
長崎県の松原駅にある「寿古珈琲レストラン」では、コーヒーおにぎりなる料理が食べられる。コーヒーで炊いた米で、具はコーヒーの実に梅をつめたもの。カフェイン中毒者、必見!

長崎県の松原駅にあるレストラン。「珈琲レストラン」という店名のとおり、コーヒー味のご飯を提供しているのだ。東京・お花茶屋駅にある『亜呂摩』(コーヒーラーメンを出してる)といい、納豆コーヒーゼリーサンドの『鞍馬サンド』といい、コーヒー味は珍メニュー界でひとつの重要ジャンルとなってますね。

この店、店舗の横っちょにある温室で、なんとコーヒー豆の自家栽培までしてるのだ。こだわりもって自家焙煎するとこならわりとあるけど、栽培まで自分でやっちゃうなんて。とんでもないストイックさである。

自家栽培した寿古コーヒーは、輸入豆のよりちょっと高くて1杯1000円。豆の違いがわかる通は試してみてはいかがだろうか。

▲コーヒーおにぎりセット 800円
あたいの舌はコーヒー豆の違いが分かるほど肥えてないので、というか豚肉と牛肉の違いすら判別できないデタラメな舌なので、見た目に派手やかなコーヒー料理をいただくことに。
コーヒーで煮込んだチキンがのっかった「コーヒーピラフ」なる料理も気になったけど、今回はコーヒーおにぎりセットを注文した。高級レストランのごとく商品を運んできたスタッフさんが、一品一品丁寧な説明をしてくれる。


こちらがコーヒーおにぎり。コーヒーの葉の包みを解くと現れるのは、黒とピンクの握り飯。コーヒーで炊いたお米だそうだ。

具は、コーヒーの実に練った梅をつめこんだもの。プチっした食感でさわやか。
お米から漂うコーヒーの味も匂いも「言われてみれば」というぐらいのほんのりとしたもの。ほかほかおいしいおにぎりだった。

セットについてくる味噌汁。なんのことはない普通の味噌汁を装っているが、じつはこれ、パパイアの味噌汁なのだ。

青パパイアという種類だそうだが、説明を受けなければ冬瓜だと勘違いしてたね。味も食感も冬瓜そのもの。

お漬物もパパイヤ。ちょっと固めの大根って感じでフルーツとは思えない。
ここで紹介した以外にもコーヒーの若葉を添えた「緑のペペロンチーノ」、バナナと芋を具にした「バナいもカレー」なんてのもあるんで、珍食好きは行ってみてはいかがでしょ。
■「寿古珈琲レストラン」の情報■
オススメ度:★★★☆☆
アクセス:JR「松原駅」から徒歩10分
住所:長崎県大村市寿古町813-1
電話番号:0957-55-4850
営業時間:10:30 ~ 21:00(LO.20:30)
定休日:木曜
予算:コーヒーおにぎりセット800円
関連サイト:公式サイト