『のこのしまアイランドパーク』 オススメ度:★★☆☆☆

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福岡県能古島にあるテーマパーク。

東京ドーム12個分と広大な敷地を誇る。
点在するレトロな遊具や、自作のすいがら入れが見どころだ。
 

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はいはい、まだまだ続きますよ、東京別視点ガイド福岡旅情編。
今回紹介するのは、のこのしまアイランドパーク。
博多湾に浮かぶ能古島にあるテーマパークなので、姪浜港からフェリーに乗り込む。
福岡に3泊4日したんだけど、なんやかんやで能古島・玄海島・志賀島と3つの島をわたり歩いてた。島ばっかり行ってたな、振り返ると。



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ゆっくりと渡航するから、甲板にでることも可能。
真正面に見える、こんもりした島が能古島で、港からは10分ぐらい。近いね。



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さー、ここから歩くよ。
アイランドパーク行きのバスも出てるだけど、散策しながら島の様子も探りたいしね。
能古島は周囲12kmで、200世帯700人が住んでる島。小中学校もあるし、郵便局もある。民宿も食堂もあるから、まあまあ栄えてる島といえよう。
夏場は、福岡の若者が海水浴やBBQに押し寄せるらしいけど、3月の平日だったから静かなもんだった。



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しばらく海沿いを歩いていると、道は、ゆるやかな勾配を描いて山のほうへ。
運動不足の体にゃ、こたえますな。



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ゆるゆる歩くこと50分。
お目当ての「のこのしまアイランドパーク」に到着。
入園料1000円を支払い、まるで、ひと気のない園内へ入った。





●体を動かして、遊ぼう!

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▲”戦後まもなく”に描かれたようなタッチの看板が、良いでしょ

園内はとにかく広い。
東京タワーに換算すると12個分ぐらい。
広大な敷地を利用して、さまざまな体を使ったレクリエーションを堪能できるよ。



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▲のこのこボール 500円

要はパターゴルフ。全9ホール。
敷地は有り余るほどあるので、1ホール1ホールがやけにデカい。



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▲ロープスキー 15分200円

専用のそりで斜面をすべり降りる。
わりとエゲツない角度だ。無尽蔵にスリルを求める子供むけの遊具。



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▲ブランコ

木の間に吊るされた原始的なブランコ。
すべての椅子に人が座ったら、軸になってる竹は耐え切れるのだろうか。



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▲輪なげ

ゆるゆる系テーマパークには付き物の、地面から直接生えてる輪投げもあるよ。



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サッカーゴールがあったり…。



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バレーボールネット兼バスケゴールも備えつけてあったり…。
1つのコートで2つのスポーツが出来る万能なポールだ。




●動物と触れあおう!

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ウサギとふれあうコーナーもあるよ。
入り口の横には、胡散臭い、2足歩行のウサギがこちらを凝視している。



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触れあいコーナーには、ウサギと糞がたくさんいるよ。
カワイイ見た目だけど、指は口に近づけちゃあいけない。
なぜなら…





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噛みつかれちゃうからね。
ほら、見てごらん、指を狙っているときのウサギの顔を。
おもいっきり真顔で、目は血走しっているよ。人間をけっして許してないよ。



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上の場所は、ご飯を食べたり、くつろいだりするスペースなんだけど、ここでも予期せぬ動物との触れあいが楽しめるのだ。





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触れあえるのは、トンビ。
「上空よりお弁当を狙っています」だって。
ここんちの動物は、人間のなにかを常に狙っている。




●恋愛だって成就する!

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▲恋観音

アイランドパークは、スポーツして、動物と触れ合うだけじゃあない。
恋愛だって成就するのだ。



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恋観音にお願いすれば、良い恋愛が出来るんだって。
「観光客が飛びつきそうな要素は全部詰め込んどけ」ってスタンスが、珍スポ的で好感もてるね。



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恋が実った暁には、こちらの、アイアイ傘植木で記念撮影。
超アナログなプリクラって風情だ。




●素晴らしくレトロな遊具たち

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もちろんレトロで陽気な遊具たちも点在してまっせ。
たとえば、こんなん。トーマス風の木造列車。



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▲謎の生き物

なめくじだろうか、謎の生き物がニヤついている。
首筋に巻かれたスカーフが、サテン地で妙にキラキラしてるのが特徴だ。



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▲パンダ列車

一見カワイイ、子供向けのパンダ型列車と思いきや…





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運転席がやけにリアル。
ハンドルはSUBARU製だ。




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▲思い出や

「思い出や」と名づけられたお土産屋さんもあるんだけど、店頭に並んでるのが…





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”人気の民芸品 弓矢”なのね。
え、このプラスティックで出来た弓矢が、民芸品だと???




●オリジナリティー溢れるすいがら入れは、要チェックだ!

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▲すいがらくん

さて最後に紹介したいのが、園内のいたるところにある、すいがら入れ。
竹に穴を開けて、顔を彫ったものなんだけど、バリエーションがすげえ豊富なの。
たとえば、このすいがらくんは、顔がやけにシワシワ。



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▲ほっぺが膨れてる、すいがら男



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▲まつげが長い、すいがらちゃん



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▲口ひげ生えてる、すいがらじいさん



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▲メガネをかけてる、すいがらおやじ



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▲シンプルなスイガラもへじ



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▲人間以外も有りだよ、すいがら鳥



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▲魚類もOK、すいがら魚



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とまあ、すいがら鳥だのすいがら魚までは良いとして、すいがら祭って何だ。







「のこのしまアイランドパーク」の情報
オススメ度  ★★☆☆☆ 
アクセス  姪浜渡船場からフェリーで10分。そこから徒歩40分 
住所  福岡県福岡市西区能古島
電話番号  092-881-2494 
営業時間  9:00~17:30(平日) 9:00~18:30(休日)
定休日  なし 
予算  大人1000円 
関連サイト  公式サイト