『曹源寺』 オススメ度:★★★☆☆

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浅草にあるお寺。

カッパ寺の異名を持ち、境内にはカッパのオブジェがわんさか置かれている。
お供え物はもちろんキュウリ。
なんと”カッパの手のミイラ”もあるんだよ。 


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浅草駅から徒歩10分、かっぱ橋商店街をちょいと反れたとこにある。
曹源寺は別名「カッパ寺」とも呼ばれていて、由来は江戸時代にさかのぼる。
当時、浅草一帯は水はけが悪い地域で、水害が絶えなかった。そんな事態を改善すべく、雨合羽商の喜八が私財をどかんと投じて、水はけ工事を行ったんだとか。これに感動したカッパが、工事を手伝ったと伝えられている。
没後、喜八は曹源寺に葬られ、”カッパ寺”と呼ばれるようになったんだって。
いい奴だね、カッパ。





■境内はカッパだらけ!お供えものはもちろんキュウリだ!

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▲入り口脇にある、かっぱのぎーちゃん



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▲ぎーちゃんはすげえ瓜実顔だ

カッパ寺って異名はだてじゃあない。
境内はカッパのオブジェだらけなのだ。
上の写真の”ぎーちゃん”は目つきが完全にイってるので、人間を助けるタイプじゃなくて、尻子玉を抜いてくるタイプだと思われる。




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▲お焼香のまえにもカッパがひかえてるよ




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▲カッパの石像にはキュウリが供えてある



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夫婦のカッパにも、やっぱり1本ずつキュウリが供えてある。




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草むらに隠れているカッパ。






■なんと!カッパの手のミイラもあるんだぜ!!

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▲カッパの手のミイラがおかれてるお堂

さすがはカッパ寺。
なんと!なんとなんと!!
カッパの手のミイラもあるんです。
なんてワクワクする響きなんだ、カッパの手のミイラ。
見てー!
しっかし、カッパの手のミイラって良い言葉だなあ。将来、息子ができたら、”松澤カッパの手のミイラ”って名づけよう。




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お賽銭箱にもキュウリが供えてあるよ。
お金よりキュウリ。




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▲カッパの手のミイラ

出たー!
カッパの手のミイラ。
ほうほう、これがねえ、鉱物のようにツヤツヤと輝いている。
意外にかなり小さくて、手羽先みたいだった。
世界の山ちゃんだったら、捨ててるかもね。

住職不在だったので、お堂のなかには入れず、ガラス越しの拝謁だった。
「ものすげえ間近で見たい!」って方は、電話予約して行ったほうが良いですよ。




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「曹源寺」の情報
オススメ度  ★★★☆☆ 
アクセス  JR「浅草駅」から徒歩10分 
住所  東京都台東区松が谷3-7-2
電話番号  03-3841-2035 
営業時間  -
定休日  なし 
予算  なし 
関連サイト  公式サイト