
つい先日、国連が「栄養価が高くて、採集も簡単!将来的に理想の食料になるよ!」と報告書をあげてから、にわかに話題の昆虫食。虫、食べてますか?
錦糸町のカフェバーで「イナゴ入りパスタ」が売られてるから、入門編としていかがでしょう。

錦糸町駅前の丸井の裏側に『リストランテ アブセント』はあるよ。夜はけっこう物騒な地域なんだけどね、この辺り。
リストランテとは言うものの、店の雰囲気は完全にバー。生パスタが自慢のお店なのだ。

▲秘密のベールを解き明かしにきたぜ。
イナゴのぺペロンチーノは、2013年5月29日から販売開始の新メニュー。
開店と同時に入ったから、僕が注文1番乗りだったらしく、待ち構えてた朝日新聞の記者に取材をされた。
「虫は普段からよく食べますか?」「デートでも食べますか?」と尋ねられたけど、普段は食べませんし、デートでも食べません。虫食うデートなんて、カメレオンのカップルでもしないんじゃないか。
昨年11月に開催された『東京虫食いフェスティバル』も取材されてたそうで、あそこで提供された「かぶと虫ソース」「せみの素揚げ」の味わいを共有しあった。まさかイナゴ食いに来て、虫フェスの思い出話しが出来るとは。

▲イナゴのぺペロンチーノ 1200円
ジャーン!

ジャ、ジャーン!
そうこうしているうちに運ばれてきたぜ、イナゴのぺペロンチーノ。1200円とわりと良いお値段。渡り蟹の乗っかったパスタが1250円だったからね、蟹をとるか、虫をとるかの究極の選択。
普通だったら色鮮やかなソースで、皿に模様を作るとこだけどね。このパスタはね、違うよ。皿のふちに、イナゴが規則正しく並べられてますわ。大部屋でザコ寝する運動部みたいでしょ。青春だね。

どうですか、パスタ山頂にイナゴがどっさり山盛りですよ。

麺はシコシコの生パスタだよ。

イナゴは大きなスーパーなんかで売ってる「イナゴの佃煮」と大差ない味。とっても甘くて食べやすい。
父方の実家が新潟だから「イナゴの佃煮」は、幼少期から結構食べなれてるんだよね。
とはいえ、ぺペロンチーノと馴染んでいるかといえば微妙なところで、やっぱり、色物としてのリリースは避けられなさそう。
国連の声明を受けて、今後増えてくのかなあ、昆虫メニュー。
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■「アブセント」の情報■
オススメ度 | ★★★☆☆ |
アクセス | JR「錦糸町駅」から徒歩5分 |
住所 | 東京都墨田区江東橋3-5-7ソシアルビル1F |
電話番号 | 03-6659-5875 |
営業時間 | 11:30~05:00(日・祝のみ11:30~21:00) |
定休日 | - |
予算 | いなごパスタ1200円 |
関連サイト | 公式サイト |