『薬用植物園』 オススメ度:★★★☆☆

西武拝島線「東大和駅」から徒歩2分。駅のすぐ横っちょにある。
広い園内に、民間療法などで利用する薬用植物がぎっしり植えられているのだ。
入園無料ということもあってか、平日にかかわらず、園内はジイちゃんバアちゃんでにぎわっていた。

▲温室もあるよ

▲熱帯で育つ薬用植物も見られる

▲メグスリノキ
こちらはメグスリノキ。
立てられた看板を見れば「薬用部分」「薬用効果」などが一目瞭然で分かるってわけ。

たとえばメグスリノキはこんな案配。
煎じて洗眼することで、結膜炎などを治していたんだって。
名前のまんまですな。

▲トウガン
無造作に冬瓜も転がっていた。
漢方薬の材料として使われてるんだって。
●麻薬の元!ケシやアサもあるよ!


監視カメラが設置されてたり、有刺鉄線が張り巡らされてたりと、超厳重に守られてんだけど、ケシやアサも植えられてる。
まあ、僕らが見たいのは、薬用よりもむしろこっちですよね。
果実から出る汁を乾燥させることで、ケシからアヘンが生成できて、葉っぱや花を乾燥させることで、アサから大麻が生成できるのです。


2重の鉄格子ごしに、ケシが栽培されているビニールケースを眺め見る。
遠いなあ。
この周辺ばかりウロついてたら、怪しいことこの上無しなので、さくっと撮影して、すっと離れた。
●「死亡する」「心臓麻痺を起こす」と恐ろしい警告も!毒性植物も植わってるよ!

▲有毒植物コーナー
薬と毒は紙一重。
というわけで、有毒植物のコーナーもあるよ。
どうですか、この華やかさのない赤茶げた、寒々しい光景。
毒々しいオーラが漂ってますね。

「植物は採取禁止です。採取現場を見つけた場合は警察に通報します。」
という、植物園とは思えないドギツイ警告看板も立てられてます。
警察に通報しますって、ドンキホーテかっつーの。

「注意 ここには有毒植物が植えてありますので、落ちている果実などは拾わないでください」
だって。
物によっちゃあ、葉っぱ1枚、果実1個でけっこうなダメージを与えられるシロモノもあるからね。
ミレーの「落ち穂拾い」が東京都薬用植物園での一場面だったら、また違った意味合いになるな。

▲キョウチクトウ
有毒植物その1、キョウチクトウ。
ぱっと見はなんてこたあない、地味な植物なんだけど…
・
・
・
・

「誤って食べると心臓停止によって死亡する。」
んだって…。
サラッと何てこと言うの!
さらに
「池に落ちた葉によって魚が死ぬこともある」
んだとか。
ど、毒性強すぎ!!魚にとっては、防ぎようもない災難!

▲イチイ
はい、こちらはイチイ。
町中に生えてたら、ぜんぜんスルーしちゃうぐらい地味な奴だけど…
・
・
・

「心臓の機能を低下させる作用があり、多量に摂取すると死亡する場合もある」
ってさ。
お願い、心臓の機能を低下させないで!

▲クリスマスローズ
こちらはクリスマスローズ。
クリスマスなんていう、陽気で楽しげな名前をしていながら…
・
・
・

「誤って食べると心臓停止により死亡する」
んだって。
なんたる不意打ち!
真宮寺薫って名前だけどオッサン、みたいな裏切られ感。
イチイみたく「死亡する場合もある」なんて逃げ道を用意した表現じゃなくて、「死亡する」って断言してるもんなあ。
怖えー。
●大麻ポスターを貰って、帰ろう!

薬用植物の歴史なんかを解説してくれる資料館もあるよ。

大麻ポスターだって??
自由に貰っていいのか。
どんなんだろー??

▲大麻ポスター
って、こんなん持って帰って、どこに貼りゃ良いんだ!!
↑
より毒草を知りたくなったら、この辞典で補完すりゃいいね。
■「東京都薬用植物園」の情報■
東大和駅にある植物園 「メグスリノ木」など民間療法につかわれる薬用の植物はもちろんのこと、強い毒性をもったもの、ケシやアサなどの麻薬の元になる植物が植えられている。 園内のいたるところに「多量に摂取すると死亡する」「誤って食べると心臓麻痺を起こす」と恐ろしい忠告が書かれているのだ。 |

西武拝島線「東大和駅」から徒歩2分。駅のすぐ横っちょにある。
広い園内に、民間療法などで利用する薬用植物がぎっしり植えられているのだ。
入園無料ということもあってか、平日にかかわらず、園内はジイちゃんバアちゃんでにぎわっていた。

▲温室もあるよ

▲熱帯で育つ薬用植物も見られる

▲メグスリノキ
こちらはメグスリノキ。
立てられた看板を見れば「薬用部分」「薬用効果」などが一目瞭然で分かるってわけ。

たとえばメグスリノキはこんな案配。
煎じて洗眼することで、結膜炎などを治していたんだって。
名前のまんまですな。

▲トウガン
無造作に冬瓜も転がっていた。
漢方薬の材料として使われてるんだって。
●麻薬の元!ケシやアサもあるよ!


監視カメラが設置されてたり、有刺鉄線が張り巡らされてたりと、超厳重に守られてんだけど、ケシやアサも植えられてる。
まあ、僕らが見たいのは、薬用よりもむしろこっちですよね。
果実から出る汁を乾燥させることで、ケシからアヘンが生成できて、葉っぱや花を乾燥させることで、アサから大麻が生成できるのです。


2重の鉄格子ごしに、ケシが栽培されているビニールケースを眺め見る。
遠いなあ。
この周辺ばかりウロついてたら、怪しいことこの上無しなので、さくっと撮影して、すっと離れた。
●「死亡する」「心臓麻痺を起こす」と恐ろしい警告も!毒性植物も植わってるよ!

▲有毒植物コーナー
薬と毒は紙一重。
というわけで、有毒植物のコーナーもあるよ。
どうですか、この華やかさのない赤茶げた、寒々しい光景。
毒々しいオーラが漂ってますね。

「植物は採取禁止です。採取現場を見つけた場合は警察に通報します。」
という、植物園とは思えないドギツイ警告看板も立てられてます。
警察に通報しますって、ドンキホーテかっつーの。

「注意 ここには有毒植物が植えてありますので、落ちている果実などは拾わないでください」
だって。
物によっちゃあ、葉っぱ1枚、果実1個でけっこうなダメージを与えられるシロモノもあるからね。
ミレーの「落ち穂拾い」が東京都薬用植物園での一場面だったら、また違った意味合いになるな。

▲キョウチクトウ
有毒植物その1、キョウチクトウ。
ぱっと見はなんてこたあない、地味な植物なんだけど…
・
・
・
・

「誤って食べると心臓停止によって死亡する。」
んだって…。
サラッと何てこと言うの!
さらに
「池に落ちた葉によって魚が死ぬこともある」
んだとか。
ど、毒性強すぎ!!魚にとっては、防ぎようもない災難!

▲イチイ
はい、こちらはイチイ。
町中に生えてたら、ぜんぜんスルーしちゃうぐらい地味な奴だけど…
・
・
・

「心臓の機能を低下させる作用があり、多量に摂取すると死亡する場合もある」
ってさ。
お願い、心臓の機能を低下させないで!

▲クリスマスローズ
こちらはクリスマスローズ。
クリスマスなんていう、陽気で楽しげな名前をしていながら…
・
・
・

「誤って食べると心臓停止により死亡する」
んだって。
なんたる不意打ち!
真宮寺薫って名前だけどオッサン、みたいな裏切られ感。
イチイみたく「死亡する場合もある」なんて逃げ道を用意した表現じゃなくて、「死亡する」って断言してるもんなあ。
怖えー。
●大麻ポスターを貰って、帰ろう!

薬用植物の歴史なんかを解説してくれる資料館もあるよ。

大麻ポスターだって??
自由に貰っていいのか。
どんなんだろー??

▲大麻ポスター
って、こんなん持って帰って、どこに貼りゃ良いんだ!!
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より毒草を知りたくなったら、この辞典で補完すりゃいいね。
■「東京都薬用植物園」の情報■
オススメ度 | ★★★☆☆ |
アクセス | 西武拝島線「東大和駅」から徒歩2分 |
住所 | 東京都小平市中島町21−1 |
電話番号 | 042−341−0344 |
営業時間 | 9:00~16:30(4月~9月)、9:00~16:00(10月~3月) |
定休日 | 月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始 |
予算 | 無料 |
関連サイト | 公式サイト |