沖縄恩納村のそば屋「山田水車屋」には”バンジーブランコ”なる驚愕の乗り物があるぞ!
高さ10mからすさまじい勢いで落とされる、手作り遊具だ。
いや~~~、1週間の沖縄旅行で一番楽しかったわ、ここ。
那覇市内から車で1時間ばっかし北上。
沖縄本島有数のリゾート地・恩納村に、手書き看板がトレードマークの沖縄そば屋「山田水車屋」があるぞ。
「イチローにも食べてもらいたいカレー」でおなじみマリブハウスのすぐ近くだ。
文字のかすれ具合、ど派手なカラーリングに心躍る。
一番左に書かれてる「食券機を使用で安心」ってどういうことだろ。手渡しのやりとりは不安なのか。
手作り顔出しパネルもあるんだけど、どうして新郎新婦なんだ。
無料サービスも色々あって「蝶々乱舞」「パチンコプレイ」など今回触れてない謎の催しもあるぞ。
売っているのは沖縄そばだけじゃあございません。土地も販売しております。多角化経営だねえ。
坪単価は5万円!安い!
東京なら足立区でさえ、50万以上ぐらいするからね。
●沖縄そばと関係ない無料サービスがいっぱい!
そばが出来るまで、無料サービスで時間を潰そう。
妙に本格的なマッサージ機があったり・・・
弾き放題の三線があったりする。
無料じゃないけど、1日100円でやぎを預かってくれるんだって。犬猫っつうんなら分かるけど、やぎって。すげえニッチな商売だけど、預けに来る人いるんかな。
ここんちが飼ってるヤギは3頭いて、2ショット写真を撮り放題だ。
納屋では、グラスや皿が5個300円の大特価で販売中。
↑ということは、せともの以外はユーズドな訳ね。
敷地の片隅には観音さまもいるので、買う前に願い事をどうぞ、もし
もし以下が気になるぞ!
セルフサービスの給水器には、ペンチが挟まれたままであった。
●そばを食べたら、空を飛ぼう!
▲水車小屋そば 600円
炙り骨付き肉が入った沖縄ソバは600円也。よもぎやレタスを好きなだけトッピングできるよ。
ひとしきり園内を撮影し、ゆったりとソバをすすっていると
「食べたら、バンジーブランコ乗らない?」
と店長さんからお誘いが。
どうやら、この看板に書かれてる、500円のバンジーブランコのようだ。
そんなのもちろんやるに決まっている。
「はい!乗ります!乗ります!」
とさっさと食事を済ませ、店舗裏へと誘導されると・・・
▲バンジーブランコ
目の前に現れたのが、こいつ!!
でかっ!!
カラフルっ!!
高さ10mを超える細長い棒から、頼りなげなシートがぶら下がっている。
既存のアミューズメントパークでは絶対に存在し得ない、DIY精神ほとばしりまくりの逸品だ!
ブランコのすぐ後ろは、かなり深さのあるお堀。つまり、崖っぷちに立っている。
2013年12月に書かれたDEE沖縄さんの記事には登場してないので、かなり最近完成したようだ。
店主いわく「重機使って、みんなで作った」とのこと。
だ、大丈夫なのか、これ…
はたして安全なんだろうか…
乗ろうかな、辞めようかな…
乗った。
↑
動画で撮影した。
予想外の激しい動きなんで、もしよろしければご覧いただきたい。100秒ぐらいだし。
「動画見れないよ」って方は、一連の流れをキャプチャーでどうぞ。
モーター駆動でワイヤーを巻き、角度60°まで上空へ。
席のうえから垂れ下がってるレバーを引っぱると
ドガガガガガガッ!!!!
っと落雷にでもあったような轟音が鳴り響き、まっさかさまに落ちていく。
もっとゆるやかにプラ~ンプラ~ンっと揺れるのかと思いきや、とんでもない初速!心臓がギュッと縮まった。
はたから撮影していた友人いわく、見た目の手作り感と爆音のギャップが激しすぎて「やっぱり壊れた!!!松澤、死ぬ!!!」と直感したそうだ。
衝撃体験を終え、ブランコから降りると、店長さんから
「サービスするから何度でもやっていいよ」
とのありがたいお言葉をいただく。
友人2回、私1回の計3回乗せてもらった。
▲おにぎり?
バンジーブランコ代を払おうとすると
「いいよ、いいよ、お金なんて!」
と受け取ってもらえず、それどころか
「バンジーブランコやってくれた人には、おにぎりをサービス!」
と、上記写真のご飯を出してくれた。
お、おにぎり?
いや~~~っ、1週間沖縄滞在して、あちこち行ったけど、これが一番面白かったかも!
恩納村を通ることがあれば、ぜひチャレンジしてみてね。
■「山田水車屋」の情報■
オススメ度:★★★★☆
アクセス:那覇市内から車で1時間ちょい
住所:沖縄県国頭郡恩納村字山田1309-1
電話番号:098-965-4757
営業時間:10:00~日没
定休日:なし
予算:ソーキそば600円
関連サイト:食べログ、DEE沖縄
いいですねぇ~、こういう現実にあるバグみたいなものw