『土合駅』  オススメ度:★★★★☆ 

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群馬県にある駅。

「日本一のモグラ駅」と呼ばれ、地下70mと恐ろしく深い場所にある。
そのため462段も階段をくだらなけりゃ、ホームに辿りつけないのだ。 



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▲駅へは、山あいの道路を突き進む。とにかく暗い。車のヘッドライトだけが頼り。



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▲とても駅前とは思えない暗さ。



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▲暗闇にそびえたつ土合駅。周りには何もない。



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▲駅舎の目の前にある、廃墟。無人駅だし、夜だと怖い。

真っ暗闇で、車のヘッドライトだけが頼りの山あいの道を、何十分も走って、ようやく到着。
日本一のモグラ駅こと「土合駅」のまわりには、何もない。
本当に駅前なのかってぐらい寒々しい空間に、ポツーンと駅舎がそびえ建ってるんだから。廃墟とか屋上遊園地とか、切ない系スポット好きなら、駅舎の佇まいだけで、ズキューンと母性を貫かれること間違いなし。






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▲いちおう昼間に撮ると、こんな感じみたい。(引用:ウィキペディア





●寂しすぎて、最高の無人駅だぜ


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▲電車は3時間に1本ぐらい。



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▲改札にも、待合室にも、誰もいない。

土合駅は1日の平均乗客数がたったの24名。谷川岳の登山客ぐらいしか利用しない。
無人駅になっていて、改札にも、待合室にも人っ子1人いない。
完全なる静寂が駅舎を包んでいる。



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▲謎の鉄棒が設置されていた。



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▲ホームに続く石レンガの道。映画にでてくる”刑務所の通路”みたい。



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▲積雪地帯なので、ガラスは二重構造。



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▲踊り場的空間。すぐ先が階段だよ。




●462段の階段をくだらなきゃ、ホームに辿りつかない!

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▲でたー!462段の階段は、圧倒的な存在感。



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そして、現れるのは462段のホームへと続く階段。
視界に入ったとたん「なんだこれ!すっげえ!」と思わず叫んでしまった。
曲がったり、視界が遮られたりすることなく、直線的に並ぶ462段には美しさすら感じる。462段で終わることが頭では分かっていても、永遠に続くように思える騙し絵的インパクト。
あー、このビジュアルの驚き、俺のつたない写真テクでは到底伝わらないよ。歯がゆい。あなたの高性能な肉眼で、直に観てほしい!




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▲深すぎて、地下水が湧いてるみたい。側溝に流していた。



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▲湧いてるのは温泉質なのか、側溝の床は黄色く変色している。





●ホームも神秘的。夢の中みたい。

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階段をくだること約10分。
ようやく辿りついたホームは地下70mに位置する。この深さが、モグラ駅たるゆえんだ。
で、このホームがまた良いんだ。当然、誰1人いなくって、あるのは静寂とオレンジ色の温かい照明だけ。たまらんです。夢の中にいるみたい。




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▲電車を待つためのスペース。



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▲簡素な作りが、切なげなホームによく合っている。





●登りはキツイぜ!がんばれ!

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▲登りはきつい。なにせ462段。気合でいくっきゃない。



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▲中間地点には休憩用のベンチも。



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▲登りきったドアには「お疲れさまでした」のねぎらいの文句が書かれている。

登りはかなりキツカった。なにせ462段。
運動不足ですからね、ハーハー息を弾ませながら登りきった。
くだりは気づかなかったけど、改札近くのドアに「お疲れさまでした」なんて、ねぎらいの言葉が書かれてるんですね。優しさ。


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こういう駅のことをもっと知りたければ、秘境駅シリーズがいいよ。キュンとくる。







「土合駅」の情報
オススメ度  ★★★★☆ 
アクセス  上越線「土合駅」 
住所  群馬県利根郡みなかみ町湯桧曽218-2
電話番号  - 
営業時間  -
定休日  なし 
予算  - 
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