JR新小岩駅には”イワシだけに特化した小料理屋”があるという。その名も「いわし博士」。
寿司ネタでも主役級に扱われるマグロやらサーモンっちゅうんなら分かるけど、脇役気味のイワシがフューチャーされるなんて。さっそく食べてまいりました。
※閉店しています
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「いわし博士」は世にも珍しいイワシ専門の小料理屋さん。JR新小岩駅のアーケド商店街を抜け、住宅街のほうへちょいと歩いたとこにあるよ。
ご主人さんはもともとは、長年、料亭で修行を積んでいた方。この地に店を開いて今年で27年目だとか。
店内はカウンター10席と、小上がりに2つのテーブル席。
実はこのお店、僕の実家から近くって、子供のころ親に連れられて、しょっちゅう行ってたんだよね。かれこれ20年ぶりの再訪だったけど、内装とか変わりなくって懐かしかったなあ。
ご主人がご高齢ということもあってか、現在は予約での営業のみ。1日2～3組だけしかお客さんを取らないそうだから、行きたい方はかならず事前に連絡しとこう。
いわしメニューはざっと20種類ほど。
さし身や味噌煮といった定番料理はもちろんのこと、餃子とかイワシ丼っちゅうオリジナルメニューもあるよ。
「お任せで３品ほど作りましょっか？」と提案されたので、今回はご主人に委ねてみた。
●イワシ料理は意外にもオシャレだった！
▲鰯とサーモンのマリネ
最初に運ばれてきたのが、鰯とサーモンのマリネ。
てっきり和な料理がくるもんだと思ってたから、意外だね。
ドレッシング代わりに、オリーブオイルとチーズがかかったマリネをぱりぱりといただく。
▲鰯の刺し身
お次は、さし身。やっぱイワシといえば、さし身でも食べたいもん。
「鮮度はすっごくいいんだけど、まだ脂のノリが完璧じゃないんだよね。あと2週間後、5月頭くらいが一番旨いよ」
とおっしゃっていた。さすがイワシ博士、1週間単位で旬を掴んでるんだなあ。
▲アサリの酒蒸し
「イワシじゃあないけど、深川でいいのが仕入れられたから」
とアサリの酒蒸しがドンっ。
ハマグリと見まごうばかりにプリプリと巨大な身をしていた。
▲鰯のブルゴーニュ風フライ
締めはブルゴーニュ風フライ。インゲンを添え物に、タルタルソースっぽい甘いソースがかかっている。
イワシ料理の珍しさからか外人のお客さんが多くって、いろんな国の料理をだしてるんだって。丼一杯のご飯を、むしむしと貪れる旨さであった。
２人で行って、お酒飲んで、お任せ４品食べて5000円ほど。いわしがお好きな方は、予約を一本いれてからどうぞ！
※閉店しています
■「いわし博士」の情報■
オススメ度：★★★☆☆
アクセス：JR「新小岩駅」から徒歩10分
住所：東京都江戸川区松島4-44-8
電話番号：03-3655-5561
営業時間：17:00～21:00
定休日：水曜
予算：-
関連サイト：食べログ
