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群馬県前橋市の国道353号線沿いにある「創作めん工房 藤家」は、元写真家のオーナーが独特なラーメンを開発しまくってるお店。シチューラーメンとか生姜焼きラーメンとかすき焼きラーメンとか、ここでしか食べれないメニューのオンパレードだ。
 

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▲藤家

群馬県前橋市・国道353号線沿いの「創作めん工房藤家」は、ここでしか食えない独創的ラーメンをたくさん出している。



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ベンチでお客さんを出迎えてくれるクマのぬいぐるみ。雨だったので律儀に傘をさしていた。



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入口横には野外ライブスペースもある。デュオが歌うのにちょうどいいサイズ感だ。



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店内の四方の壁には、店長さんが撮った写真がびしーっと貼られている。どれもこれも”作品”と呼ぶにふさわしい出来栄えで、到底素人が撮ったものとは思えない。
というのも、ここの店長さん、40年間写真館を経営していたゴリゴリのプロなのだ。知り合いの店舗が空くというので、60歳から心機一転、ラーメン屋を始めたんだとか。とりわけラーメン修行をしたわけじゃないことが、逆に独創的メニューの開発へと繋がっているようだ。



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備えつけのテレビでも、写真のスライドショーを流している。
写真をじっくり鑑賞してたら、満面の笑みを浮かべた店長さんがやってきて、小さな紙とペンを渡された。なんでも現在、写真をとりまとめたホームページ作ってるらしい。「出来上がったらさ、QRコードを印刷したハガキ送るから住所書いてよ」とのこと。QRコードを印刷したハガキか。ハイテクなんだかアナログなんだか分かんないな。



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感想ノートもあったが、「マンガは書かないでネ」と表紙で2回も念を押している。
写真はいいけど、マンガはダメ!



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「最近、絵をはじめたんだよね~。夢を描いてるの。見て、見て~」とイラストボードを数枚持ってきてくれた。とてもシンプルなイラストなのだが、描き慣れてないので、1枚仕上げるのに1週間ほどかかるそうだ。
上記イラストは「工事現場の作業中、突然セメントが足りなくなる絵」である。窓をセメントで作っていたのだろうか。



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「慶応大学でテニス部を設立。とりあえずコートをつくる。」
という、えらく具体的なイラストも。どんなもんか期待して見てみると・・・。



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完全に卓球をしていた。






シチューラーメンを食べてみた

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▲牛すじラーメン 950円

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そんなこんなのやり取りをしつつ、店長さんが1人で作ってるから、ちょっと時間はかかりつつも、注文したラーメンが続々運ばれてきた。
まずは、すきやきラーメン。しらたき、豆腐、椎茸、長ネギなど定番のすき焼きの具のなかに、麺が放りこまれている。生卵付きで、汁もすき焼きそのもの。締めでラーメン食ってる感じだ。溶き卵につけて食べれば、いい味変になって、2度美味しい。




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▲生姜焼きラーメン

お次は生姜焼きラーメン。
生姜焼きの厚い豚肉が何枚も乗っかっている。玉ねぎも丸々1玉入れてるんじゃないかってぐらい、大量イン。スープも生姜味になっていて、いままで飲んだことのないテイストだ。少々塩味が強いけれど、これはこれで旨い。



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▲シチューラーメン 800円

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でっけえ丼に大量に注がれてきたシチューラーメン。



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じゃがいもやブロッコリー、にんじんなどがゴロゴロ入ってて、薬味としてコショウを振りかける。



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味はシチューそのもので、麺によく絡む。
まー、カレーラーメンがあるんでね、シチューラーメンてのも有りっちゃ有りですわ。



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▲牛すじラーメン 800円

変わり種以外には牛すじラーメンなんてのも。牛すじが柔らかくって甘くって、これね、むちゃくちゃ旨かった。



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食卓を俯瞰で撮ってみたんだけど、ラーメン食べてるようには思えない光景だよね。



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一緒に行ったなかに女性が1人がいたんだけど、「はい、あげるね」と店長さんがお花をプレゼントしていた。さすが写真家、女心を掴みにくるな。







「藤家」の情報
オススメ度:★★★☆☆
アクセス:渋川駅から車で10分くらい
住所:群馬県前橋市富士見町石井2412
電話番号:027-288-8030
営業時間:11:00~14:00,17:00~18:00
定休日:月
予算:シチューラーメン800円
関連サイト:食べログ