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青森県津軽市の五能線「木造駅」には、高さ17mの超でっかい土偶がはりついてるのだ。ちょっと前までは電車がくると目からビーム(技名「いらっしゃいビーム」)を出してたんだとか。
 

五能線「木造駅」を歩いていると‥

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遺跡の町・津軽は木造駅を歩いていると、通りのむこうにうっすら現れる巨大な影‥


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ど‥ど‥


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土偶やー!


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土偶がめりこんどるーー!!

その高さ、じつに17m。でか過ぎる土偶が駅舎にびったり張りついている。隣のタクシーと比べていただければ、その巨大さが分かってもらえるだろう。デカイは正義!ちょいと前までは、列車が到着したときに目からビームが出ていたそうだ。(「いらっしゃいビーム」という技名だったらしい) 
つがる市の亀ヶ岡遺跡から発掘された遮光器土偶がモチーフ。遮光器、つまりサングラスのようなメガネをかけてるのが特徴の土偶なんだな。地元では遮光器土偶のことを「しゃこちゃん」と呼んで親しんでるらしい。

ちなみにこちら、察しのいい方ならお気づきだろうが、ふるさと創生資金案件である。
ふるさと創生資金とは1988年~89年にかけ、全国の自治体に1億を配った政策。「地域振興につかってちょ」という名目だったのだが、使い道に困った自治体が世界一デカいこま犬をつくったり、日本一デカい自由の女神をつくったりと、その筋では「珍スポ創生資金」と呼ばれてるのだ。
ちなみにwikiの「ふるさと創生事業」の項目では、この木造駅が参考写真で載せられている。まさに典型的な1億の使い道なんだな。



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横から眺めると案外薄べったい。



駅周辺には古代モチーフのオブジェがちらほら

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駅の横っちょにある広場には、古代住居を模した謎の建造物。
入り口に「故障中で使えない」との張り紙があったので、謎は謎のまま。



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駅待合室の入り口上にもさりげなくシャコちゃん。



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待合室にはシャコちゃん関連商品が展示されていた。ガラスの向こうに並べてあって、眺めるだけで買えことはできない。



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その代わり、手作りの編み物を購入可能。たとえば写真右のバッグは500円とたいへんお値ごろ価格だ。
ここまで土偶に力入れといて、売店で土偶グッズをまったく取り扱わないとこがなんともキュートじゃあないですか。







「木造駅」の情報
オススメ度  ★★☆☆☆ 
アクセス  五能線「木造駅」 
住所  青森県つがる市木造房松10
電話番号  - 
営業時間  -
定休日  - 
予算  - 
関連サイト  wiki