『3Dメルヘン水族館』 オススメ度:★★★☆☆
東北自動車道「那須IC」を降りて、那須塩原の町を車で走っていると、土産物屋の2階に書かれた文字に目がとまった。
3Dメルヘン水族館だと…。
プレステで発売されてたTHE1500シリーズに、「THE登山RPG」ってゲームがあったんだけど、それに近しい不協和音な文字列だ。
こりゃ、入るっきゃないでしょ!
▲リトルマーメイドは”おじいちゃんが頑張って描いた”ぐらいのクオリティー
1階は、ハムやソーセージをメインにしたお土産屋さん。2階部分が件の3Dメルヘン水族館となっている。
店内には、水族館にちなんで、リトルマーメイド像が置かれてるのだが、微妙なデッサン力でパチ物感をビンビン放出している。おじいちゃんが頑張って描いたぐらいのクオリティーが、ほほえましい。
マーメイドの後ろには、ビリケンさん。一見、無節操なディスプレイに見えるが、ビリケンもマーメイドも露出度の高さは共通している。
階段の勾配に沿って、スパイダーマンが張り付いているのも嬉しい仕掛け。
中学生の部屋みたいで、大変賑やかだ。
牛に乗っかった七福神もいる。
「良縁の神様」という触れ込みなので、1人で行った際は手を合わせよう。
▲幸せになれる椅子
「幸せになれる椅子」と大層な名称をつけられた椅子もある。
重量制限があるので、琴欧州や白鵬など150kgオーバーの力士は、残念ながら幸せになれない。
すっかり水族館というテーマを忘れてしまったようなオブジェの数々だが、瞳孔が開ききったイルカもいるので、ご安心いただきたい。
胸元のプレートで「写真は好きだから、撮ってもいいよ」と、イルカさんがやや上から撮影許可を出している。
●入館するとマジンガーZがお出迎えしてくれるぞ!
▲階段には、熱帯魚のバルーンが飾られている
受付への階段には、カクレクマノミなど熱帯魚のバルーンが飾られている。
うなぎ犬が魚類だからか、バカボンのフィギュアも置かれていた。
「いや、そもそも、うなぎ犬は魚類なのか。」という疑問を抱きつつ、受付で入場料を支払い、水族館へ入ってみると…
・
・
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▲入館早々、マジンガーZの記念撮影コーナーがある。
最初の展示が、予想のはるか斜め上を行く”マジンガーZの記念撮影コーナー”
いきなり水族館、関係ねえ!!
なんで、水族館入って早々、マジンガーと記念写真撮らなきゃならんのだ!
お次の展示がこちら。
鮫の顔面とミッキーの石像という、夢のコラボが実現だ。
▲ミッキーとミニーの石像
このミッキーとミニーが良い表情してるんだなあ。
目にドラッグの余韻を忍ばせている。
アンモナイトを触れるコーナーがあったり…
石から彫り出したカニの彫刻があったり…
ミッキーとゴジラが船に乗っていたりと、これまで抱いてきたちっぽけな水族館像が、ガラガラと音を立てて崩れ去る。
ゴジラとの縮尺からして、相当デカいぞ、このミッキー。
●大画面で3D映像も楽しめるぞ!
水族館の後半は3Dエリア。写真撮影は禁止だ。
3Dメガネをかけて、飛び出るお魚を楽しむゾーンなのだが、「砂漠を走る車の映像(トカゲが飛びでる)」があったり、「空飛ぶ火の玉が、女性のまわりを取り囲む映像(火の玉が飛び出る)」があったりと、水族という枠には収まりきらないスケールの大きさを見せつけてくれる。
締めは、水族館の1番のウリ「メルヘンシアター」だ。250インチの大画面で鑑賞する3Dシアターである。
内容は”さかなくんがサンゴ礁をスキューバーダイビングする”という、メルヘン極まりないもの。
水中でも、あの帽子をかぶっていたのが印象的だった。
何百匹もの魚の群れが飛び出すシーンは、3D酔いする人なら一発KOできるシロモノ。必見である。
↑
那須まで出向くのがしんどい人は、この本で行ったつもりになろう。
■「3Dメルヘン水族館」の情報■
栃木県那須郡にあるアミューズメント施設。 水槽も無ければ、本物の魚も一匹たりともいない水族館なのです。 3Dメガネをかけて、お魚の飛び出る映像を眺めるって施設なんだけどね、まるで水族館関係ない展示が多くって面白いんですわ。 |
東北自動車道「那須IC」を降りて、那須塩原の町を車で走っていると、土産物屋の2階に書かれた文字に目がとまった。
3Dメルヘン水族館だと…。
プレステで発売されてたTHE1500シリーズに、「THE登山RPG」ってゲームがあったんだけど、それに近しい不協和音な文字列だ。
こりゃ、入るっきゃないでしょ!
▲リトルマーメイドは”おじいちゃんが頑張って描いた”ぐらいのクオリティー
1階は、ハムやソーセージをメインにしたお土産屋さん。2階部分が件の3Dメルヘン水族館となっている。
店内には、水族館にちなんで、リトルマーメイド像が置かれてるのだが、微妙なデッサン力でパチ物感をビンビン放出している。おじいちゃんが頑張って描いたぐらいのクオリティーが、ほほえましい。
マーメイドの後ろには、ビリケンさん。一見、無節操なディスプレイに見えるが、ビリケンもマーメイドも露出度の高さは共通している。
階段の勾配に沿って、スパイダーマンが張り付いているのも嬉しい仕掛け。
中学生の部屋みたいで、大変賑やかだ。
牛に乗っかった七福神もいる。
「良縁の神様」という触れ込みなので、1人で行った際は手を合わせよう。
▲幸せになれる椅子
「幸せになれる椅子」と大層な名称をつけられた椅子もある。
重量制限があるので、琴欧州や白鵬など150kgオーバーの力士は、残念ながら幸せになれない。
すっかり水族館というテーマを忘れてしまったようなオブジェの数々だが、瞳孔が開ききったイルカもいるので、ご安心いただきたい。
胸元のプレートで「写真は好きだから、撮ってもいいよ」と、イルカさんがやや上から撮影許可を出している。
●入館するとマジンガーZがお出迎えしてくれるぞ!
▲階段には、熱帯魚のバルーンが飾られている
受付への階段には、カクレクマノミなど熱帯魚のバルーンが飾られている。
うなぎ犬が魚類だからか、バカボンのフィギュアも置かれていた。
「いや、そもそも、うなぎ犬は魚類なのか。」という疑問を抱きつつ、受付で入場料を支払い、水族館へ入ってみると…
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▲入館早々、マジンガーZの記念撮影コーナーがある。
最初の展示が、予想のはるか斜め上を行く”マジンガーZの記念撮影コーナー”
いきなり水族館、関係ねえ!!
なんで、水族館入って早々、マジンガーと記念写真撮らなきゃならんのだ!
お次の展示がこちら。
鮫の顔面とミッキーの石像という、夢のコラボが実現だ。
▲ミッキーとミニーの石像
このミッキーとミニーが良い表情してるんだなあ。
目にドラッグの余韻を忍ばせている。
アンモナイトを触れるコーナーがあったり…
石から彫り出したカニの彫刻があったり…
ミッキーとゴジラが船に乗っていたりと、これまで抱いてきたちっぽけな水族館像が、ガラガラと音を立てて崩れ去る。
ゴジラとの縮尺からして、相当デカいぞ、このミッキー。
●大画面で3D映像も楽しめるぞ!
水族館の後半は3Dエリア。写真撮影は禁止だ。
3Dメガネをかけて、飛び出るお魚を楽しむゾーンなのだが、「砂漠を走る車の映像(トカゲが飛びでる)」があったり、「空飛ぶ火の玉が、女性のまわりを取り囲む映像(火の玉が飛び出る)」があったりと、水族という枠には収まりきらないスケールの大きさを見せつけてくれる。
締めは、水族館の1番のウリ「メルヘンシアター」だ。250インチの大画面で鑑賞する3Dシアターである。
内容は”さかなくんがサンゴ礁をスキューバーダイビングする”という、メルヘン極まりないもの。
水中でも、あの帽子をかぶっていたのが印象的だった。
何百匹もの魚の群れが飛び出すシーンは、3D酔いする人なら一発KOできるシロモノ。必見である。
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那須まで出向くのがしんどい人は、この本で行ったつもりになろう。
■「3Dメルヘン水族館」の情報■
オススメ度 | ★★★☆☆ |
アクセス | 東北自動車道「那須IC」から車で5分 |
住所 | 栃木県那須郡那須町高久甲4583-16 |
電話番号 | 0287-63-8787 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
定休日 | とくになし |
予算 | 大人800円 |
関連サイト | 公式サイト |