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ここ最近、二郎インスパイア系のラーメン屋って、猛烈に増えてますよね。
ギトギトに油が浮いたスープ、山のようにふびえたつモヤシ、歯ごたえゴシゴシの極太麺。
たまに食べたくて食べたくて、我慢できなくなるんだわ。禁断症状。

「大勝軒 飯田橋店」では、そんな二郎インスパイア系ラーメンを提供しているというのだ。「大勝軒」といえば、つけめんの元祖。ラーメン業界の2つの巨頭が生みだす異色のコラボ作品。これは気になる。さっそく食べてきた。



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▲大勝軒 飯田橋店



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▲店内はカウンターだけで、15席ほど

”さっそく食べてきた”とか書いたけど、実はこの店、以前勤めてた職場から近くって、ヘビーユーズしてたんだよね。大勝軒は店舗によってけっこう味のブレがあるけど、ここのはすげえ旨いの。野菜入りラーメンが特にお気に入りで週2回は食べてた。
店内はカウンターのみ15席ほど。どの店員さんもキビキビしてて、気持ちが良い店なんだな。

大勝軒といえば、つけめんの元祖といわれる存在。東池袋の1号店で、創業者の山岸さんが「特製もりそば」として提供したのが初めだという。
「大勝軒で二郎系ラーメンが食える」なんて聞いたら、だいぶ違和感を感じると思うんですよ。なにせ両者の味の系統は、ぜんぜん違うんで。
 
 

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▲豚麺 750円

ドンっ!

これがラーメンファンに「大勝軒二郎」と呼ばれる逸品、ブタ麺(750円)だ!



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真横からも、ドンっ!

アバター顔負けの飛び出る3Dもやし、スワロフスキーのごとく光り輝くギトギトスープ!
これは、まさに、ラーメン二郎という食い物!

いつもの「ヤサイマシマシカラメアブラ多め」ってな読経こそしないものの、「ニンニク入れますか?」と聞いてくれる。この後、仕事があったけど誘惑に負けて、ちょっと入れてもらった。



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本家に負けぬ、充分な太さ!



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浮かぶ油で輝くスープ!カロリーの沼!



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特筆すべきは2枚のチャーシュー!見よ、広辞苑も真っ青の分厚さだ!

食べてみると、これがもう、とんでもねえ完成度。大勝軒がマジで他流を研究すると、ここまで再現できるのかって驚くほど。
遠慮容赦なく濃いスープが、ほどよくちぢれた極太麺に乗るわ、乗るわ。ゴシゴシした食感も感じが出てる。大勝軒自体、もともと量の多い店だけど、ボリュームだって本家に負けてない。コンディション整えていかないと全部食い切れないぐらい。
ジロリアンの方は1度行ってみてはいかがでしょう!?


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【「大勝軒 飯田橋店」の情報】
オススメ度:★★★☆☆
アクセス:JR「飯田橋駅」から徒歩2分
住所:東京都千代田区富士見2-12-16 富士見フラワーホーム1F
TEL:03-5213-3119
営業時間:11:00~20:30
定休日:日・祝・年末年始・お盆
サイト:公式サイト