池袋にあるタイスイーツの専門店。
見たことも聞いたこともない不思議な食べ物だらけだよ。
タイスイーツ専門店「バーンカノンタイ」は、池袋西口から歩いて5分、ビルの1階でひっそり営業している。
目立つ看板もなく、タイ語で店名がちょっこり書かれてるだけなので、事前情報がなければ何の店なのかまるで分からない。
ショーケースに約20種類のスイーツが並んでいる。イートインスペースは無いから、持ち帰り一択だね。
日本人には馴染みのない食い物ばっかりなので、味も名前もまるっきり想像がつかない。
店員さんは日本語を喋れないようだし、商品名も書かれてないので、「コレとコレ!」とか言いながら、指をさして注文しよう。
●4つのタイスイーツを買ってみた
今回買ったのが、上記の4点。
商品説明のパンフレットもくれたので、名前や素材と照らし合わせていこう。
▲カノム・ソードサイ
「カノム・ソードサイ」という笹の葉に包まれたスイーツ。
原材料は、小麦粉・砂糖・ココナツミルク・ココナツ。
笹をめくると、ちまきのようないい匂いが漂う。
ババロア状の外側をかじると、なかからココナツミルクが飛び出してくる。
外側のプニプニ感と、内側のシャクシャク感、2つの食感を同時に楽しめる1品だ。
▲メッド・カヌーン
まるでスイーツに見えない黄色の物体は「メッド・カヌーン」
原料は、青豆・砂糖・ココナツ。
すりつぶした豆にココナツを加えたもので、甘い枝豆といった印象。ギリギリおかずとしても成立しそうだ。
▲カノム・トム
見るからに海外のお菓子だぞー、という存在感をはなつのが「カノム・トム」
原材料は、小麦粉・砂糖・ココナツ。
また、ココナツ入ってるのかよ。
グミのようなものを甘ったるいだけのお菓子かと思ったら、意外と味がしっかりしている。
って言っても、これも、ココナツ味なんだけどね。
なんだろうな、プニプニモチモチしていて、日本のなにかで例えるなら「ういろう」が近いのかな~。
買った4つのタイスイーツのなかでは、これが一番好きだったかも。
▲ウン・ケーキ
薔薇がかわいいこちらは「ウン・ケーキ」
材料は、ココナツミルク、砂糖、シロップ、ココナツ、ゼラチン。
すべてのスイーツにココナツ入ってるじゃねえか!
べつにココナツが入ってるやつだけを、選んだわけじゃないんだけどね。
商品パンフ見たら、8割にココナツが入ってたわ。
タイのスイーツは、ココナツの力によって成立しております。
まー、ウン・ケーキは見た目重視なのかな。
味はほとんど無し、ほんのりココナツの香りがするぐらい。無味な堅いゼリーって感じ。
「ひよこ」とか「鳩サブレ」持ってくぐらいなら、ちょっと変わった手土産にどうでしょうね、タイスイーツ。
■「バーン・カノン・タイ」の情報■
オススメ度:★★★☆☆
アクセス:池袋駅から徒歩5分
住所:東京都豊島区池袋2-62-3 明輝ビル 1F
電話番号:03-3971-1518
営業時間:12:00~20:00
定休日:日曜
予算:1つ500円くらい
関連サイト:食べログ
カノムモーゲン
ルークチューブ
フォイトーン買わなかったんですね(笑)
ルークチューブは、お盆に御供えする、練りきりにそっくり。
フォイトーンは、ポルトガルから伝わった「鶏卵素麺」を、キリシタン弾圧で、タイに逃れた日系婦人が、レシピを伝えたものなんですよ!
明治になって、福岡の「鶏卵素麺」メーカーが、余った卵白でマシュマロを作りはじめ、後に「ホワイトデー」には、マシュマロを提案したんです!
そんな事を考えながら、タイのお菓子を頂くのも、一興です。
そうそう…
棚に並んでるかりんとうは、胡椒?唐辛子?が僅かに入っているので、
甘さに騙されて食べていると、そのうちヒリヒリしてきますよ~
ご注意あれ(笑)