
沖縄の「いこいの駅いずみ」ではヘビ対マングースショーが観れるぞ。といっても、動物愛護法の都合上、資料映像だけど。いろんなヘビとキッスもさせてもらえる。

沖縄県は名護市内から車で20分ほどの場所に「いこいの駅いずみ」はある。
食堂でご飯を食べたり、お土産コーナーがあったりする道の駅みたいなとこなんだけど、1日6回「ハブとマングースショー」も行っている。さすがは沖縄。

見晴らしデッキからは、雑草と一般家屋が展望できるぞ。

▲ショースペース
平日の昼間ということもあって独占状態だった。

司会進行の館長さんがやってきて、ほぼマンツーマンでの「ハブとマングースショー」がはじまった。
●蛇とキスしよう!

出てくるやいなや、カゴの中からヘビを取り出し、さっそく首に巻きだした。

そんでもって、ほっぺにチュッ。
少女マンガなら15巻は使うぞ、って展開をわずか登場から1分でこなす。

「君たちもキスするといいよ!」と首にまいてくれる。私のほっぺはお気に召さなかったようで、顔面をスルスルと素通りしていった。
●ハブの牙から毒を出そう!

お次は、猛毒をもっているハブの登場だ。

表情の恐ろしさが、さきほどのヘビとはまるで違う。キスなんてしたら唇ごと持ってかれそうだ。

鉄の棒に牙を引っかけると、先端から液体からポタポタ落ちているのが分かる。

これがハブ毒ね。

ハブの体も触らせてくれる。ビビって腰が引けまくってしまった。
ハブとの触れ合いが終わると「ハブの身を擦りつぶした粉が入ってるハブキャンディ!普通7個800円で売ってる代物が、ハブ粉の製造元だから15個400円で提供しちゃう!45個なら1000円だよ!」といきなり宣伝を挟んできた。長尺のYOUTUBE動画見てるときみたいだ。
●ハブ対マングースは映像で見る!

ハブキャンディーの宣伝が終わったら、お待ちかねのハブ対マングース。
なんだけど「動物愛護法が変わって、異種間の動物を戦わせると罰金100万円取られちゃうんだよ!だから、映像でご覧ください!」とスクリーンにハブが映しだされた。

対峙するのはマングースだ。

睨みあう両者。
ネイチャー番組の一部なのかな。


勝負は一瞬でついた。マングースがハブをねじ伏せていた。
●白蛇ともキスをしよう!

5分ほどの映像を見終えたら、本物のマングースを持ってきてくれた。こんなに可愛い生き物があんなに強いなんてねえ。コブラにすら勝つぐらいで、対ハブ戦はほぼ無敗だったそうだ。

マングースを眺めていると、またもや宣伝。「世にも珍しい金色のハブの革で金運アップ!全国から送ってというお客さんが絶えません!」とハブ皮を猛烈アピールしていた。ショーの3分の1ぐらいは自社製品の宣伝ときわめて潔い。すべてお土産コーナーで購入可能だ。

最後、白蛇とキスをして終了。笑顔でピースを作らなければ、キスをやめてくれないぞ。
■「いこいの駅いずみ」の情報■
オススメ度:★★★★☆
アクセス:名護から車で20分ほど
住所:沖縄県国頭郡本部町伊豆味2821-2
電話番号:0980-47-3601
営業時間:10:00~18:00
定休日:なし
予算:ハブとマングースショー300円
関連サイト:公式サイト