昨夜の「キリストの墓が青森県にあった」ことについで、驚きの事実をお伝えいたしましょう。あなたはご存知でしょうか？モーゼの墓が日本にあることを。石川県の山の中にあることを。
え？胡散臭いですって？わたくし、この目ではっきり見てきました。ありました。間違いなくありました。
え？胡散臭いですって？わたくし、この目ではっきり見てきました。ありました。間違いなくありました。
モーセといえば、４０年もの歳月をかけユダヤの民をイスラエルへと導き、十戒を記し、海を真っ二つに割った指導者である。紀元前１３世紀ころに活動していたとされる。
その偉大なるモーセの墓がなぜか石川県にあるという。宝達志水町の公式サイトには以下の記述がある。
モーセはユダヤの民衆をイスラエルの地へ導いた後、シナイ山に登った。
そこからモーゼは天浮船に乗り、能登宝達山に辿り着いたという。
その後、583歳までの超人的な余生を宝達山で過ごし、三ッ子塚に埋葬された。
いかがだろう。そう言われればそんな気がするではないか。
この伝説というかトンデモ主張の出所は「竹内文書」という歴史書。竹内巨麿さん（1874～1965）が公開したもので、原本は空襲で焼けてなくなってしまったとか。じつは「キリストの墓＝青森説」もそもそもの出所は竹内文書なんだな。やるなあ、竹内文書。
モーゼパークと名づけられているけど、実際行ってみると単なる山。
ところどころ「健康のみち モーゼ森林浴コース」「ロマンの小路」ってな看板が立てられている。
けど、実際歩くのはこんな道。倒木がそのまんまだったり、整備されてる様子はほとんどない。
▲安息の広場
遊具など心をわずらわされる物がなに１つない安息の広場。ただひたすらに安息をしよう。
「山に入るな 地主」という立て札も。
熊が出るような森なのだ。出没注意。
▲モーゼの墓
山道を登ること１０分。熊、地主など数々の危機を犯してやってきたモーゼの墓がこちら。
派手なモニュメントがあるわけでもなく同行者たちと「え？ここでいいんだよね？」と何度も確認しあった。ここで間違いない。ここがモーゼの墓である。
お帰りのさいには「モーゼの墓記帳所」で記念に氏名と住所を書いておこう。
パラパラと流し見をしていたら７月２１日に金沢市からチュパカブラも見学にきていた。南米でよく目撃されているＵＭＡのチュパカブラは石川県に住んでいるようだ。
モーゼは死ぬわ、チュパカブラはいるわ、石川県恐るべしである。
最後に、神殿のようなとこで横不動にて記念撮影。とても厳かな１枚となった。
んまあ、森林浴をして健康になりたいという方以外は、素直に金沢２１世紀美術館へ行くことをおすすめします。
■「モーゼパーク」の情報■
オススメ度：★★☆☆☆
アクセス：七尾線「宝達駅」から徒歩15分
住所：石川県羽咋郡宝達志水町河原地
電話番号：－
営業時間：出入り自由
定休日：なし
予算：無料
関連サイト：公式サイト
いや～すごい！ただ、キリストの墓に比べるとビジュアルショボイ..... 
キリストさんの来日は知ってたけどモーゼさんまで来てたのね！(^o^)/ 
