「もみじの天ぷら」をご存知だろうか!?小麦粉につけたもみじをカラリと揚げたもので、関西のあっちゃこっちゃで食べられているお菓子なのだ。三重県の赤目四十八滝で見つけたので買って食べてレポをした。
あのね、つい昨日、三重県名張市の赤目四十八滝に行ってきたんですよ。往復3時間のがっつりした渓谷でひとくさり歩けば、48個の滝が見られるという夏にぴったりなスポットなわけ。小さいのから大きいのまで、二股に分かれてるのから地を這うようなのまで、色んなタイプの滝があってねえ、キャラが立ってて面白れえんだ。涼しいし。
私小説が好きで車谷長吉の『赤目四十八滝心中未遂』を読んでから行ってみたかったんですよ。まあ、タイトルそのまんま、すったもんだの末に赤目四十八滝で心中しようと出かけるけどやめちゃったって話し。確かに、ここで心中するのは難しそう。確実に逝けそうな高さの滝はなかったし、なにより明るい雰囲気なんだよね。決意が削がれるだろうなと。
●茶屋で「もみじの天ぷら」が売っていた
渓谷の入り口には茶屋が何件かあるんだけど、『赤滝茶屋』にはちょいと珍しいシロモノが売られてたんですわ。
▲もみじの天ぷら 550円
それが「もみじの天ぷら」ね。大阪、京都あたりで昔から売られてるお菓子なんだとか。はじめて見たなあ。天ぷらって言っても、ご飯のオカズになるようなもんじゃなくてお菓子ね。
原材料は小麦粉、ゴマ、砂糖、もみじの葉。お店でカラッと揚げている。
歯ごたえと味わいは甘くないかりんとうって感じ。ほとんどは衣の味で、もみじ自体に味はない。形の可愛さを楽しむお菓子ですな。
滝ついでにいかがでしょ。
■「赤滝茶屋」の情報■
オススメ度 | ★★☆☆☆ |
アクセス | 近鉄大阪線「赤目口駅」からバス15分 |
住所 | 三重県名張市赤目町長坂680 |
電話番号 | 0595-64-3658 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
定休日 | 冬場 |
予算 | もみじの天ぷら550円 |
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