沖縄のリゾート地・恩納村に「イチロー選手にも食べてもらいたいカレー」があるという。
イチローではなく申し訳ないが、松澤が食べてまいりました。
▲青くて美しいマリブビーチ
那覇市内から車を走らせること1時間。
沖縄本島きってのリゾート地、恩納村のマリブビーチに到着した。
マリブビーチといえば、透明感あふれるビーチと青の洞窟が有名な地帯なんだけど・・・
わたくしのお目当てはもちろん海ではございませんで、ビーチ向かいにデ~ンと構えるマリブハウスが主役なのです。
メニュー表に一瞥くれるだけで
・室伏広治ハンマーおにぎり
・キム・ヨナ選手にも食べてもらいたいシチュー
・イチロー選手にも食べてもらいたいカレー
だのと素敵すぎるメニューがずらっと並んでるわけ。
願望をメニュー名にしちゃうなんて新しいな!
当人の写真つきでデカデカと宣伝されているけど、あくまで個人的願望だから、ん~~~、セ~~~フ!!
何十枚もの「イチローカレー」が立ち並んでる光景は必見!
その後ろには同じだけの枚数「キムヨナシチュー」が控えているぞ。
お店の脇には、こんな不穏な看板も貼られていたよ。
「独自の体験から生まれた」って書いてるけど、拷問されたとしか考えられないんだけど。
ちなみに施術の条件である3点セットはハード玄米粉・黒ゴマパウダー・梅エキスのことで計16000円します。16000円です、はい。
「海とシネマが出会う店」というコンセプトらしく、店内の壁には映画のポスターが隙間なく貼られている。
店主はマイケルジャクソンがたいそうお好きなようで
「マイケルに会って来た人」<謎の死は夢の中にあった>
とかいう本を出版計画中だとか。
「マイケル あなたの才能は全ての人が認めています」という、全人類を勝手に代表した断定も素晴らしい。
絵の下には、こんなキャプションがついてたんだけど、どういう意味なのか解読できなかった。
プレスリーもお好きなようで、キャプションもそのまんまストレートに「俺の好きなプレスリー」だ。
自作のイラストに、詩も添えていた。
夕日が沈んだ後のさびしさのように俺はさびしい。
●イチローカレーを食べよう!
開けば分かるメニュー表の濃さ。この黒さから、文字の詰め込み度がお分かりいただけるだろう。
右側がメニューで、左側は店主の食に対する想いだ。
「旨いだけじゃダメ!」「食べ物で人生が変わる!」という考えのもと、長年続けてきた伊勢エビ&ステーキの主力メニューを一切無くして、イチローカレーやキムヨナシチューといった健康メニューだけに絞ったそうだ。博打うつな~~。
▲イチロー選手にも食べてもらいたいカレー 600円
大根・人参・レンコンをじっくり煮込んだカレーを、ひじきご飯にかけたもの。
イチロー選手が「毎朝カレーを食べている」と聞き、ぜひマリブハウスのカレーも食べて欲しいと命名したんだとか。
食べてみると、ルーもご飯も体に良さそうな優しいお味。いつの日かイチローに食べてもらえると、いいですね。
■「マリブビーチ」の情報■
オススメ度:★★★☆☆
アクセス:国道58号線を恩納村まで北上。山田の交差点を左折してすぐ
住所:沖縄県恩納村山田
電話番号:沖縄県国頭郡恩納村字山田3086-1
営業時間:11:30~22:00
定休日:なし
予算:イチローカレー600円
関連サイト:食べログ