沖縄県金武町にある「ゴールドホール」は盆栽と庭園と鍾乳洞を一挙に堪能できるカフェである。
この取りとめのなさが、なんだか沖縄っぽいんだな。
▲ゴールドホールカフェ
米軍キャンプがすぐそばにあるので、沖縄県金武町はガタイのいい外人さんがいっぱいいる。
そんな外人さんだらけの町にあって、ゴールドホールは鍾乳洞と盆栽と大庭園をウリにしているカフェなのだ。「鍾乳洞・盆栽・庭園CAFE」と決して混ざり合うことのない4つのエレメントが一体となって、世界を構築している。
沖縄で超有名なタコスライス屋「キングタコス」。その創業者の邸宅を改装したものなんだって。オーナーのおじいさんが集めた、盆栽や海辺で拾った石、流木などを展示しているそうだ。個人博物館みたいなもんですな。
沖縄で超有名なタコスライス屋「キングタコス」。その創業者の邸宅を改装したものなんだって。オーナーのおじいさんが集めた、盆栽や海辺で拾った石、流木などを展示しているそうだ。個人博物館みたいなもんですな。
▲カフェコーナー
入口をくぐると現れたるは、カフェコーナー。
のっけからして、いままで行ったことあるカフェと全然違う。やけにウッディーだし、中国っぽさがある。カフェ特有の落ち着く空気感なんてものは微塵もない。
受付で入場料800円を支払い、カフェを抜けると・・。
「鍾乳洞へ→」
の張り紙がある。
順路に従って歩いてこう。
オーナーのじいちゃんが海辺で拾ったという、流木の部屋だ。
マムシ酒も展示されていた。
謎の岩にかこまれた狭い通路を抜けると・・
大庭園が現れる。
「自由なカフェだな~」と思っていたら、自由の女神もちゃんといる。
噛まれたらやっかいな病いをもらいそうなシーサー。
大庭園のそこかしこにテーブルがあった。
おそらく以前はここもカフェスペースとして使ってたんだろうけど、今は店員さんが誰もいないので注文をすることは不可能だ。
大庭園を突き進むと、かなり立派な鍾乳洞がある。
鍾乳洞の次は、木の皮を貼りつけたゾーンだ。
目まぐるしく変わるコンセプトに、頭がまるでついてかない。
そして、盆栽エリア。
ざっと見ただけで500個以上はあったかな。こんだけの盆栽を手入れしてんだから、たいしたもんである。
最後は完全に人んちみたいな和室を通って、カフェエリアに戻る。カフェではタコスも食べられるぞ。
この取り留めのなさが、なんだか沖縄っぽいな。
この取り留めのなさが、なんだか沖縄っぽいな。
■「ゴールドホール」の情報■
オススメ度:★★★☆☆
アクセス:那覇から車で1時間半ぐらい
住所:沖縄県金武町金武4272-1
電話番号:098-968-3546
営業時間:9:00~20:00
定休日:なし
予算:入場料800円
関連サイト:DEE沖縄
沖縄だし。