『ぶれ～て』 オススメ度：★★☆☆☆
▲あしたのジョーの垂れ幕はめくれあがってしまい、肝心のジョーの顔が見えない。
▲閑散としているいろは通り商店街。時計は１時間ほど遅れていた。
▲置き捨てられたパトカー。
「ぶれ～て」があるのは、東京を代表するドヤ街、山谷のいろは通り商店街。
ドヤというのは「宿」の隠語で、おもに素泊まり１泊１０００円程度の安宿を指す。ドヤ街は、そんな安宿がおおく建つエリアで、日雇い労働者の集う街とされている。東京ならここ山谷、大阪なら釜ヶ崎が有名だ。
はじめて釜ヶ崎に行ったときは、道端で人がばたばた寝てるわ、交番は鉄格子でバリケードされてるわ、半裸のじいちゃんがあちこちウロついてるわ、自販機の値段が５０円だわで、「ここ、マジで日本？」と衝撃を受けたものだが、山谷は静かなもの。朝っぱらから道路に座りこんで、カップ酒をあおっている集団がいるにはいるが、往年のにぎわいほどでは無いみたい。中心地である「いろは通り商店街」も、半分以上の店が閉まっている。
山谷の様子を、もっと詳しく知りたいという方は東京ＤＥＥＰ案内「ドヤ街『山谷』の歩き方」をご一読あれ。
●あしたのジョーで町おこしをはかる！
寂しい状況を打破するため、いろは通り商店街では、あしたのジョーを利用した町おこしを実行している。
山谷にふらっとやってきた矢吹ジョーを、アル中の元ボクサー丹下段平がトレーニングして、一丁前に育てるって話しだからね。いわば、山谷はジョーのふるさとってわけ。
まあ、町おこしとはいっても平素は、キャラが描かれたパネルを、閉店したシャッターに貼りつけてるだけなんだけどね。年に１度、ボクシングの試合とか、尾藤イサオによる主題歌プチコンサートをやる「ふるさと祭り」が開かれるそうだ。
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コミックで予習しておくとより楽しめる。
●ジョーのグローブパンを買ったよ！２個いりだよ。
▲パン屋「ぶれ～て」
▲あしたのジョーのグローブパン ３００円
▲右手と左手で２個入り。律儀にＪｏｅと名前も書かれている。
という流れで、商店街の中にある「ぶれ～て」では、あしたのジョーのグローブパンが売られてる。２個入り３００円。地元のおっちゃんたちに混じって、会計にならぶ。
威勢のいいオバちゃんが「はい！３０円の割引券入れとくよ！月末までだよ！」とおっちゃんたちをシャキシャキさばいていたが、僕の番には「お兄ちゃんにも割引券あげるね。でも、何回も来ないよねえ。」とのハニかみながらの対応が、謙虚な下町っぽさを感じたなあ。
１つはジャムパン、１つはアンパン。昔ながらの素朴な手作りの味がする。
「減量明けのジョーも、こういうの食ってたんかなあ」なんて空想しながら、パンをかじかじ、山谷をうろつくのも一興だろう。
■「ぶれ～て」の情報■
| 南千住にあるパン屋さん「ぶれ～て」では、ジョーのグローブパンが売られている。 「ぶれ～て」があるのは、あしたのジョーの舞台となったドヤ街、山谷のいろは通り商店街。ジョーを利用しての、町おこしがはかられているので。 |
▲あしたのジョーの垂れ幕はめくれあがってしまい、肝心のジョーの顔が見えない。
▲閑散としているいろは通り商店街。時計は１時間ほど遅れていた。
▲置き捨てられたパトカー。
「ぶれ～て」があるのは、東京を代表するドヤ街、山谷のいろは通り商店街。
ドヤというのは「宿」の隠語で、おもに素泊まり１泊１０００円程度の安宿を指す。ドヤ街は、そんな安宿がおおく建つエリアで、日雇い労働者の集う街とされている。東京ならここ山谷、大阪なら釜ヶ崎が有名だ。
はじめて釜ヶ崎に行ったときは、道端で人がばたばた寝てるわ、交番は鉄格子でバリケードされてるわ、半裸のじいちゃんがあちこちウロついてるわ、自販機の値段が５０円だわで、「ここ、マジで日本？」と衝撃を受けたものだが、山谷は静かなもの。朝っぱらから道路に座りこんで、カップ酒をあおっている集団がいるにはいるが、往年のにぎわいほどでは無いみたい。中心地である「いろは通り商店街」も、半分以上の店が閉まっている。
山谷の様子を、もっと詳しく知りたいという方は東京ＤＥＥＰ案内「ドヤ街『山谷』の歩き方」をご一読あれ。
●あしたのジョーで町おこしをはかる！
寂しい状況を打破するため、いろは通り商店街では、あしたのジョーを利用した町おこしを実行している。
山谷にふらっとやってきた矢吹ジョーを、アル中の元ボクサー丹下段平がトレーニングして、一丁前に育てるって話しだからね。いわば、山谷はジョーのふるさとってわけ。
まあ、町おこしとはいっても平素は、キャラが描かれたパネルを、閉店したシャッターに貼りつけてるだけなんだけどね。年に１度、ボクシングの試合とか、尾藤イサオによる主題歌プチコンサートをやる「ふるさと祭り」が開かれるそうだ。
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コミックで予習しておくとより楽しめる。
●ジョーのグローブパンを買ったよ！２個いりだよ。
▲パン屋「ぶれ～て」
▲あしたのジョーのグローブパン ３００円
▲右手と左手で２個入り。律儀にＪｏｅと名前も書かれている。
という流れで、商店街の中にある「ぶれ～て」では、あしたのジョーのグローブパンが売られてる。２個入り３００円。地元のおっちゃんたちに混じって、会計にならぶ。
威勢のいいオバちゃんが「はい！３０円の割引券入れとくよ！月末までだよ！」とおっちゃんたちをシャキシャキさばいていたが、僕の番には「お兄ちゃんにも割引券あげるね。でも、何回も来ないよねえ。」とのハニかみながらの対応が、謙虚な下町っぽさを感じたなあ。
１つはジャムパン、１つはアンパン。昔ながらの素朴な手作りの味がする。
「減量明けのジョーも、こういうの食ってたんかなあ」なんて空想しながら、パンをかじかじ、山谷をうろつくのも一興だろう。
■「ぶれ～て」の情報■
| オススメ度 | ★★☆☆☆ |
| アクセス | ＪＲ「南千住駅」から徒歩7分 |
| 住所 | 東京都台東区日本堤1-10-6 |
| 電話番号 | 03-3875-0050 |
| 営業時間 | 9：00～19：00 |
| 定休日 | 日、祝 |
| 予算 | 明日のジョーパン３００円 |
| 関連サイト | 公式サイト |
