珍スポどころかA級もA級、日本を代表する超A級の観光地「伏見稲荷」に行ってまいりました。鳥居が山ほどあるぞ、ってのは知っていたけど、想像を超えるほどむちゃくちゃあった。
京都にある伏見稲荷は、日本全国にある稲荷神社の総本宮。奈良線の稲荷駅を降りたら、すぐ目の前に、はやくも鳥居が建っている。「外国人に人気の観光スポット」で2位とのことで、あっちゃこっちゃに外人の団体さんが写真を撮っていた。
そもそも、鳥居というのは、願い事が「通った」お礼として奉納する習慣が広がった結果だとか。
伏見稲荷には約1万基の鳥居が、参道全体に並んで立っている。
進んでも進んでも鳥居だらけ。
手水が用意されてるんだけど、描かれてるのはグレーの上っ張りが渋い、おっちゃん。
参道横っちょにあるお土産物屋さんには、稲荷にちなんだキツネ型のせんべいが売られている。
ちっさい鳥居も1万円代から販売中。
でも、屋台で売られてたのは、まったくキツネに関係ないたいやきパフェ。
ぽっかり開いた口の部分に生クリームだのバナナだのを詰め込んで、上からチョコソースをぶっかける。なんというか、すげえ苦しんで死んだ鯛にしか見えない。
ちょいと腹ごしらえして、さらに奥へ。
立ち食いならぬ、立ち占いもあるよ。
いよいよ有名な千本稲荷のゾーンに突入。
歩いても歩いても、鳥居は尽きない。
鳥居はゆるやかにカーブして。
また鳥居。
キツネばかりがフューチャリングされる境内で、犬がふて寝を決めていた。
鳥居の道は二手に分かれる。
左をチョイスし、さらに進む。
鳥居には建てられた日付と、建てた人や会社名が刻まれている。どうやら順番に建てられてるわけじゃないみたいで、平成16年のもあれば、平成25年のもある。
鳥居の奉納は随時受け付けていて、一番小さいのは17万円、大きいのは130万円オーバー。あなたも一基いかが。
またもや道は二手に分かれる。どれだけ鳥居あるんだ。
絵馬もキツネの形状していて、落書きされ放題。一番上にあるカイジはまるっきり違和感ないな、こりゃ。キツネほど顎尖ってたのか。
階段にも鳥居。
横から眺めるとこんな感じ。隙間なく埋め尽くされている。
山道になっているので、基本は登り道。15分ほど歩いてやっと4分の1時点。
頂上まで行って帰ると60分以上かかるとのことなので、ほどよいとこで折り返し。ずらっと鳥居があるのは、ほんの一部かと思ってたけど、山を丸っきり埋め尽くすほど鳥居があるなんて。こりゃあ、珍スポにしか興味ない人でも、まんず行ってみるべきですわ。
■「伏見稲荷」の情報■
オススメ度 | ★★★★☆ |
アクセス | 奈良線「稲荷駅」から徒歩1分 |
住所 | 京都市伏見区深草薮之内町68番地 |
電話番号 | 075‐641-7331 |
営業時間 | 8:30~16:30 |
定休日 | - |
予算 | 無料 |
関連サイト | 公式サイト |