『江戸東京たてもの園』 オススメ度:★★★☆☆

▲戦後の下町を再現したエリア

▲雑貨屋や酒屋など、多くの商店が軒をつらねる
花小金井駅から徒歩20分のとこにある博物館。
博物館と言っても、こまい展示がちびちび並んでるんじゃあござんせん。
展示物は、なんと”たてもの”。
江戸時代~戦後にかけての名建築が広大な敷地にずらーっと建てられてるの。
両国駅の「江戸東京博物館」の分館ですね。

▲関東大震災後に流行った看板建築。前面に貼られた銅板のデザインがかわいい。

▲サザエさんのサブちゃんが乗ってそうな、荷台つきの自転車も

▲空き地には土管が置かれている。ドラえもんを彷彿とさせる。
↑
こんなフィギュアも売ってるぐらい土管3個って定番ですわ。

▲道端にとつじょ古墳のレプリカがあったりと、気を抜けないよ。
●”たてもの”は中にお邪魔できるよ!
■吉野家(農家)

ほんじゃあ、いくつか気にいった”たてもの”をご紹介していこう。
まずは、農家の吉野家。
たてものは外観を楽しむばかりじゃなく、靴を脱いで、お宅の中にお邪魔することも出来るんです。
調度品も当時のものが揃えられてて、生活観を味わえるんだな。

▲囲炉裏。日によっては実際に火を炊くんだとか。

▲畳敷きの和室が、ふすまで区切られている。郷愁ただよう心地いい空間だなあ。
■高橋是清邸

明治から昭和のはじめにかけて、日本の政治を担った高橋是清の住まいもあるよ。
おなじみ2・26事件の現場になった。

▲質素で機能的な作り。華美な装飾はほとんど見られない。
↑
この人ね。
■万世橋交番

神田の万世橋たもとにあった交番で、明治後期の建築だとか。
移築のさいに、そっくりそのままトレーラーで運び込んだんだって。
■村上精華堂

台東区不忍通りにあった化粧品屋さん。昭和初期に建てられた。
柱のデザインが、当時としてはモダンだった。
■丸二商店

昭和初期に建てられた荒物屋さん。
小さい銅板を組み合わせて、模様を作っている。
■大和屋本店

昭和初期に白金台に建てられた乾物屋さん。
たばこの販売スペースも併設されてる。

▲実際に利用されてたレジ。うしろの棚でかつおぶしを干してる。
■万徳旅館

江戸時代末期~戦後まで営業した旅館。
青梅に建てられてたものなんだって。

労働者たちが川に字になって雑魚寝をしてたとか。
雰囲気あるなー。
●『千と千尋の神隠し』のモデルになった建物がたくさんあるよ!
■油屋のモデルとなった”子宝湯”

▲油屋のモデルとされる子宝湯

男湯の脱衣所。
女の脱衣所は全面曇りガラスだったが、男のほうはスケスケだ。

▲年季の入った番台も

富士山のデザインが昔ながらの銭湯って感じ。
ここで、千尋がオクサレ様を洗い流したんだね。
■ボイラー室のモデルになった”三省堂”

明治初期に建てられた文具店。
ちょいと中を覗いてみよう。

もともとは薬屋だったということで、壁一面が棚になっている。
そう、釜ジイが仕事をしてるボイラー室なんですよね、ここ。
■千尋の両親が豚になった”鍵屋”

江戸時代~戦後まで続いた鍵屋。
台東区の下町で営業をしていた居酒屋さんだ。

千尋の両親が豚になった食堂のモデルとされている。
こんな良い雰囲気の店だったら、たしかに豚になるほど食がススむかもね。
■千尋が乗った”都電7500形”

銭婆に会うため、千尋がのった電車のモデルとされる都電7500形もある。
カラーリングや外観は異なるが、内部の様子はけっこう似ている。
↑
答え合わせはこちらでどうぞ!
■「たてもの園」の情報■
花小金井にある博物館。 江戸時代から戦後にかけての名建築が再現されている博物館で、計29個のたてものが建てられている。 「千と千尋の神隠し」のモデルになったとされる、子宝湯や鍵屋なんかもありますよ。 |

▲戦後の下町を再現したエリア

▲雑貨屋や酒屋など、多くの商店が軒をつらねる
花小金井駅から徒歩20分のとこにある博物館。
博物館と言っても、こまい展示がちびちび並んでるんじゃあござんせん。
展示物は、なんと”たてもの”。
江戸時代~戦後にかけての名建築が広大な敷地にずらーっと建てられてるの。
両国駅の「江戸東京博物館」の分館ですね。

▲関東大震災後に流行った看板建築。前面に貼られた銅板のデザインがかわいい。

▲サザエさんのサブちゃんが乗ってそうな、荷台つきの自転車も

▲空き地には土管が置かれている。ドラえもんを彷彿とさせる。
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こんなフィギュアも売ってるぐらい土管3個って定番ですわ。

▲道端にとつじょ古墳のレプリカがあったりと、気を抜けないよ。
●”たてもの”は中にお邪魔できるよ!
■吉野家(農家)

ほんじゃあ、いくつか気にいった”たてもの”をご紹介していこう。
まずは、農家の吉野家。
たてものは外観を楽しむばかりじゃなく、靴を脱いで、お宅の中にお邪魔することも出来るんです。
調度品も当時のものが揃えられてて、生活観を味わえるんだな。

▲囲炉裏。日によっては実際に火を炊くんだとか。

▲畳敷きの和室が、ふすまで区切られている。郷愁ただよう心地いい空間だなあ。
■高橋是清邸

明治から昭和のはじめにかけて、日本の政治を担った高橋是清の住まいもあるよ。
おなじみ2・26事件の現場になった。

▲質素で機能的な作り。華美な装飾はほとんど見られない。
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この人ね。
■万世橋交番

神田の万世橋たもとにあった交番で、明治後期の建築だとか。
移築のさいに、そっくりそのままトレーラーで運び込んだんだって。
■村上精華堂

台東区不忍通りにあった化粧品屋さん。昭和初期に建てられた。
柱のデザインが、当時としてはモダンだった。
■丸二商店

昭和初期に建てられた荒物屋さん。
小さい銅板を組み合わせて、模様を作っている。
■大和屋本店

昭和初期に白金台に建てられた乾物屋さん。
たばこの販売スペースも併設されてる。

▲実際に利用されてたレジ。うしろの棚でかつおぶしを干してる。
■万徳旅館

江戸時代末期~戦後まで営業した旅館。
青梅に建てられてたものなんだって。

労働者たちが川に字になって雑魚寝をしてたとか。
雰囲気あるなー。
●『千と千尋の神隠し』のモデルになった建物がたくさんあるよ!
■油屋のモデルとなった”子宝湯”

▲油屋のモデルとされる子宝湯
「千と千尋の神隠し」の製作報告会がおこなわれたり、子宝湯の前で撮影された宮崎監督の写真が、雑誌掲載されたり、たてもの園は、なにかと「千と千尋の神隠し」となじみ深い場所だ。

男湯の脱衣所。
女の脱衣所は全面曇りガラスだったが、男のほうはスケスケだ。

▲年季の入った番台も

富士山のデザインが昔ながらの銭湯って感じ。
ここで、千尋がオクサレ様を洗い流したんだね。
■ボイラー室のモデルになった”三省堂”

明治初期に建てられた文具店。
ちょいと中を覗いてみよう。

もともとは薬屋だったということで、壁一面が棚になっている。
そう、釜ジイが仕事をしてるボイラー室なんですよね、ここ。
■千尋の両親が豚になった”鍵屋”

江戸時代~戦後まで続いた鍵屋。
台東区の下町で営業をしていた居酒屋さんだ。

千尋の両親が豚になった食堂のモデルとされている。
こんな良い雰囲気の店だったら、たしかに豚になるほど食がススむかもね。
■千尋が乗った”都電7500形”

銭婆に会うため、千尋がのった電車のモデルとされる都電7500形もある。
カラーリングや外観は異なるが、内部の様子はけっこう似ている。
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答え合わせはこちらでどうぞ!
■「たてもの園」の情報■
オススメ度 | ★★★☆☆ |
アクセス | 西武新宿線「花小金井駅」から徒歩20分 |
住所 | 東京都小金井市桜町3-7-1 |
電話番号 | 042-388-3300 |
営業時間 | 9:30~17:30(4月~9月)、9:30~16:30(10月~3月) |
定休日 | 月曜日、年末年始 |
予算 | 大人400円 |
関連サイト | 公式サイト |