▲白谷雲水峡

はいはい、毎度のことながら日付を遡りますよ、デロリアンに乗りこんでくださいね。９月２日（月）までいきますよ。
鹿児島で２日間、台風の通過待ちをして、いよいよ屋久島へ。鹿児島港からフェリーで４時間の船旅。いやー、すごい学生さんが多いのね。もっと高齢者が多いのかと思ってたんだけど、フェリー乗り込むと大学生とおぼしき団体ばっかり。いままで尋ねた観光地のなかでも群を抜いてフレッシュでさわやかな雰囲気で、ドブ川に浮いてるアブクことわたくし松澤には少々いたたまれない空間でございました。

フェリーが島に着くなり、そのまんまもののけ姫の舞台となった白谷雲水峡へ直行。ああ、もう、自然にはかなわんわ。行って良かった。くわしくは下記レポをお読みくださいまし。
（レポ：【屋久島】もののけ姫のモデルとなった「白谷雲水峡」の苔むす森に行ってきた！）




▲縄文杉への登山道

翌日３日は午前４時起きで、縄文杉を見にいった。
ぜんぜん事前知識なかったんだけど、縄文杉をみるためには往復８～１０時間の登山が必要なんだって。山登りなんて、高尾山と富士山ぐらいしか経験ないのに。「正直そこまでして縄文杉見たいのか、俺は。いや、疲れるぐらいなら島をタラタラしたい」と寸前まで葛藤するも、結局、民宿のおじさんに近場のバス停まで車で送ってもらって、ひくにひけず山登りを開始。

なんのかんので２ヶ月間重たいリックを背負って３～４時間ウロチョロしてるのが効いて、知らず知らずに体力ついてたみたい。サクサク歩いて７時間で往復した。途中なー、雨にさえ降られなきゃ完璧だったんだけど。最終的にはびしょぬれで夏場じゃなかったら凍えてましたわ。


 


よく旅行雑誌とかで見かけるハート型の写真も撮った。山ガールっぽいね。





で、こいつが縄文杉。縄文杉って杉の種類の名称なのかと勘違いしてたんだけど、１本の杉の名前だったんだね。たしかに他のより圧倒的にデカかった。まあまあ、ここについては後ほど１つのレポにまとめますわ。とうてい日記で書ききれないんで。

で、翌日９月４日に帰ろうとしたんだけど台風がモロ直撃。フェリーが動かず、一日延泊した。雨がぽつぽつあたってるし、前日の疲れもあったので１５時間寝て、あとはまるっきり何もせず、ハンバーグ食べて、また寝た。ほんとは「海中温泉」っていう干潮時だけ入れる露天風呂に行きたかったんだけどね。脱衣所すらない露天風呂で「ドキッ！素人女子大生生脱ぎ温泉」な現場に遭遇するやもな反面、大学生だらけで不要な心労を負いそうなリスクもあって、結局なーんもせんじゃった。
９月５日、鹿児島に帰マン（なじみのマン喫に帰ること）。





ほいでもって次の日、９月６日。
まー、ぎょうさん動いた。まずはバスに乗って、開場と同時に「知覧特攻平和記念館」へ。鹿児島の知覧は特攻隊の出撃地だった場所。現在は記念館が建てられ、隊員たちの肉筆の遺書や戦闘機が置かれている。『風たちぬ』の効果もあるのか、平日の朝早くだったけどかなり多くの入場者がいた。
ほとんど歴史的知識がなかったけど、語り手さんの解説を聞き、隊員たちの写真や遺書を見ていたら、「生きるとは」と考えざるをえなかった。もっと詳しく当時の状況を知りたくて特攻にかんする文庫本を２冊購入。移動中、夢中で読んだ。家帰ったらこのへんのこと、ちと勉強しよう。





お昼は開聞駅にある「市営の流しそうめん」に行った。指宿市が市営で運営してるのよ、流しそうめんを。なんとも不思議なスポット。卓にひとつそうめんを流すマシーンがついてるのね。異常に広かったな。





腹を満たしたら、レンタサイクルで池田湖へ。未確認生命体イッシーがいるのいないので９０年代初めに騒いでた池ね。ま、詳しくはレポをどうぞ。大うなぎはいた。
（レポ：未確認生物イッシーって結局どうなったの？鹿児島県の「池田湖」で確かめてきた）





一日の締めは指宿駅に移動しての「砂蒸し風呂」
海辺に寝そべって砂をかぶせてもらうんだけど、ポッカポカで温かいの。いやー、気持ちよかったなあ。

へい、で９月７日はひたすら移動。鈍行列車を乗り継いで、鹿児島駅から熊本駅へ。列車の待ち時間含めて６時間くらいかかったかな。
ほんでもって今日９月８日は雲行きが怪しかったので、マックに閉じこもってトークイベント「珍スポが好きすぎて日本一周しちゃったライブ」の準備をして、終わり。トークライブ、来てねー！

よっしゃ、追いついたー！