています。

しかし、再現度はかなりのもの。
3階の団地がドカンと作られてます。
建物のなかに、さらに建物。マトリューシカ人形のような博物館です。

階段を登って…

玄関をはいると…

団地です。
家具も昭和初期のものをそろえており、古きよき団地生活そのものです。

▲キッチン

▲棚におかれている調味料も、昔ながらのデザインです。

▲木製の浴室

▲寝室
筒型の掃除機が、また、レトロ。
現代の感覚からすれば貧乏っちい、古臭いと感じちゃうインテリアだけど、お客さんの老夫婦が「そうそう、こういう生活が憧れだったのよね、あの頃」なんて話してました。
時代によって、オシャレの基準って変わるもんですね。
このまんま生活できちゃいます、松戸市立博物館。
■「松戸市立博物館」の情報■
オススメ度 | ★★☆☆☆ |
アクセス | 京成線「八柱駅」から徒歩15分 |
住所 | 千葉県松戸市千駄堀671 |
電話番号 | 047-384-8181 |
営業時間 | 9:30~17:00 |
定休日 | 月曜日、第4金曜日、年末年始 |
予算 | 大人300円 |
関連サイト | 公式サイト |
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