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宮城県仙台市にある大仏さま。大仏自体も奈良大仏とほぼ同じ大きさで立派なんだけど、なにより注目したいのは特製モノレール「ナムナム号」ね。段数でいえば50段ほどのちょっとした斜面を、ゆるゆると登っていくのだ。



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仙台駅から仙山線で30分ほど、「愛子駅(あやしえき)」にくだんの大仏はある。駅前の住宅地をぬけると、田んぼと山。のどかな田舎道を15分ほど歩くと、とつじょ大仏さまが現れるぞ。まわりに高い建物がないから、どえらい目立つ。



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見上げれば、仁王のあいだに大仏さま。斜面には墓石がずらりと並んでいる。コンパクトに整理された墓地だね。
愛子大仏は、駅名が同じだっていうんで、愛子さまこと敬宮愛子内親王の誕生を祝して建てられたもの。ただし読み方は「あやしだいぶつ」と読む。



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大仏を管理するのは佛国寺。
「誰にも遠慮はいりません」とドリフのオープニングとまったく同じのきさくなセリフが書かれていたので、遠慮せずに拝観させていただくことに。




ナムナム号で大仏さまに直行だ!

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この大仏最大の特徴、それは超短いモノレールが運行されていることだ。右手の乗り場で”呼び出しボタン”を押すと、上から自動でモノレールが下ってくる。
さっそく押してみよう!ポチッとな‥。



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おっ、動いとる、動いとる



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ゆるゆる



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ゆるゆる



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ゆるゆる



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‥お、遅えー!



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段数にした50段ほどの斜面をたっぷり1分以上かけてくだってきた。なんだか王子の飛鳥山公園にあるモノレール「アスカルゴ」を思い出す。あれ、日本で一番短いモノレールってことになってるけど、もしかしてこっちのが短くない?モノレールとスロープカーって別物なのかな。



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車名はストレートに「ナムナム号」。現世利益間違いなしのありがたいネーミングであるし、ボディーカラーの黄色は金運をアップしてくれそう。



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係員がいるわけじゃあないので、自分で目的にボタンを押す。「佛国寺」「霊園」「駐車場」の3層構造だ。



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目的地を押せば、あとは、ゆるゆる運んでくれる。



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あっという間に愛子大仏に到着。高さは16mで、あの奈良の大仏とほとんど同じ大きさだ。FRPという強化プラスティックで作られているそうだ。大仏ってプラスティックで出来るんだ、すげえな技術の進化。頭にピーンと立った避雷針が羽生名人みたいでキュートだね。







「愛子大仏」の情報
オススメ度  ★★☆☆☆ 
アクセス  仙山線「愛子駅」から徒歩15分 
住所  宮城県仙台市青葉区芋沢字大竹原
電話番号  -
営業時間  -
定休日  - 
予算  なし 
関連サイト  -