『東京ドイツ村』 オススメ度:★★★☆☆

▲だだっ広い敷地のほとんどは、広場か駐車場である。
千葉県袖ヶ浦市にある、ドイツをモチーフにしたテーマパーク。
広い。とにかくムダに広い。27万坪とディズニーランドの約1.5倍もある。
だだっ広い敷地は当然活かしきれるはずもなく、ほとんどが広場か駐車場。ちょこちょこ点在してる遊具やお食事コーナーを、車を駆使して巡るってわけ。
で、肝心の遊具やオブジェなんだけど、これが、ぜーんぜんドイツっぽくないの。
「東京ドイツ村」って名乗ってるけど、ドイツ要素ほとんどないし、そもそも千葉県だし、もー、合ってるのは「村」の部分だけですわ。いや、村ってほど建物もないから、土地だな、土地。東京ドイツ村というより、正しくは「千葉土地」です。
ちょっくらどんな案配か、解説していきましょう。

▲広場に設置されたシャボンマシーン。

▲流れ出る泡が卑猥である。
シャボンマシーンが単機、シャボン玉を吹き出しつづけている。
一機では、とうてい広場全域をまかないきれず、無力さが漂う。どことなく切ない存在だ。

▲トーマス・ヨッシー・キティーちゃんと、まったくドイツ感のないライドコーナー。

▲われわれの陳腐なドイツ感に挑戦を挑むような、サボテンのディスプレイ

▲イルミネーションに力を入れてるが、昼間見ると、拘束された犯人のよう。

▲熊はクイズパネラーみたいになってる。
・
・
・

▲帽子には律儀に「くま」と書かれている

▲屋外にエアロバイクが置かれている。体を鍛えて、ドイツ人のごとき屈強さを手にいれよう。

▲売店のキャンディー装飾がチープでグッとくる

▲そのアイス、もっとふさわしい貼り場所があるでしょうに。
●マスコットキャラは空飛ぶ豚だよ!

マスコットキャラは、なぜか空飛ぶ豚。
左のキャラがホーリーくん。ドイツ村の王子さまだ。
公式サイトの設定によると「鼻から塩・こしょうなどスパイスを出して料理する」んだとか。
そんなの汚くて食えねえよ!
真ん中は幸福の天使、アンジー。
「人をふみ台にして涼しいカオ」をし、「見栄はり」だとか。それって悪魔では…。
さらには「困ったときは火星人となり、まわりを困らせる」んだって。なんだよ、そのぶっとんだ設定!
で、一番右はカールくん。
「精神世界にキョーミ大。わけのわからないくせに”第7のチャクラが開いた”と言って人をギョッとさせる」んだってさ。
おいおい、大丈夫か、ドイツ村の住人たち!
●ドイツという設定を忘れてしまったのか!?屋台が開き直ってる。

屋台ともなると、もはや「ドイツ設定なんて知ったことか!」と開き直ったラインナップ。
たこ焼き、焼きソバ、あげかま、はてはアメリカンドックまで…。

▲日本食の代表選手、うどんも売られております。

▲ずらっと並んだ簡易トイレ。ドイツ人はそんなに便が近いのだろうか。
●旅行代理店のようなインフォメーションコーナー

インフォメーションコーナーは旅行代理店のような雰囲気。
ラックには千葉の観光案内がぎっしり詰まっているぞ。

▲ようやく見つけたドイツ要素。ドイツの民族衣装をマネキンで紹介している。

▲壁には申し訳程度に、ドイツの田園風景が飾られている。
●バーベキューもできるよ

バーベキューコーナーでは、その場で肉を焼いて食べることができる。

ドイツ産のソーセージもあるにはあるけど
・
・
・

さすがドイツ村、韓国のちぢみも置いてます。
我輩の辞書にコンセプトという文字はない。

▲「きのこたち」もあるよ。妙にかわいい表現だね。
●物産館は、もう、はっきり千葉押し!

物産館にいたって、はっきりと「千葉ならではの海産物・お菓子などがございます。」と断言する始末。
東京でもドイツでもない。
そう、ここは千葉なのだ。

千葉限定のばかうけに、わさび揚げ…

かまぼこに、まぐろハンバーグに、燻製ゲソ…。
ドイツの匂いをみじんも感じさせない。
すがすがしいまでに、千葉。
突き抜けるほど、千葉。
●ゲームコーナーは、地方の遊園地っぽいラインナップだよ!

▲ほとんど人のいないゲームコーナー

ボンバーマン、クレヨンしんちゃんなど、ひと昔前のゲームを揃えている。
いかにも地方の遊園地といったラインナップが素晴らしい。

卓球コーナーもあるんだけどね
・
・
・

なぜか看板がホラーテイストなのね。
くもの巣が張ってたり、血がしたたるようなフォントだったり。
どういう工夫だよ!
●しいたけハウスで、しいたけを獲ろう!

▲入場無料の「しいたけハウス」

▲100g200円でしいたけを収穫できるぞ
はい、最後に紹介するのは「しいたけハウス」
温室で栽培されている椎茸を、100g200円で収穫できるというアトラクションだ。
…
……
………
ドイツって、なに?
■「東京ドイツ村」の情報■
千葉県にあるテーマパーク。 ドイツをモチーフにした外国村のはずなんだけど、「ほとんどドイツ要素が無い」という不思議な空間なのだ。 |

▲だだっ広い敷地のほとんどは、広場か駐車場である。
千葉県袖ヶ浦市にある、ドイツをモチーフにしたテーマパーク。
広い。とにかくムダに広い。27万坪とディズニーランドの約1.5倍もある。
だだっ広い敷地は当然活かしきれるはずもなく、ほとんどが広場か駐車場。ちょこちょこ点在してる遊具やお食事コーナーを、車を駆使して巡るってわけ。
で、肝心の遊具やオブジェなんだけど、これが、ぜーんぜんドイツっぽくないの。
「東京ドイツ村」って名乗ってるけど、ドイツ要素ほとんどないし、そもそも千葉県だし、もー、合ってるのは「村」の部分だけですわ。いや、村ってほど建物もないから、土地だな、土地。東京ドイツ村というより、正しくは「千葉土地」です。
ちょっくらどんな案配か、解説していきましょう。

▲広場に設置されたシャボンマシーン。

▲流れ出る泡が卑猥である。
シャボンマシーンが単機、シャボン玉を吹き出しつづけている。
一機では、とうてい広場全域をまかないきれず、無力さが漂う。どことなく切ない存在だ。

▲トーマス・ヨッシー・キティーちゃんと、まったくドイツ感のないライドコーナー。

▲われわれの陳腐なドイツ感に挑戦を挑むような、サボテンのディスプレイ

▲イルミネーションに力を入れてるが、昼間見ると、拘束された犯人のよう。

▲熊はクイズパネラーみたいになってる。
・
・
・

▲帽子には律儀に「くま」と書かれている

▲屋外にエアロバイクが置かれている。体を鍛えて、ドイツ人のごとき屈強さを手にいれよう。

▲売店のキャンディー装飾がチープでグッとくる

▲そのアイス、もっとふさわしい貼り場所があるでしょうに。
●マスコットキャラは空飛ぶ豚だよ!

マスコットキャラは、なぜか空飛ぶ豚。
左のキャラがホーリーくん。ドイツ村の王子さまだ。
公式サイトの設定によると「鼻から塩・こしょうなどスパイスを出して料理する」んだとか。
そんなの汚くて食えねえよ!
真ん中は幸福の天使、アンジー。
「人をふみ台にして涼しいカオ」をし、「見栄はり」だとか。それって悪魔では…。
さらには「困ったときは火星人となり、まわりを困らせる」んだって。なんだよ、そのぶっとんだ設定!
で、一番右はカールくん。
「精神世界にキョーミ大。わけのわからないくせに”第7のチャクラが開いた”と言って人をギョッとさせる」んだってさ。
おいおい、大丈夫か、ドイツ村の住人たち!
●ドイツという設定を忘れてしまったのか!?屋台が開き直ってる。

屋台ともなると、もはや「ドイツ設定なんて知ったことか!」と開き直ったラインナップ。
たこ焼き、焼きソバ、あげかま、はてはアメリカンドックまで…。

▲日本食の代表選手、うどんも売られております。

▲ずらっと並んだ簡易トイレ。ドイツ人はそんなに便が近いのだろうか。
●旅行代理店のようなインフォメーションコーナー

インフォメーションコーナーは旅行代理店のような雰囲気。
ラックには千葉の観光案内がぎっしり詰まっているぞ。

▲ようやく見つけたドイツ要素。ドイツの民族衣装をマネキンで紹介している。

▲壁には申し訳程度に、ドイツの田園風景が飾られている。
●バーベキューもできるよ

バーベキューコーナーでは、その場で肉を焼いて食べることができる。

ドイツ産のソーセージもあるにはあるけど
・
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・

さすがドイツ村、韓国のちぢみも置いてます。
我輩の辞書にコンセプトという文字はない。

▲「きのこたち」もあるよ。妙にかわいい表現だね。
●物産館は、もう、はっきり千葉押し!

物産館にいたって、はっきりと「千葉ならではの海産物・お菓子などがございます。」と断言する始末。
東京でもドイツでもない。
そう、ここは千葉なのだ。

千葉限定のばかうけに、わさび揚げ…

かまぼこに、まぐろハンバーグに、燻製ゲソ…。
ドイツの匂いをみじんも感じさせない。
すがすがしいまでに、千葉。
突き抜けるほど、千葉。
●ゲームコーナーは、地方の遊園地っぽいラインナップだよ!

▲ほとんど人のいないゲームコーナー

ボンバーマン、クレヨンしんちゃんなど、ひと昔前のゲームを揃えている。
いかにも地方の遊園地といったラインナップが素晴らしい。

卓球コーナーもあるんだけどね
・
・
・

なぜか看板がホラーテイストなのね。
くもの巣が張ってたり、血がしたたるようなフォントだったり。
どういう工夫だよ!
●しいたけハウスで、しいたけを獲ろう!

▲入場無料の「しいたけハウス」

▲100g200円でしいたけを収穫できるぞ
はい、最後に紹介するのは「しいたけハウス」
温室で栽培されている椎茸を、100g200円で収穫できるというアトラクションだ。
…
……
………
ドイツって、なに?
■「東京ドイツ村」の情報■
オススメ度 | ★★★☆☆ |
アクセス | JR「千葉駅」から高速バスで40分ほど |
住所 | 千葉県袖ヶ浦市永吉419 |
電話番号 | 0438-60-5511 |
営業時間 | 9:30~20:00 |
定休日 | 不定休 |
予算 | 大人1200円 |
関連サイト | 公式サイト |