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あなたの周りに”食通気取りのウザったい友人”はいないだろうか?
アイツと俺、いったい、どっちがグルメなの。
白黒つけたいそんな相手には、新しいグルメ真剣勝負「食べログじゃんけん」がうってつけだ。





私の友人に、橋本という男がいる。
ユーストリーム配信や珍スポトークイベントにも出演してもらっている。
普段は仲が良く、なんなら、お金を貸してもらっているのだが、こと、食に関しては穏やかでない。

数年前、彼は突然、1枚の焼肉を私に差し出し、こう問うた。
「これ、豚肉か牛肉か分かる?」と。

あまりにも、無礼な質問ではないか。
濃い味付けがされているのならまだしも、塩こしょうがサッとふってあるだけの、シンプルな焼肉。
分からない方がどうかしている。

「ナメるのもたいがいにしろ。」
なかば憤りながら、なかば呆れながら、私は肉をほおばり「豚肉」と言った。




牛肉だった。




私は間違えしまったのだ。
その日から、彼は、私よりグルメであるかのようなふるまいを見せはじめた。
なにかにつけて、私の舌を愚弄する日々。

もう、我慢ならない。
どっちがグルメかはっきりさせようじゃないか。

そこで考えだしたのが

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である!






食べログじゃんけんのルール

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1:ターゲットの町を1時間歩きまわる



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2:外見だけで旨そうな店を判断し、食事をする。



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3:食事後、食べログで評価を確認し、点数の高いほうが勝ち。
 (同点の場合は、口コミ数の多いほうの勝ち)



つまり、食べもしないうちから、店の佇まいだけで、高評価店を選びだすのだ。
高度な判断力、鋭い観察眼、豊かな経験が試される真剣グルメ勝負。
今回は、3本勝負で雌雄を決することとした。








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q 「てめえのプライドを粉々にして、いけふくろうのエサにしてやる」
 
q2 「………」


第1試合の舞台は池袋。
ジャンルはラーメン縛りだ。
年間200杯ほど食べているラーメンは得意分野。かなりの精度で評価を的中できるだろう。




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▲見つけたラーメン屋のほんの一部

まずは1時間、池袋を歩きまわる。
さすがはラーメン激戦区とあって、あるわ、あるわの大豊作。
ほんの1時間で、30軒以上のラーメン屋を見つけた。

手札が揃ったところで、お店選び。
まずは、橋本氏のチョイスを見てみよう。





●橋本’s チョイス

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▲選んだ店:麺屋おりきん

【選んだ理由】
・一見チェーンっぽいが、そこまでチェーンチェーンしていない。
・小ギレイな店構えで、安定感がありそう。評価3.4は固いのでは。




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【不安点】
・ラーメン屋なのにメニューが怪談みたいなフォント。無駄におどろおどろしい。




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コソ泥の習い性だろうか、身をかがめ、ひそやかに店に入る橋本氏。




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▲つけ麺 700円

【食後の感想】

q2 「まあ、普通に旨かった。抜群の好評価はないだろうが、負けない試合をできそうだ」








●松澤’s チョイス

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▲選んだお店:七福神

【選んだ理由】
・几帳面そうなオヤジさんがキビキビ働いてる
・七福神という気取らないネーミングセンス
・建物自体は古いけど、清潔感がある
・ドアに大勝軒の山岸さんの写真を飾っている。大勝軒系なら大コケはなさそう。




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▲辛野菜つけ麺  850円



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【食後の感想】

q 「ボリューム満点。量が多い店は評価が低いわけない。」







さ~、両者出揃ったところで、いざ勝負!




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橋本

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評価点 3.5






松澤

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評価点 3.5




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q2 「スマホ見てみ。勝ったけど?」

q 「えーっ、1試合目からこんなギリギリの戦い?次だ、次!」
 








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q 「カリスマ美容師の俺様が、てめえの髪の毛、引っこ抜いてやろうか?」

q2 「………」

というわけで、食べログじゃんけん第2試合目の舞台は原宿。
ジャンルはオシャレカフェ縛り。
珍奇な所ばっかし巡ってる私にとって、はっきり言って、一番苦手なジャンル。
しかし、ここで負ければ後はないので、是が非でも取りたい一戦である。




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▲オシャレカフェのほんの一部

表参道やキャットストリートの周辺をぐるぐると練り歩く。
んまー、右も左も、お洒落カフェ。
オシャレ素人の私からすれば、どれもこれもオシャレの極みで、優劣つけがたい。
こ…これは、難しい勝負だぜ。






●橋本’s チョイス

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▲選んだ店:cafe banyan

【選んだ理由】
・新しくて、すげえキレイ
・オシャレでありながら、萎縮せずに入れる気楽さを兼ね揃えている
・店頭に表示されてるパンケーキの写真が旨そう




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開店ホヤホヤらしく、花が飾ってある。ハワイをモチーフにしたお店らしい。
尋常ではないカワイさの女性スタッフたちが、アロハを着ていた。



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▲パンケーキ 780円

【食後の感想】

q2「ふっかふかで旨い。付属のパイナップルクリームも独特でさっぱりした味。高得点に期待」







●松澤’sチョイス

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▲選んだ店:la fee delice

【選んだ理由】
・数年前、元カノと来たことがある
・ほんとうに素晴らしいひとときだった
・あの夢のようなひとときを過ごしたこの場所が、他のカフェに劣るはずがない
・もう一度やりなおしたい




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いざ、中に入ろうと試みるも、足がぴたっと止まる。
あの素晴らしい思い出を、こんな企画で上塗りしたくない…。
私は入店せず、橋本と合流した。




さ~、それでは第2試合、いざ勝負!


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橋本

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評価なし





松澤

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評価点 3.56





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q「はー、バカでー!新しいとこ狙いすぎて、登録されてないでやんの!ぷー、バカ過ぎー!」


というわけで、橋本氏の不戦敗。
「cafe banyan」は3月11日にオープンしたばかりで、食べログの評価がまだ無い状態だった。
ただキレイであれば良い、ただ新しくあれば良い、という浅はかな選定基準に溺れた橋本氏の自滅。
2試合目は、古きよき思い出にしがみつく、私の圧勝である。








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q 「てめえの汚ねえ尻を、発情期のパンダへの手土産にしてやる」

q2 「……」

はい、いよいよ、最終勝負!
第3試合の舞台は上野駅。
オシャレカフェから一転、良い塩梅に味の出ている老舗で対決をする。
ボロいと言えばボロい、しかし、それが味わいとなってる大衆店だ。




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▲いい塩梅なお店の一部

上野駅から御徒町あたり、アメ横を中心に1時間歩き回る。
立ち飲み屋・定食屋を中心に、味わいある店がずらーっと並んでいる。
やっぱしオシャレカフェよりこっちのが落ち着くわ。





●橋本’sチョイス

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▲選んだ店:珍々軒

【選んだ理由】
・幅広い年齢層の客で混み合っている
・活気がある
・珍々という響きになじみがある




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▲チャーハン600円  餃子450円

【食後の感想】

q2「想像通り、しっかり旨い。腹いっぱい。」






●松澤’sチョイス

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▲選んだ店:喫茶丘

【選んだ理由】
・面白い珍スポと共通する、ただならぬ存在感をはなっている
・装飾がレトロで可愛い
・コアなファンがついてて評価点がかなり高いと読む




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▲読みどおりのゴージャスで落ち着く店内




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▲ナポリタンコーヒーセット 830円

【食後の感想】

q「極太のナポリタンが超硬派。シャンデリアまで設置されてて、純喫茶として死角なし。」




さ~、これが、最終決戦!この1戦ですべてが決まる!


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橋本


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評価点 3.53





松澤

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評価点 3.5




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以上、勝負有り!
2勝1敗で橋本の勝利!





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q2「ほら、結果。どっちがグルメか分かった?」

q「あ”-っ、負けた、負けた、頭痛い、前頭葉が痛い」






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q2「まあ、そう落ち込むな。ケーキ買ったから、気晴らしにむこうの広場で食べよう」






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q「えっ、ケーキ??何のケーキ??」






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q「えーっ、ショートケーキ!うまそー!」






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q「え?地面に?」







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q「え?」







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q「え?え?」







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q「え?え?えー?」







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q「え‥アウ?アウ?」







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q「アウ、アウアウ」







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q「アウッ、アウアウッ!」






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q2「お前みたいな豚、何食っても味分かんねえだろ。匂いだけ嗅いどけよ。」







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q「アウウ、アウアウ‥ スン スン …スンスン‥」







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q「スン‥スン‥ アウウウアウ(クリームの匂い)…アウウウアウ(クリームの匂い)」





※ケーキはスタッフ(橋本)が美味しくいただきました