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4月27日~5月31日の期間、吉祥寺のセレクトショップで開催されている展示会。
現役クリエイターが「世界で1つしかないオリジナルのファミコンカセット」をデザインしているぞ。
 

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吉祥寺にあるデザイン事務所兼セレクトショップ「METEOR」でやってる展示会。
現役クリエイターたちが、昔なつかしのファミコンカセットのラベルをデザインしているぞ。



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店内は大人が5人も入ればギュウギュウになる狭さ。
壁中にファミコンカセットが並べられている。



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「星のカービィー」「高橋名人の冒険島」などなど、本物のファミコンソフトも売られている。1本800円。



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試しにプレイすることも可。



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任天堂の黒歴史「ヴァーチャルボーイ」の実機も置かれていた。
飛び出る3D映像がウリの機体なんだけど、実際にプレイすると、うんまぁ、売れないのも仕方ないよなという仕上がりだった。





●クリエイターがデザインしたファミカセが89作品あるぞ!

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▲『小石投げ』

表面だけじゃなく、カセット裏面には説明が書かれている。
たとえば、この『小石投げ』はこんな感じ。

囚われのお姫様が小石投げを駆使し助けを求めるゲーム。
お姫様パートと救助パートに分けた二部構成。
お姫様がたくさん小石を投げると腕力がついて自力で脱出できる裏パートも存在するという噂も!?

小石を投げて姫を救うなんて、あまりにも意外すぎるゲーム内容だ。
あ、ちなみにほんとにゲームが出来るわけじゃなくて、設定だけね。



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▲『ケバブ ~ザ・バトルフィールド・シェフ~』

戦場を駆け巡って、味方のため、おいしいケバブを作って、兵士の体力を回復させ、士気を高め、勝利を勝ち取れ。

これまた意外すぎる内容。
敵を倒すのではなく、ケバブで味方の士気をあげるという斬新すぎるゲームなのだ。



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▲『ボツ家電史』

一世を風靡しつつも、時代とともに消えた家電「没家電」たちをシリーズで紹介するソフト。創刊特大号のテレビデオ。

ゲームにする意味。




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▲『信長の寝坊』

天下統一を果たした信長。しかし安心しきってウカウカ寝ていたら飼い犬の光秀に襲撃されちゃった!

ダジャレ。




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▲『宝くじが当たったら』

1度は夢見る宝くじ。何を買おうか、どう使おうか。とことんリアルにシュミレーションしてみましょう。

哀しすぎるゲーム。



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▲『重い重い暴力』

裏面の説明文が英語だから載せないし、内容は分からない。



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▲『桜下大戦』

花見、それは桜の花を観賞し、春の訪れを寿ぐ日本独自の風習である。
だが、その一方では事前の陣取りによる熱き戦いが繰りひろげられているのである。仁義無き戦いが、今始まる。

SEGAの名作「サクラ大戦」とはまったくの別物。
なお、サクラ大戦ではナギナタ使いの神崎すみれを愛しています。



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▲『運び屋ダックスIV』

長っぽそいものを運んで、街の平和を守れ!

なんて漠然としたゲームなんだ。
任天堂じゃなくて、任犬堂になってるね。



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▲『イイネ100連発!!』



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▲『いいね!したらぶっコロす!!』

「いいね!」の貰い方ハウツーがあるかと思えば、「いいね!」したらぶっ殺すという者もいる。
SNSはかくも難しきものなり。



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▲『2043年のゲーム』

未来は予測できないにしても、過去の考察から想定をこころみることはできよう。

というわけで、一部を紹介したけんども、現地には実に89種類ものファミカセがあるぞ。
入場も無料だから、井の頭公園へデートするついでに、行ってみてはどうでしょね。


【アクセス】JR「吉祥寺駅」から徒歩3分
【住所】東京都武蔵野市吉祥寺南町1-6-7 2F
【期間】2013年4月27日~5月31日13時~20時(月曜休み)
【値段】入場無料
【サイト】公式サイト