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つい先日、噴煙が5000m上空にあがる噴火をした鹿児島県・桜島。
そんな桜島で「埋没鳥居」を見てきた。1914年の大爆発でもともと3mあった鳥居が、ほとんど埋まっちゃったってシロモノなのだ。
 

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こないだの2013年8月18日に噴煙が5000mまで上昇する噴火をした桜島。この記録、観測史上最高だったらしい。とはいえ、桜島の噴火は日常茶飯事なので、市民はぜーんぜん普通に生活してるんだけどね。
道ばたにも灰が積もってて、写真の黒いのはぜんぶ灰。鹿児島には燃えるゴミ、燃えないゴミのほかに「宅地内降灰指定置場」っていう火山灰専用のゴミ捨て場があるぐらいなんだな。



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▲山頂に雲をしょった桜島

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鹿児島港からフェリーで桜島へ向かう。たった15分で着くし、1時間に4便ほど出航してるから便利がいい。ま、島とは言っても陸続きだから車でも行けるけどね。



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さすがは火山のお膝元。ちょっと歩くと、跡がつくぐらい灰が残ってる。



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島内のファミマは景観に合わせるため、火山灰を連想させる茶色だ。




1914年の大爆発で埋没した鳥居を見てきた

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▲埋没鳥居

桜島港から市営バスに乗って30分。さーて、お目当ての「黒神埋没鳥居」に到着だ。



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おうおう、見事に埋没しております。
大正3年(1914年)の大爆発で火山灰や軽石が、島の右側(黒神地域)を埋めつくした。たったの1日で高さ3mもあった鳥居はほとんど埋まってしまった。当時の村長さんが「後世に噴火の記憶を残そう」と主張し、掘り出されずに、そのまんま保存されてるんだって。

ちなみにこのときの噴火で流れでた溶岩が、大隈半島とくっついて、今のように陸続きとなったそうだ。それまではホントに島だったのね。島と半島を結びつけるだけの爆発って‥。すげぇな。その島にいまなお5000人が住んでるってのもまた驚き。 



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桜島をウロチョロしたのはほんの2時間だったけど、靴がこれだけ灰にまみれた。そりゃあ、鳥居も埋没するなー。







「黒髪埋没鳥居」の情報
オススメ度:★★★☆☆
アクセス:桜島港より市営バスで「黒神中学校前」下車すぐ(乗車30分くらい)
住所:鹿児島県鹿児島市黒神町(黒神中学校横)
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予算:-
関連サイト:鹿児島市ホームページ